有楽町マリオンにて、天野喜孝展を見て来ました。
カラー原画が100点少々。半分がファイナルファンタジーのイラストやキャラの設定画でした。
バンパイアハンターDのイラストも見たかったのですが、1つもありませんでした。残念です。
映画館で見ましたが、TVドラマの特別編のようで映画パンフはなかった。
冒頭にプロデューサーが舞台セットを紹介するミニ番組が、本編の後には出演者とのインタビューを収めたメイキングビデオがあった。
本編の方は少々分かりにくい。ネタバレになるので控えるけど、元々本編は現代に活躍するシャーロックだったのだが、こちらはビクトリア王朝時代の本家シャーロックなのだ。そこが交錯して更に妄想が生まれるからややこしい。
事件そのものは、トリックも簡単ですぐに犯人が分かってしまった。シャーロックが分かったと言った時点で、もう他に犯人はいないだろうって状況だった。なので、これはミステリーを楽しむ番組ではない。
シリーズ3の後を引き継いで、シャーロックの内面に切り込んだ回だと言えば良いのかもしれない。そのため、できれば前編は見ておいた方が楽しめるのではないだろうか。シリーズ2までしか見てなかったので、ちょっともったいないことをした。
それにしても、シャーロックがコカイン中毒だったなんて。シリーズ3でそんなことになってたんですね。
ジョブズに関しては、いくつかの書籍と、うめさんやヤマザキマリさんの漫画を読んでいて、昔からアップル製品を愛用している。
ある程度、ジョブズがどんな人で、家族や社員とどのような関係を築いていたかを知っている。そのような予備知識がないと結構つらい映画なのではないだろうか。
場面は製品発表会の直前。最初はマシンが動かずに怒鳴っているが、次第に人間関係のもつれが原因で怒鳴り始める。
とにかくずっと怒鳴っている感じだった。場面はステージと控え室を往復するばかり。そこに出入りする人によって彼の周囲に起こっている、またはこれまでに起きてきた問題が噴出するという演出だ。
どうしても、短い間に問題が山積みでほとんど解決したように見えないので、彼のマイナス面ばかり見ているようだった。
ウォズも怒ってた。スカリーも吠える。
Macintosh、NeXT Cube、iMacと、3回の発表会が時間の経過を表し、それぞれの舞台裏を見せているのだが、発表会そのものはない。
光に包まれ、自信に満ちた彼の姿はないのだ。そこが残念である。