ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

テクニのT-ファイト315XTCと305XTCどっちが良い感じ?

2019-07-12 09:54:33 | テニス

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ガットが縦2本多いだけで結構違う?

 

 

315XTCと305XTCのどちらかを選べと言われたら、、難しい選択ですが

シングルスなら305XTC(18×19) で、ダブルスなら315XTC(16×19)

の方を選びたいというような感じでしょうか。

両方のラケット共、改造して重さを変えガットも違う状態だったので純粋な

比較ではなかったのですが、大体の感じとしては、、、

 

サーブの威力とコントロール 305XTC

ストロークの安定性とスピン量 315XTC

ストロークの一発の威力とコントロール 305XTC

ボレーの安定性、威力、コントロール 引き分け

打感の柔らかさ 315XTC

面安定性 僅差で305XTC

個人的な好み 305XTC

 

正直、シングルスでもビッグサーバーが相手なら305だと厳しいところも

あるのでガットのパターンが荒くてリターンが楽な315を選びたい感じです。

305XTCの方で軽く面を合わせて返したリターンだと、どうしてもボールが

軽く浅くなりがちで、その後に相手にしっかり打たれて主導権を奪われてしまい

劣勢になりやすい感じでした。やはり厚い当たりで打ててない時は縦が18本の

パターンのラケットの誤魔化しが効かないシビアさが出ますね。

 

 

左が315、右が305。縦の間隔は305が狭いけど横は19本なので両方同じ。

 

305を使っていて一番武器になったのは自分から攻めて打てている時の

ボールのコントロールでした。

特にサーブではその恩恵が大きく、フラット系で打つ1stサーブは

いつもより強気でいけました。

2ndサーブは回転系になるので305だと少し回転量は落ちてしまいますが

しっかり打てている時はコントロールも効くのでなんとかなりました。

 

305と315を比較してきましたが、両方とも基本的にソフトな打感でボールの

飛びも悪くなくスピン性能もあり、デザインと機能性も高いという、とても

素敵なバランスの良いラケットでした。

個人的に今は肘が少し不調なので、次の日に肘が痛くなる心配がほぼ無い

ラケットというのは非常にありがたいです。

肘の調子次第ですが、近いうちに315の方にポリファイバーのエボリューション

を張ってみてガットの性能とラケットの特性がどう変化するかやってみたいと

思います。


テクニファイバーのT-ファイト305XTCを試合で使ってみた!

2019-07-11 09:30:38 | テニス

 18×19のパターンでもソフトな打感!

 

 

16×19パターンの315と比べて305はどうなのか?試合でも使ってみました。

まず一番違いを感じたのはサーブでした。305XTCの方が安定感がありました。

305の方はストリングパターンの密度が高い分、ボールを潰しやすく

フラット系のサーブの威力とコントロールが良かったと思います。

 

そしてボレーはガットの間隔が狭いため305は飛ばなくてキツイかなと

思っていましたがそういうこともなく、ちょうどいいボール持ちのおかげで

タッチを出しやすく、ボールの深さのコントロールが楽でした。

 

ストロークは謎なのですが、同じく重く改造した315XTCよりも何故か

ラケットが振り抜きやすい感じ?のセッティングになっていたので

気持ちよく打てました。

やはり18×19パターンだとボールが潰しやすく積極的に厚い当たりで

打っていけるので良いですね。

 

ただやっぱりスライスはストリングパターンが荒い、315XTCの方がボールの

引っかかりや伸び、安定性は良かったようです。

やはり強い人のサーブのリターンや、プレッシャーのかかる場面での攻守の

バランスを考えるなら16×19パターンの315XTCの方を使った方が楽な部分は

確かにあるので、試合に勝つことを優先するなら、305より315になると思います。

 

特性は少し違いますが両方とも基本性能が高く良いラケットです。

次回、少し頭を整理してどちらが自分に合っているのか考えてみます。


テクニファイバーのT-ファイト305XTCを打ってみた!

2019-07-10 09:47:23 | テニス

ガットが16×19パターンの315XTCとの違いは?

