ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

本「予知夢」

2008年06月27日 | 日記

東野圭吾のガリレオシリーズの2冊目です。
TVドラマのガリレオもこの2冊目までを元に作られています。

「探偵ガリレオ」よりも若干本は薄くなっています。なんとなくですが、読みやすくは感じました。
どの話しも少しオカルトな感じで始まります。予知、霊視、ポルターガイスト、火の玉が登場します。
しかし、全てが科学的な根拠で、トリックとして暴かれます。
短編集なのでサクサクと読める推理物です。その分、人物を掘り下げて描いてはいないので、その点は長編の次回作の方が良いかも知れません。

amazon:予知夢 (文春文庫)


本「エブリ リトル シング」

2008年06月25日 | 日記

心が温かくなる本です。 ブログで話題になっているようなので読んでみました。

最初に足が5本しかないクワガタと、それを自分よりも立派なクワガタだと言う小学生の話から始まる。
昆虫屋の店員、女子中学生、高校生の男女、20代OL、バーテンダー、学校の先生と様々な視点に立った短編が連なり、誰もが持つ心の傷を優しく修復してくれる。
そして、全ての話が一本の糸で繋がっていく。

文字も大きめでとても読みやすい本です。読み終えると素直になれる気がします。

amazon:エブリ リトル シング


本「探偵ガリレオ」

2008年06月22日 | 日記

久しぶりに文庫本を読んでみた。「ガリレオ」の原作となる小説、東野圭吾の「探偵ガリレオ」だ。
TVと比べると登場人物が多かったり、逆に少なくなっていたりすることもあるけど、話の大筋は同じ。
若干、TVの方が余計なことをしている気がする。DVDを見ていて、「このシーンって長撮りする必要ないよな」ってところが少々気になっていた。
回によっては尺を縮めるために登場人物を削っているのに、柴崎コウのため泣くシーンに時間を掛けてたりしていた。

さて、本のほうだけど、厚みの割には数時間で読み終える。
目線はほとんど草薙刑事になっている。TVでは最初と最後くらいしか出番のない人物だ。
湯川も、草薙とは学友なので気さくな人物と感じられる。出番は意外と少ないと思った。
文章そのものに大きな特徴があるとは思えなかった。トリックのアイデアはTVと全く同じだったので、そこがこの本の最大の面白味なのだろうということは判った。

なんとしても、映画の前に原作を読み切ってしまおうと目論んでいる。

amazon:探偵ガリレオ (文春文庫) / ガリレオ DVD-BOX


映画「奇跡のシンフォニー」

2008年06月21日 | 映画
原題は「August Rush」です。

生まれて直ぐに親と離ればなれになった子どもが、両親との再会を信じて苦難に耐えながら、音楽に触れることでその夢へと近づくという物語です。
父はロッカー、母はチェリストで、一夜限りの出会いで、二人も離ればなれになってしまいます。
子どもは生まれてからずっと11年も施設で暮らしています。彼には自然の音が全て音楽に感じられ、ある日、音を求めて施設を飛び出します。

(ネタバレ注意)

非常に王道な感じの展開でした。しかし、ギリギリの展開というのではなく、なんとなくハッピーエンドに向かって順調に進んでいるなという感じでした。
施設でいじめられるシーンも1カットだけだし、あまり苦労をしているところは、実は描かれていません。そのため、才能を見出されるとあまりにも順調に話が進んでしまいます。
それでも多少の波乱があるものの、そういうシーンは短くて、困難な場面とはなりません。緊張感がほとんどなかったと思います。
子どもはほとんど苦労せず、天才の一言で才能がどんどん認められて大舞台へと上がってしまいます。
展開としては、安直としか言いようがないと思います。

(更にネタバレ注意)

最後は期待通りのハッピーエンド?
だと思うんですが、お互い相手のことを思っていて10年ぶりに出会った男女が、微笑みを交わしただけで終わるでしょうか。
もっと溢れる感情があり、それをどう押し留めて良いか判らなくなると思うのに、二人で静かにステージを見上げています。
父親は子どもがいることすら知りません。母親は子どもが生きていると知らされたばかりで、顔写真だけを頼りに、子どもの背中だけを見つめています。
一番盛り上がるはずのシーンが、あまりにも穏やかで拍子抜けしてしまいました。

ミオ・カザロのソーセージ

2008年06月16日 | グルメ

知り合いからいただいたソーセージ。これが驚くほど美味しかった。
ソーセージが口の中でフワッととろけるなんて想像できなかったから、かなりの驚きでした。
他のジャーキーや、ベーコンもちょっと今まで食べてたものとは違う別次元の味で、最高の幸せでした。

ミオ・カザロ:http://www.miocasalo.co.jp/


岩牡蠣

2008年06月15日 | グルメ

知り合いの紹介で岩牡蠣を取り寄せてみました。
丁度、前日に私が「牡蠣食べたいな」と言ったところ、牡蠣が嫌いな嫁さんが「自分で買ってきて」と言っていたので、渡りに船みたいなものでした。
娘もカキフライが好きなので、大きめで数の少ないセットにしました。

 昨日、それが届いて、2日に分けて食べました。
殻のまま入っているので、最初にやるのは殻を壊す作業です。
TVでよく牡蠣の中身を取り出す映像を見ていましたが、あんなにスムーズで美しい手つきはできません。ペンチで周囲を少しずつ壊しながら、穴を見つけてナイフでこじ開けます。これがかなりの重労働でした。何故か足に身が張ります。
もちろん、その努力の甲斐があり、美味しく牡蠣を食べることが出来ました。
かなり大きいので、娘はそれ1つで口の中が一杯でした。

中尾水産:http://e-iwagaki.com/


陣痛の最中言ってしまった言葉!

