ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

不動産の身上書作成機関

2011年07月05日 | アイデア

不動産の取引には、宅地建物取引主任者及び宅地建物取引業免許が必要になります。
その主な仕事の中に重要事項説明というものがあります。トラブルがあった場合、売買契約など契約書も重要ですが、実はそれ以上に重要で詳細な項目が重要事項説明書に記載されています。
この重要事項を調べ、書類にし、買主や借主に説明する責任を負うのが主任者です。業者は説明をさせる義務を負ってます。

土地や建物(建築)には法的な制限が数多くあります。地域によってその内容は全く異なります。それらを不動産業者の1個人が調査するのです。調査の段階では主任者でなくても可能ですし、業者によっては専門の担当者が行っています。
この調査に個人の差が出るというところに、業界として大きな問題を抱えて居るんじゃないかと思っています。もちろん、必要なことが抜けないようにするのが仕事ではありますが、誰もが完璧ということはありません。地元の業者ならば概ね理解しているところですが、いつも地元の物件を扱う訳でもありません。また、大手の業者であっても、こことことは違うぞということもあります。
現状では市町村や都道府県に行っても、担当部署によって管理する法律は異なります。概要を用意している市町村もあれば、まったく用意していないところもあります。

それならば、業界を上げて専門の調査機関を作り、重要事項の中でも特に法令の制限に関する部分は漏れがないようにするべきではないでしょうか。
そうすることで、顧客も業者もトラブルに巻き込まれる心配が大きく減少します。取引の情報をフィードバックすれば、もっと優良でオープンなデータベースにもなるかもしれません。
アメリカでは個々の取引を調べることができますが、日本ではそれができないため、実勢価格は広告が頼りです。行政がアンケートなどで集める場合がありますが、それ以外は路線価や公示価格に頼っています。

土地の価値には、肌で感じる環境だけではなく、目に見えない多くの法律や規制事項も取引時には入っているので、それが最初から明らかになっている方が多くのメリットを生むと思います。その上で、全ての人が平等に等品質の情報提供を受けられることこそ、最大のメリットとなるのではないでしょうか。


音曲タイヤ

2011年07月03日 | アイデア

ハイブリッド車が多く走るようになり、電気自動車もようやく市場に出始めた。
環境問題に対して大きな進歩だったのに、今度は静かすぎて危ないという。そこで、疑似エンジン音を鳴らそうという発想。どうもチープな感じがして、モッタイナイ。

タイヤにも静音タイヤというものがあるけど、逆転の発想でタイヤから音を出すことで安全対策ができるかもしれない。
車が走ることで音楽が聞こえる道路がある。これは道路に溝を切って、車が通過する時の風によって音楽が奏でられる。
同じ発想である。タイヤにも溝があるのだから、これを調節することで音楽を奏でることは可能ではないだろうか。道路も速度によって音が変わるので、タイヤにも同じようなことが可能ではないか。低速では音は消え、中速(40~60km/h)で音楽が聞こえ、高速(100km/h以上)では危険警告音にする。

音なので公害にならないように配慮は必要だ。
先の音楽道路では、近所の家庭では騒音として問題になっているところもある。風力発電のような、低周波問題が高速道路から発せられる可能性もある。
もし、このような公害問題がなかったとすれば、タイヤを換えることで音の交換が出来たり、溝がなくなると音が消えるとなると、新たなタイヤの購入もしくは適正な消耗度での交換需要が生まれるのではないだろうか。

もちろん、安全に寄与することが最大の目的なので、人体への影響は避けなければならない。
しかし、擬音をスピーカーから出すよりは、タイヤを生かすことにメリットがあるのではないかとも思う。


シャワーヘッドに接ぎ木

2008年02月05日 | アイデア
子どもの背がシャワーより高くなって、取っても使いにくいようだ。
シャワーを掛ける箇所が2つあるけど、上は高すぎて届かない。
レールタイプのシャワー掛けもあるらしいが、高級なユニットバスにしかないとか。
今あるシャワー掛けを外して、レール式に取り替えできたら良いのに。
水道工事屋さんに聞くと、無理矢理できなくはないという。ただ、ネジを固定できるボードが壁面の向こうにあればということだ。わざわざ壁壊してまでやれないし、マンションじゃ尚更です。

