SX300シリーズは結果が出やすいラケット?
SX300ツアーとは昨年秋の楽天オープン会場での良い感じの出会いから
の付き合いでしたが、最初のうちは他のラケットに比べてもなかなか
調整が決まらず結構手こずったりもしました。
しばらく使ってみた今の正直な感想を一言で表すとしたら、前シリーズと
比べてバボラのラケットっぽくなった、という感じでしょうか。
今作からダンロップブランドのラケットとなったわけですが、前の
スリクソン時代の独自の落ち着いた打感から、ボールの飛びを優先した
より万人向けのラケットに変わったような気がします。
なので新たなSX300シリーズは前のスリクソンCV3.0の頃よりは試合で
結果を出しやすいラケットになったのではないかと。
CV3.0は打感が柔らかく落ち着いた打感で打ちやすいところもありますが
その引き換えとして少しパワーがスポイルされているように感じてしまう
ところもありフレーム厚が最大26mmあるフレーム厚のラケットというより
24mmぐらいのパワーレベルのラケットように感じてしまうところも。
この辺が他社のいわゆる黄金スペックゾーンのラケットにはない魅力
でもあり、逆に人を選んでしまうようなところだったように思います。
新しくSX300になっては打感は多少、、になったもののCV3.0の
ソフトな打ちやすさは継承しつつ、新たな人を惹きつけるように
弾道補正機能などの新しい試みも施し、ちょっと弱いところでも
あったボールのパワーもアップして他社との競合にも勝てるような
ラケットになったのではないでしょうか。
ただバボラのピュアドライブ、ピュアアエロにも勝てる、これからの
ダンロップの屋台骨を支えれる、売れまくる黄金スペックのラケット
の域にはまだ少し足りないところもあるような気もします。
やはりハードヒット時のパワー、スピン量などではまだバボラの
ラケットの方がちょっと上のような気が。
次回に続きます