 

 

いよいよ今夜は錦織選手対フェデラー戦ですか。見ているだけでこちらの神経が

やられてしまう試合になりそうな予感が。

 

 

軽く打ってみました。改造しラケットは重くしてあります。

ガットはAKプロ17を52pで張りました。

やはりストリングパターンが18×19というのが一番ラケットの性格に与える

影響が大きいようで16×19パターンの315の方より打感がカチッとしています。

ボールの軌道も低く出やすい感じでした。

なので個人的にフラット系の厚い当たりで打つのが好きなのもあって、315より

305の方が感触が良い感じでした。

 

スライス、スピンのショットはやはりパターンが荒い315の方が引っ掛かりが

良いという感じで、305の方はどうしてもボールが低い弾道になりやすく

スピンも少し引っ掛けにくい感じもありました。

ただ元々打感がソフトでボール持ちが良いフレーム特性のラケットなので

18×19のパターンでも早いスイングスピードで打ってしまえばホールド感は

出てくるので、スライスやスピンが打ちにくいという感じはありませんでした。

 

この辺はテクニファイバー独自の縦が18だと普通は横は20本にするところを

19本にしているところが多少影響しているのかもしれません。

ホント昔からテクニファイバーは縦18本でも横は19本っていうので中途半端

というかちょっと変わったメーカーだなぁと思っていたのですが、スライスは

縦ではなく横ガットで引っ掛けるような感じで打つのが良い、という話も

ありますし、縦18本でも横は19本というのが意外と流行ってこれから

他のメーカーも追随したりして。

 

315XTCと比べてコントロールだけではなく、若干面安定性も高くなっているような

気もするので、引き続きもうちょっとしっかり打ってみてどうなのか

確かめてみたいと思います。


テクニファイバーのT-ファイト305XTCを改造してみた!

2019-07-08 17:13:42 | テニス

18×19パターンなので張るガットを迷いました。

 

 

ウィンブルドンもミドルサンデーが終わり、いよいよ後半戦。

今夜これから錦織選手の試合もありますし、益々寝不足の日々が続きそうです。 

 

 

Tファイト305XTCを色々改造するにあたり、一番悩んだのはガットでした。

肘が本調子なら柔らかいポリファイバーのポリガットを緩めに張るところ

なのですが振動がこないXTCシリーズとはいえ、今はまだ怖いところもあるので

ゴーセンのAKプロ17を52pで張ることにしました。

AKプロ17はウィルソンのブレード18×20の方にも張って使っていて

個人的にはとても良いマッチングだと思っています。

でも肘が本調子なら先日新たに導入してみたエボリューションを張ってみる

ところだったのですが、、。

 

305gでは軽すぎるのでグリップ内とフェイス周りにオモリを仕込みます。 

 

グリップをウィルソンのレザーグリップに交換。

 

今回の調整で358gに。

 

305XTCは315XTCと比べてストリングパターンが縦16本から18本に増えて

いるだけではなく、フレーム内に特殊なデバイスが搭載されている部分も

1箇所から3箇所に増えていて構造も違うということなので、それが

どんな感じで打ち味に影響しているのか楽しみです。


テクニファイバーのT-ファイト305XTCをゲットしてみた!

2019-07-07 09:31:42 | テニス

ストリングパターンが18×19。

 

 

Tファイト315XTCがとても打球感がマイルドで気に入っているのですが

もう少し打ちごたえもあってコントロールも良さそうな18×19パターンの

305の方を使ってみたくなりました。

更に315と305は重さとストリングパターンだけが違うだけでなく

TEi社の提供する強化カーボンXTCの搭載が1箇所しかなかった315に比べて

305ではフェイス部分にも搭載されて合計3箇所に増えているんだとか。

そうなってくると315と305はただのストリングパターンと重さの違い

だけではなく、基本的なラケットの特性もかなり変わってるんじゃないかと。

 

メーカーは違いますがヘッドのグラフィンタッチがグラフィン360に代替わり

した時の変化と似ています。

更に興味深いことにこの変化は、今度出るバボラの新しいピュアストライク

でも似たような形で革新的なテクノロジーとして搭載されたようです。

振動吸収性や面安定性に効果が高いデバイスをグリップの上のところの

箇所に1つだけではなくフレームのフェイス部の、時計でいうと3時9時12時の

部分に複数搭載するというのはメーカーを問わずに最近のトレンド?

にもなっているようですね。

 

元の305gでは少し軽いので次回色々と改造してみたいと思います。