基本的にはやることはずっと変わりません。
今作での大きな変更は登場キャラとキャラ作画です。登場キャラも変更があり、シナリオもそれに合わせて工夫されています。
【プレイモード】
2種類あります。
・無双演武
史実に基づくイベントを追体験します。織田信長と明智光秀の二本立てが基本になっています。クリア後にはifストーリーが用意されています。他の武将も使うことができます。
・堅城演武
二人のキャラを操作して拠点を守ると言うもの。短時間で遊べるようになっています。
【良かった点】
キャラクターの絵柄の変更は良かったと思います。全体的に若返った印象で、イケメン顔が増えています。
帰蝶の役割がストーリーに大きく関わっているのも思い切ったシナリオでドラマチックでした。
今まで馴染みのなかったキャラがプレイアブルキャラにいるのは大河ドラマの影響でしょうか。
変わらない操作性は遊びやすくて良いです。
訓練(経験値)や武器熟練度をストックしておいて好きなキャラに割り当てられます。
武器はキャラ共有で多すぎず、使い回しできるのは良いと思います。それでも15種類もあります。
このようにサクサクと遊べるのは良いですね。
【不満点】
今回は追加されてよかったと言う要素はあまりないです。
不満や改善点も多く目につきました。
・武器収集
武器ごとにカスタマイズできるのですが、これ楽しいでしょうか?
カスタム用の余計なものが付いていないものに、結局は基本スキルを追加するのが一番良いのではないかと思います。多少の好みはあってもワンパターンにならざるを得ない。バリエーションが沢山できることに魅了くはないし、ゴミ性能の武器を処分する手間がかかります。
・馬
馬の挙動がおかしい。
馬を呼んでも行きすぎたり、うまく乗れない時がある。走りながら呼び出すと着いてこないようです。
また、馬から降りられないことがあります。走りながら飛び降りようとしても、敵がいて武器を振るったタイミングが悪いのか、飛び降りれなかったり、馬を止めるまで時間がかかって行き過ぎる時があります。
馬に乗って戦いやすい武器もありますが、走りながら戦うにはスムーズな馬の挙動も必要ですし、それこそ無双の爽快さが全然なくなってしまうのが残念です。
・技能習得
FFみたいにスキル盤があって、キャラ別に技能を取っていきます。
武将の個性や成長をほとんど感じられません。これならレベルと連動でもいいのではないかな。全部取得できてても強化メニューから開いてみないと分からないのも不親切です。
・マップの段差
小さな段差でもマップの都合で乗り越えられない箇所があります。見た目は通れそうでも引っかかります。コーエーらしいといえばその通りですが、何十年も進歩してないのが残念です。
水辺のマップでは橋から池に降りられないし、岸辺からに入れる場所が分かりにくいです。
・兵士の挙動
雑兵が多過ぎて止まっている。数がいてもほとんど驚異ではないのです。
武器を振り回すだけで敵を倒せるのならただの作業でしかありませんが、槍兵や盾兵はリズムを変えられて面白みもありますが、変に動きが止められます。
鉄砲隊は連射ができ過ぎて隙がないし、囲まれてやられっぱなしになります。鉄砲って囲んで撃てるわけないですよね。ダメージはなくてもそんな戦法はやめて欲しいです。
やり込み要素はあまりないですね。
シリーズを重ねると変化も必要ですが、全体的にキャラの挙動をもっとブラッシュアップして、海外のゲームに負けない操作性や自然な動きを追求して欲しいです。