ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

ブリヂストンがテニス事業から撤退!?

2020-04-21 18:54:09 | テニス

 

 

とても残念なニュースです。

ブリヂストンさんがテニス事業から今年いっぱいで撤退してしまいます。

スポーツ部門は今後ゴルフ事業の方に集中するようです。

日本におけるテクニファイバー商品販売に関してはラコステが事業を

引き継ぐんだとか。

ブリヂストンさんのテニス事業に関しては前から色々と噂はありましたが

もしかしたら今回の新型コロナウィルスの世界的大流行が決定的な影響を

及ぼしてしまったのかもしれません。

素晴らしい製品を出していたメーカーだけに今回の決定は本当に残念です。

 

https://www.bs-tennis.com/information/200421.php


ヘッドのグラフィン360スピードMPを調整してみた!

2020-04-21 10:15:56 | テニス

 

 

ヘッドのグラフィン360スピードMPを今回は主にグリップ周りを

自分の好みに合わせて調整していきます。

どうしてもリバースカラー的な感じに見えてしまう最新のグラフィン

360+の方のスピードに比べて、360の方は黒の部分が多い分引き

締まって見え、実際のサイズより少し小さく感じるような感じも?

 

注目のグロメットホールですが横のクロスは結構大きめの設計に

 

縦のメインのグロメットホールも大きくホールド性重視の設計

 

ここから少々手間がかかる作業工程に入ります

 

元グリを取った後に残った両面テープを綺麗に

(※これがヘッドの両面テープだとちょっと面倒?)

 

元の重さが軽めなのでしっかりオモリを仕込みます

 

今回は普通のウイルソンのレザーグリップを使用

 

ドライタイプのオーバーグリップを巻き今回の作業は終了

 

今回のグリップ周辺の調整は最終的に324gで完了しました。

個人的に注目はグロメットホールだったのですが、ちょっと前に使った

MXG1と比べるとホールの大きさは小さく縦長形状でもないので

どうやらホールド性が大き過ぎるということはなさそうです。

 

ヘッド独自のラケットのパワーの指標CPIによればスピードMPは

エクストリームPROと同じ500ということなので、非常に良い感じ

で使っていたエクストリームと同じガットを張ってみようと思います。


ヘッドのグラフィン360スピードMPはどんな感じ?

2020-04-19 08:17:49 | テニス

ヘッド 2018 スピードMP

100インチ,300g,320mm,16/19,23mm

 

 

名だたる契約プロも使用していて、ヘッドさんの看板を背負っていると

言っても過言ではない、あのジョコビッチ選手も使用しているという

スピードシリーズ。

実は過去には色々とあったりするラケットだったりします。

 

話はちょっと脱線してしまいますが、昨年の楽天オープンで見ること

が出来たジョコビッチ選手はホントに気さくで良い感じの人でした。

ファンサービスなどに費やす時間の長さが尋常ではないなと。

錦織選手と対戦する時ももうちょっとその優しさが出てくれると

良い感じなのに、なんて思ってしまったり。

 

話を戻して、そう正直なところヘッドのスピードシリーズは本当に

長らく鬼門的なラケットでした。

硬くて、飛ばなくて(※PRO)ボール離れが早い、おまけに面が100インチ

という感じで苦手な要素がてんこ盛りで、避けていました。

でも魚心あれば水心、ということで実は今まで何度も初代スピードの

頃からチャレンジしていたのでした。しかも主にハードなPROの方を。

 

その度にやっぱり合わない、ということを繰り返していたのですが

グラフィンタッチシリーズのスピードが出た時に、もうこれで最後

という覚悟でMPとPROの両方を試しました。

MPの方は見た目に惹かれてズべレフ選手カラーのモデルの方にして

PROの方も気合を入れて頑張ってみたものの、両方ともガットを

色々と工夫をしてもやはりラケットの特性が自分には合わないという

結論に達し、それ以来スピードシリーズとは疎遠に。

 

それからはヘッドさんのラケットといえばプレステージシリーズ一筋

という感じでしたが、そんな関係にも雪解けの気配が。

ヘッドさんが見た目だけでなく実力も伴ってきたズべレフ選手のために

グラビティという全く新しいシリーズを立ち上げたことによりスピード

シリーズはグラフィン360世代から大きくラケットの基本設計を変更し

スピードシリーズのフレーム厚を23mmと+1mm程上げて飛びを改善し

更にグロメットの工夫でボール持ちを上げてスピンをかけやすくなった

だけでなく打感もかなり柔らかく感じるように仕上げ、正面からの

フレーム厚は少し薄くしてラケットの振り抜きも改善したのだとか。

 

でも過去に色々あったせいで根本的にスピードシリーズは信用出来なく

なっていたので、良さそうな情報はシャットダウンして耳を塞ぎ、G360

世代のスピードはつい最近まで完全にスルーしてしまっていました。

おかげで自分にとって最良のラケットを探す旅はかなりの遠回りをして

しまっていたのかもしれません。

 

ヘッド独自のパワーレベル的指標CPIによればG360スピードMPは500で

これはエクストリームPROと同じ数値ということに。

一方G360スピードPROでもCPIは300という事であのプレステージの

PROと同じ数値となりました。CPIによれば設計が変更されたG360世代

からのスピードシリーズはだいぶ敷居が下がったことになります。

個人的に注目はグラビティのTOURで、CPI数値が300というところ。

購入していたPROの方は200だったので、これはもしかしてTOUR

の方が自分にとっては適性が高い可能性が?