そこで考えた。検索はしたけど商品はないみたい。

1つは、シャワーヘッドに接ぎ木をするのだ。
ようするに今の位置より高くなればいいのだから、取り外し可能な棒を取り付けて10cmや20cm高くすれば良いのだ。ようするにアタッチメント方式だね。これなら材料的にも安くできそうだ。

もう1つは、今ある掛け具に設置するレール式掛け具。突っ張り棒みたいなレールを設置して、上下から掛け具に固定する。あとは、通常のレール式と同じだ。
なんでこんなのがないのかな。

ユニットバスの場合、壁が金属板になっているので、磁石がひっつきます。
掛け具そのものを磁石でひっつけてしまえば簡単ですね。

定量出せる電気ポット

2006年10月29日 | アイデア
カップスープを作るとき、わざわざ計量カップでお湯の量を量ったりしません。
でも、本当に作った人の求めた味を引き出すためには決まった量のお湯が必要だと思う。でも、わざわざ計ってまでやろうとは思わない。
そこで、電気ポットに一定量を注いでくれる機能があると便利ではないかと思う。最近のポットはタイマーでラーメンのできあがり時間を計測できる。
液晶表示ができるのだから、お湯の注ぎ量を指示することはできるから、あとちょっとの工夫で実現できのではないだろうか。
実現パターンを3つ考えてみた。

1.一回押すと50ml出る。
2.パネル操作で数量を入れて、一回押すとその量が出る。
3.押している間、リアルタイムに水量が表示されるので、適度なところで止める。

1と2の場合、緊急停止ボタンが必要になる。押しっぱなしにして、離すか、定量入ったら止まる仕様でも良い。

このような電気ポットがあれば教えてください。

検索して出てきたのはこれだけでした。
http://www.amedama.com/data/2005/09/pot.html

子育て支援SNS

2006年05月19日 | アイデア
個人的なアイデアのメモです。事業としてやるとか大それたものではありませんが、どこかでやってくれると嬉しいですね。
 アイデアの元は、子どもの成長をカレンダーに記録して、それを他の人と共有して、悩みを共有できないかというところからでした。

【子育て支援SNS】

 ブログでも良いのですが、一応ソーシャルネットワークという形式が適しているかと思います。
 ようするに子育て日記みたいなものを共有するシステムです。
 自分と同じくらいの子どもを持つ親同士で、子育てに対する喜びや悩みを共有することが目的です。
 ただ単なるブログを並べるというものではなく、子どもの成長記録をあわせて記述したり、プロのアドバイス(もちろん、他の参加者からも)も受けれるような仕組みです。
 特に子どもの成長記録を残して行けたらと思うのですが、詳しい記録を残す代わりに、事件につながりそうな写真なんかはない方が良いでしょう。
 この成長記録の部分にブログや既存のSNSにはない機能を用意します。

【成長記録の機能】

 こどもの日々の記録を残しておいて、あとでグラフ化したり、足跡をたどれる機能を提供します。
 育児や成長における行事や兆しのマーカーを置きます。これ例えば、「寝返りをうった日」「つかみ立ちした日」「ひらがなを読めるようになった日」「足し算ができるようになった日」「こどもとけんかした日」など成長に関するもの、「公園に行った日」「遊園地に行った日」「ドライブに行った日」「入園・入学式」「卒園・卒業式」というような行事に関するものなどです。
 こういうマーカーを日記とともに付けておけば、あとで成長の記録を図的に解読できますし、他人と比較をして成長を楽しむこともできるのではないでしょうか。

 子どもへの期待や不安を記録して、将来彼らが大きくなったときに見てもらえるようなものができたら嬉しいですよね。
 また医学的(生物学的?)にも子どもの成長を詳しく集約したものができあがるんではないでしょうか?