2008年06月13日 | WEBサービス

2ch育児板:陣痛の最中言ってしまった言葉!
http://life9.2ch.net/test/read.cgi/baby/1197798370/

まとめサイト:http://f49.aaa.livedoor.jp/~megaden/

やばいです。面白すぎます。以下、引用です。

98 名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:2008/03/10(月) 08:16:09 ID:M6QzhtVF
>>86の円ひろしですが、陣痛室でのエピをば…
家の旦那はアメリカ人で、陣痛室に旦那と実母が付き添ってくれて、2人が一生懸命、腰を擦ってくれていました。
旦那は擦りながら「カモンベイビー!カモンベイビー!」と叫ぶ中、
私は五十肩の母を気遣って「ダァ~ダァ~おがあざんっ!大丈夫っ!おがあざん大丈夫っ!」と叫び、旦那に「ヘイッ!ユ~!」と突っ込まれながらも「肛門プッシュ~!肛門プ(ry」と一生分の肛門を連呼し、いざブンブン台へ…

ハイ、いきんで~!の時に目を瞑ってしまってたので、助産婦さんに目を開けてっ!とキツく言われたので、目は絶対に瞑っちゃイカンのだ!と思い、目を見開いて瞬きする事無く一点集中。
目の前には、天井の蛍光灯が見え、そこには「東芝」の文字が…
目を見開きながら「グギギギギギィ~東芝ぁ~!ハァハァハァ~グギギギギギィ~東(ry」と、東芝と連呼する裸足のゲンがブンブン台に居た。
そして、最後のフィニッシュの時に「グギギギギギィ~!カモン東芝ぁぁ~!」と、何故かベイビーではなく東芝。

助産婦さんに爆笑され「2人目の時は、ナショナルに変えとくね!ハイ東芝ちゃんお腹に乗せるよ~」と言われ、我に返り凄く恥ずかしかったです。
その後、東芝はスクスク育ってます。

携帯から失礼しました。

129 名前:名無しの心子知らず[] 投稿日:2008/04/09(水) 20:02:44 ID:Hc6F4BEn
今朝の4時に産んできました!
今回は二人目ということもあり、前回より苦しまずに産めたのですが、
一人目の時は吐きまくりで嘔吐用のトレイに顔をつっこみながら
産んだのが強く印象に残っていて、今回も陣痛室に入ると同時に
「吐くかもしれないのでトレイ下さい!」と助産師さんにお願いし
「これさえあれば安心…」とずっと握りしめていました
陣痛が進んで分娩室に移動する時も「これが必要なんです…」と
トレイを大事に抱えていき、特に吐き気もないのに顔を突っ込んだまま
陣痛に耐えたりいきんだりしていました
基本的に落ち着いた静かなお産でしたが、助産師さんに「これ別に
要らないでしょ?」とトレイを持っていかれそうになった時だけ
パニックになって「持っていかないで~それだけが頼りなの~!」と
叫んでしまいました…
今から思うとなぜそんなに嘔吐用トレイに執着していたのか謎ですが
お陰様で無事元気な男の子が産まれました

203 名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:2008/04/28(月) 23:43:13 ID:fx8TaBDN
二人目を出産した時、陣痛室の隣のベッドの人が促進剤投与中で
相当痛いらしく「痛いぃぃぃ。腰擦ってぇぇぇ」とダンナさんに頼んでた。
ダンナさんもいい人で「ここか?」とか「あともう少しだぞ」とか言いながら
腰を擦ってる模様。
当方のダンナも3分間隔の私に「オレも腰擦ったりした方がいい?」と
聞いてきたので「ううん。何もしなくていいよ」と言うはずが
ちょうど陣痛のピークが来ていて
「ぬぅぅぅぅ…そこで…そっと見守って…おれ」
と思いがけない返事をしてしまい自分でもおかしな返事に
「フヒヒッフヒヒッ」と笑ってしまったのを思い出した。

239 名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:2008/05/29(木) 01:16:53 ID:hdv0Tjdy
陣痛はわりと耐えられて、分娩室にも「気合いでいけます、気合いです」
とか言いながら自力でいけた(産婦の移動に車椅子を用意してくれる病院だった)。
誰もが想像し得なかったけど、私は痛みに強いタイプだったらしい。