 

という事でここ最近までスピードシリーズはブロックしていたのですが

一つの転機として、G360エクストリームプロを使用してみたら

黄金スペックが苦手なのにこれが想定外のレベルでパワー面でも

抑えが効き、スピン量の調整のし易さは言うに及ばずでとても

使いやすく目から鱗が、という事でCPI数値が同じ500になった

G360スピードMPのことが過去に色々あったにも関わらず気になり

始めていたのでした。

 

それにしてもヘッドさんはグラフィンタッチからのグラフィン360

へのモデルチェンジは個人的には軒並み大成功しているような印象が。

プレステージMPは360世代を一つ飛ばして360+デビューでしたが

ラウンド形状化とフェイス面積アップの効果もあって非常に良い感じ

でしたし、エクストリームPROも、ボール持ちと打感の柔らかさが

良くなって使える適性プレーヤーの敷居が下がり万人向けとなり

より使い易くなっていたように感じました。

ということは、自分的に鬼門的な存在だった、あのスピードシリーズ

だって良くなっている筈、と考えるのも無理からぬ事でした。

 

丁度最近新しくG360世代の正常進化版の新G360+スピードシリーズ

が出たのですが、どうもカラーデザインがリバースカラー的なのも

個人的には微妙というか、G360版の方が黒が多く締まった感じで

好ましい気もしたし、一つ前のシリーズという事で価格も

リーズナブルだったので、敢えてG360の方のスピードMPを

ゲットしてみることに。

 

という事で使っている人の評判もとても良いグラフィン360

スピードMPをしっかりと調整して使ってみたいと思います。


プリンスの2018ビースト98 o3をしばらく使ってみた感想は?

2020-04-17 09:51:08 | テニス

 

 

もうすぐ来月の5月に2020年版のATSが搭載された最新のビーストの

98の方が出るとの事ですが、そういう微妙なタイミングで2018

ビースト98 o3をしばらく使ってきました。

個人的に超良い感じだった100の方の面サイズ少し小さくてボールが

ちょっと飛ばない版ぐらい?と思っていたら実際はかなり違ってて

なかなかに厳しいラケットでした。

 

という事でトップをもう少し重くしたらもうちょっとパワー的に安定して

使いやすくなるかも、と思いオモリを足して使ってみました。

少々オモリを足しても空気抵抗の少ないo3のおかげで操作性はそれほど

変わらず、パワーが出しやすくなって前よりはちょっとは良い感じに

なったような気がしました。でもやっぱり色々と思うところがあり、、。

 

トップを重くした効果でパワーは出やすくなった?

 

2018ビースト98 o3が色々と難しかったのは、最新機能のATSの有無

などの小手先の機能は関係なく、スペックによるラケットの基本的特性

の影響が大だったように感じました。

横のクロスガットが20本あり、ピッチも真ん中付近が細かくなっている

のが効いていて、飛びもスピンもまるでガットが18/20のパターンの

ラケットに近いようにも感じました。

フレーム厚も25-23-22という変則フレーム厚でトップ部だけ厚くて

シャフト部あたりは22mmぐらいという事で、パワーも中厚ラケという

より薄ラケのようでした。

 

個人的にビースト98 o3の一番の違和感は飛びは薄ラケのレベルなのに

ラケットの先端の部分フレーム厚が25mmと厚いのでラケットの走りが

鈍くなってしまい、振り抜きは空気抵抗が少なくなるo3の効果があっても

少々厚ラケっぽくて、そこに違和感を感じてしまいました。

 

基本的にビースト98 o3に期待したのは100より少し打ちごたえがある

ぐらいのレベルだったのですが、実際打ってみると同じプリンスの

ツアー95と同レベルかそれよりも厳しかったという。

であれば、打感も飛びも素直で良い感じのツアー95の方を選びたく

なってしまうのが人情です。

本当に個人的な意見ですが、ビーストは100と98をもうちょっと

差が少ない感じで棲み分けをしてくれてたらなぁと。

 

 

という事で個人的にビーストシリーズの98インチならこれぐらいの

スペックなら丁度良かったのでは、というのを。

勝手に自分に都合の良いスペック、ぼくのかんがえたビースト98 o3

を言ってしまうと、まずフレーム厚は24mm〜23mmフラットぐらいで

ストリングパターンは16/20ではなく、16/19ぐらいで間隔もセンター

フォーカスがもう少し粗ければ、もうちょっと振り抜きがもたつかずに

シャープで、飛びもスピンも程よくなっていたと思うんですけどねぇ。

というかフェイス面積も98ではなく100でも良いのではと。

そう、ぶっちゃけたことを言えばスペックは某H社さんのスピードMP

とPROのような関係性でいいんじゃない?っていう。

 

その某ヘッドさんが、面サイズとフレーム厚さは変えずにスピードMP

(16/19)とスピードPRO(18/20)と出しているように、ビーストも

MPとPROにしちゃって、ストリングパターンと重さだけを変えて

出すというのも棲み分け的には結構良いかもしれません。

ただその場合、今時そんな一部の人にしか好まれない18/20パターンの

ラケットを売るにはヘッドさんのスピードPROのように広告塔として

ジョコビッチ選手のようなカリスマ性がある使用プロが欲しいトコです。

(でもスピードPROはジョコビッチ選手が使用してない疑惑があるとか)

というか、今プリンスさんの契約プロでジョコビッチ選手のような

(以下略)

5月発売予定のプリンスさんの最新のビースト98 o3

スペックは基本的に前シリーズと変わらないようです