【問題点】

 できるだけ匿名で機能を提供するべきだと思うので、本来はSNSとは言わないでしょう。ただ、なんとなくブログという名称は似合わないのです。
 子どもを比較できることの是非はあるでしょう。単純に比較マーカーだけにしたほうがシンプルで利用しやすい気もしています。
 写真を使用禁止にするのは、こと細かな成長記録に期待するために、決定的な個人情報は犯罪などを招きかねないため、ない方が良いのです。

スパムデータベース

2005年01月01日 | アイデア
アイデアのメモを置いておきます。あくまで個人的なアイデアですので、補足やご意見いただけると幸いです。

【スパムデータベースの必要性】

さて、前々から構想しているのが「スパムデータベース」です。毎日毎日、100通以上のスパムペールが届きます。
見ていると同じものが何通もあります。こんなの簡単にフィルタできるんじゃないかと思いますが、メールやアンチスパムソフトのフィルタを通過しています。
Outlookを使っているけど、ルールの作成をしたり受信拒否リストに送信者を入れるという操作が必要で、どちらも効率が悪いと思っています。
またフィルタが増えればメールの読み込みも時間がかかってしまいます。これはとても非効率です。
どっちにせよ、状況の判らない子どもたちのように、フィルタの設定もできない人もいるし、ましてや子どもに見せたくないものを見てから判断するなんて意味のないことです。

最も効率の良いフィルタはプロバイダでなされるべきだと考えます。しかし、各プロバイダ毎に対応が違うというのではスパムを減らすことに効果は薄いでしょう。
できれば、プロバイダが共有のスパム情報を得て、更に最新の情報にいつでも対応できるものが望まれます。
そこで、ユーザーがスパムを選択してデータベースを作成し、プロバイダがそのデータベースを元にフィルタを行うという仕組みができないものかと考えたのです。それが私の「スパムデータベース」です。

【基本的な仕組み】

まず、スパムを管理するデータベースサーバーが必要です。ここにはスパムと認定されたメールの情報が貯蔵されます。
サーバーの役割は、スパムの収集と認定、そして、スパム情報の開示です。

1.スパムの収集
 スパムの情報を収集します。メールだけでなく掲示板に書き込まれるスパムにも対応すると良いでしょう。
 スパムの発信元、内容、記載URLなどを記録します。

2.スパムの認定
 サーバー運営機関によるものと、ユーザーからの認定要請によるものと2通りのスパム認定を行います。
 運営機関も独自にスパムを収集し、その内容を調査してスパムと認定を行います。また、この認定とは逆にセーフリストによるスパム除外のサービスも考えています。
 ユーザーからの要請による認定が最も肝要な部分だと考えます。これはスパムの頒布速度に対抗する最大の武器となります。もちろん、この機能はメールソフトに組み込まれるべき機能だと考えています。

 ※ユーザーによるスパム認定の流れ
 メールを受信したユーザーはそのメールについてスパムかどうかを判断するボタンを押します。このユーザーの操作によってこのメールに関するあらゆるデータが「スパムデータベース」に送信されます。ユーザーの負担はこれだけです。もちろん、フィルタに「スパムデータベース」を使うかどうかはユーザーが設定することができます。
 さて、ユーザーから送られたスパム情報はただちにスパム認定に使われる訳ではありません。それだけでは偽の情報もありうるからです。そこで同じメールに対する認定要請が一定の数に達するまで待ちます。そうして、100件なりの要請が積もった時点でスパムとして認定しフィルタが自動設定されるのです。
 もちろん、この要請を元に運営機関が認定を行うこともあります。

 このようにユーザーの意志を尊重したスパム認定を導入するために、公的な機関によるスパムのとりまとめが必要だと考えます。

3.スパムの開示
 スパムとして開示されるのは基本的にプロバイダやサーバー設置者に対してというのが理想でしょう。類似犯をなくすために一般公開はしないほうが良いとも思いますが、類似したメールに対しては効果が高いことを考えると、誰もが参照しやすい情報提供も可能でしょう。
 特に一般開放の効果は詐欺メールには効果が大きいと思っています。自分の受け取ったメールが同じ文面で10人以上に送られているというだけでも、疑いの余地が確信に変わるというものです。
 メールサーバーのフィルタ機能は、開示情報を参照してフィルタリングを行います。ユーザーのリクエストによって、完全な削除、ダブったものだけを削除、使用しないなど選択できます。
 また、プロバイダはメールの送信時にも適用するべきです。これで発信元から断つことができます。
 スパムの開示によって、多くのトラフィックを軽減することができるでしょう。