助産師さんの「(開き具合が)ピンポン玉くらいになってきたわよ!」の一言を皮切りに
「あの、今どれくらいでしょうか・・。ガチャポンくらいにはなってますか・・」
「テニスボールくらいにはなってますかね・・。にしこり選手って何歳でしたっけ・・」
「おおおおお翼くん、岬くん、って感じでしょうかあああああ」
「あの、どれくらいになったらシュートを試みていいでしょうかああああああ」

もういいわよ!いきんで!の一言で、スルーっと出てきました。
瞬間、「ゴール・・」と呟いたらしいのですが、その記憶はありません。
超安産と言われたけど、それゆえなのか、恥ずかしいエピソードが多すぎた・・。


またまた娘が

2008年06月12日 | 娘小2
お笑い番組の好きな娘、その間にあった番宣での反応。

娘「もこみち~~~」
私「なんで知ってるねん」
娘「ゴチにでてたことあるもん」
最近のことではないようだ。それからずっと覚えているんだな。
名前がひらがなだったからかもしれないけどね。
え?妬いてるのかって?ま、まさかぁ。

秋葉原の事件と掲示板について

2008年06月12日 | コラム
あまり特定の事件を取り上げたりはしないのですが、色々と背景について報道されるなかで感じたことを書いてみようと思います。
ここでは、犯人をAと記します。

Aは、携帯電話を使い、掲示板に以前から内心を吐露し、誰かからのレスポンスを待っていたようです。本人も「誰かが止めてくれるんじゃないか」と思っていたと供述しているようです。
「2ちゃんねる」という大型掲示板は有名であり、多くの人がいる分、一人の書込への反応も素早いものです。ただそこでさえも活発な掲示板とそうでないところがあり、目立ちたいだけの悪戯発言は活発なところで行われやすく、悪戯として抹消されるか、通報という形での対応も迅速だったりします。

今回の場合、そのような有名掲示板ではなく、監視サービスの対象にもならないような掲示板で行われています。それが個人のサイトなのか、多くの人が利用するサイトなのかは判りません。
ただ、個人が簡単に掲示板を持つことができるのは間違いなく、それが無数にあって目が行き届かない状況が既に生まれているということです。
Aは、そんなところにいながらも、人の目に自分のメッセージが触れることを望んでいたのでしょう。しかし、これは、ネットの中に引きこもっているのと同じではないかと感じます。
本当に自分の存在をアピールしたいのなら、多くの人がいる掲示板に書き込みします。でも、そういうところは、個人的なことを書かないし、そういうものは嫌われる傾向にあります。
結局、自分の独り言を書くためだけの、掲示板(スレッド)を作って、そこにひっそりと引きこもってしまうのでしょう。ブログだと一言二言のつぶやきでは、なりたたないけど、携帯電話という小さな窓では、小さな掲示板が丁度居心地良かったのかもしれません。

そういうネットの中で孤独を感じて、引きこもる人は少なくないでしょう。小規模なHPや掲示板を提供するサービスそのものには、人が多く集まっていると思います。
もちろん、そこにはプロフサイトも含まれており、学校裏サイトなどと呼ばれているものもあります。
今回の事件ではAの書込が多く取り上げられていますが、パスワードによって保護されて本人や友達だけでしか使えない掲示板だってあります。

私が理解に苦しむのは、リアルではちゃんと生活をしているのに、どうしてネットの中で引きこもる必要があったのかということです。
でも、Aにとってそこは他人との接点となるオープンスペースだったようですね。実際にはほとんど人が訪れない場所だったようで、傍目には引きこもりと同じだったと感じるのです。
HPにしても、ブログにしても、プロフにしても、個人的なページというのは、ある種自己満足的なものです。SNSは、そこに人の繋がりを用意することで、オープンなスペースを作りだします。それでも全体として閉鎖的な空間と思われています。
ネットではほとんど全ての場所がオープンな場所でありながら、他人の視線を感じられないだけで、孤独感を増幅させたり、閉塞感を味わうこともあるのだと思います。面白い部分だけでなく、逆にそういう寂しさを感じさせる部分ですら、ネットや携帯への依存を強めてしまったのでしょう。

ネットにだけ対応を求めるのは限界だと思っています。
昨今のフィルタリング問題のように、ただネットの情報を制限しただけで、世の中が変わる訳ではありません。掲示板などでは、反応を返さないという個人対策も一般的です。レスポンスをしないというのはセキュリティの基本技でもあるのです。
ですが、ネット上の自衛だけで、事件を防ぐことはできません。

孔子だったと思いますが、「法律を厳しくすればモラルは下がる。法律を単純にすべき」で、道徳心を養うことの方が大切だということだと思います。
ネットのサービスもどんどん複雑化しています。これはネットが熟成されたからでしょうか?そうではなく、私たちはまだネット社会の入口を彷徨っているだけなのでしょう。
ネットそのものが事件の舞台になることも珍しくなくなり、私たちは凶器にもなり得る道具を手にしたという認識が必要になっています。
しかし、それを止めるのはネットの中だけの責任ではありません。この事件が、今後何をもたらすか判りませんが、技術的な問題だけでなく、モラルや道徳的な教育など、広範囲な議論が行われることを期待したいと思います。



最後に、犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。