【スパム認定後の調査と権限】

 スパムとして認定が下った場合、それに対する対処が必要です。もちろん、処罰も含まれます。どこまでの処罰を行えるのかという問題もあり、法的な対応も必要な部分です。
 まずは理想的な対処を考えていきましょう。
 スパムとして認定されたメールは全てフィルタによって消去されます。ユーザーによる自動認定だけでは完全消去されず、検査機関による認定が行われると発信時から全ての対応するサーバーにおいてスパムは削除されます。(ユーザー認定にも権限を与えるならば、更に認定に必要な要請数を引き上げる必要があるでしょう。)
 その後、プロバイダと協力して発信アカウントの取り消しや会員資格の停止を行います。スパム発信者の個人情報は警察に連絡され警告や取り締まりの対象となります。(現在の日本の法律でどこまで取り締まりがなされるかは判っていませんので、ご意見ください。米国ではスパマーの有罪などのニュースを見かけます)
 法的な整備があればプロバイダはスパマーの情報を共有することにもなるでしょう。

【必要な大量送信の認定業務】

 「スパムデータベース」の運営機関にはもう一つの役割を担わせます。それが公認スパムです。
 これについては、やるべきかどうかという問題も含まれていますが、一応書いておきます。
 まず、基本には大量メールを許さないというものがあります。なので、1000通以上など一定数のメールは許可なく送信できないこととします。一般の利用者にはそれで十分です。(大量メールの基準を策定する必要があります。)
 「スパムデータベース」では、大量メールも阻止されます。そこで、もし大量メールを送信する場合には、事前の認証を必要とします。これは発信アドレスに対する認定と1件のメールに対する認定が考えられます。
 発信アドレスに対する認定を行う場合、併せて発信されるサーバーのアドレスも制限する必要があります。こうすることで、身元のわからない大量メールを防ぐことにつながります。
 1件ごとに認定する場合は、個人でも申請しやすいようにクレジットカードなどを使った本人確認を行うことになるでしょう。
 メールの文面を公表し、送信許可を得てからフィルタを通過させます。もちろん、送信を認める日時の期限を設けます。当然ですが今現在あるような「未承諾広告」の記載は必須と考えていますので、ユーザーが受信を拒否することは簡単です。
 また、情報の発信者が許可を得る必要があり、メールマガジンの代行業者が一括して許可を取ることはできないようにします。(代行業者がスパム業者として認定されて送信できなくなる恐れがあり、自ずと抑止力になるでしょう)

【運用に対する問題点】

・法的な対応と整備
 開示されたデータをどのように扱うかですが、個人情報保護法との兼ね合いもありますから、スパム認定されたものに限るべきだし、法的にも保護法によってデータベースが阻害されない法整備も併せて必要かもしれません。
 またスパムの発信者に対して、法的にどのような処罰や抑止力が発生するでしょうか。

・メールソフトの対応
 現在はスパムメールを報告するのもメールで公的機関に送るというもので、誰もができる行為ではありません。
 メールソフトにボタン1つで簡単にスパム情報を送信できる機能が必須と思います。

・海外からのメールへの対応
 おそらく問題ないと思います。

・運営機関のモラルハザード
 運営機関そのものの運営方針やスパム認定作業に対する信頼や公正さが必要不可欠です。
 また、運営機関が一方的にスパムと認定してフィルタを設定してしまうために、その強力な権限も問題になりそうです。ただ、プロバイダが協力してデータベース化し、ユーザーが使用するか選択できる機能であれば問題は少ないと考えます。もちろん、スパム認定を不服とする者もあると思うので、大量メール認定制度などでカバーできればと考えました。

いろいろありそうですが、とりあえずここまでにします。

【追記】

参照記事:ISPが迷惑メールを受信時に排除することは「通信の秘密」の侵害か?
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2006/05/16/11976.html