ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

JavaScriptで、HTMLのテーブルを行列入換ツール

2008年10月31日 | JavaScript

HP内のページをまとめていたら、別々のページにある表の並びが、一方は縦に、一方は横になっていました。
これを揃えるために横並びの表を縦に変更することにしました。

しかし、HTMLエディタにはそんな便利な機能はありません。
1つ1つ表を組み替えるのは結構たいへんです。

そこで、JavaScriptを使って、テーブルの行と列を入れ換えるプログラムを作ってみました。

まずは、外側からタグを識別して新しいテーブルに組み直します。
<table>タグ、<caption>タグ、<tr>とここまでは順調です。
次に<td>と<th>を同時に処理しなければいけません。
それぞれ処理してから、比較して優先順位を決めるようにしたのですが、うまく動作しません。
行の位置情報を比較すると、数値が小さい方が前になるのですが、タグがない場合に-1になるため、優先順位が正しくなりません。
一日目はそこで終わり。

二日目は、<td>と<th>を同時に処理する部分を考え直します。
結局、<td>を処理したあと、<th>を処理する場合にだけ<td>があるかどうか考えて処理することにしました。タグがない場合の処理を1つすっとばした訳です。
これでスッキリさせることができました。
なんとか通常の表なら行列を入れ換えることに成功しました。
次に、colspanとrowspanへの対応を考えます。colspanはrowspanへ、rowspanはcolspanへと交換します。
各行の列を1つ1つ取りながら、新しい行を作っていくというルーチンになっています。colspan=2ならば、2つの列を繋ぐので、新しい2つの行にまたがるように、処理を飛ばすところを作ります。
rowspanの方から先に考え、1つの列を順番に取りながら、列を飛ばします。
colspanの方は、一旦列番号のついた配列変数に値を入れて、新しい行の番号で参照して、処理を飛ばします。
なんとか動くことに成功し、2日目が終わりました。

3日目は、色々なパターンで動作テストを行います。
そこでcolspanとrowspanが3以上のときに正しく動かないことが判りました。単純なことに値から-1するのを忘れていたのです。
様々なパターンのテーブルを組んでテストして、複雑な表でもうまく動作することを確認して完成になりました。

元々のテーブルにタグが正しくない場合は、さすがに正しい結果が得られません。
変換前後の表もプレビューできるようにしたので、そこで確認しながら、元の表も手直しするしかありません。

完成品はこちら
http://www.shurey.com/js/works/table_rotation.html


レゴで世界遺産

2008年10月18日 | 日記
大津パルコで、レゴで製作された世界遺産の展示を見てきました。

タージマハル、厳島神社、ピラミッド、ピサの斜塔、クレムリン宮殿、モンサンミシェルなどなど、大きさもあって迫力がありました。
作りは細かく、ブロックの使い方もただ積み上げるのではなく、向きを90度換えたり、様々なテクニックが使われています。

娘は置いてあったレゴで遊んでいましたが、家に戻ってからもなにやら家を造っていました。

JavaScriptで作る「万年カレンダー」

2008年10月12日 | JavaScript

先日、子どもと一緒に万年カレンダーを考えて実際に作ってみました。
木を使うのは難しいので、とりあえずマグネットシートを買ってきて、それを日にちのピースにして、貼り付けてみました。

HPの中にある「こども工作教室」に「万年カレンダー」を追加しました。
http://www.shurey.com/Soft/JS/craft/index.html
こちらはJavaScriptを使ってブラウザで操作するタイプの万年カレンダーです。
作り方の解説もしていますので、興味のある方はどういう構造になっているのか見てください。

暦を作ると、色々と知らないことが出てきて発見があります。
例えば、曜日を計算するツェラーの公式なんてのがあります。普通はこんなことしなくても曜日が算出されます。
また、仕事柄六曜を知りたいと思ったのですが、これを計算するには旧暦の日付を算出しなくてはなりません。六曜そのものは1日から順番に並んでいるだけなのに、旧暦を計算させるには非常に手間がかかります。
次に月齢を考えました。月齢計算は前にもやったことはあるのですが、その時調べたHPが行方不明になっていました。計算方法によっていくつもブレがあるので、何を使うかしっかり考える必要があります。
一番やっかいなのが、祝日です。これは諦めました。春分の日と秋分の日が、天体観測によって決定しているため、予測値しかありません。また、法律によっても左右されるため、万年カレンダーとしてはそぐわないと考えました。

ともかく、難しいことはさておいて、自分の生まれた日の曜日を調べるくらいは簡単にできますよ。


映画「容疑者Xの献身」

2008年10月08日 | 映画
TVドラマ「ガリレオ」シリーズの映画化と思いきや、実はこっちの話の方が先に出ていたようで、映画化するならまずTVドラマを作ってくださいということだったようです。
クランクインはTVシリーズ終了直後だったようですが、時間的には1年後という設定だそうです。
原作としては、TVシリーズは短編集の2冊を元にしており、この映画は3冊目の長編小説をそのまま題名にして映画化しています。

展開は基本的に原作通りで、一部雪山のシーンがオリジナルになっています。
全体的にはシーンを切りつめており、工藤という人物の出番が極端に少なくなって、ゆっくりとサスペンス調が高まる部分をそぎ落としています。その代わりに雪山のシーンが入っているということのようです。

ストーリーについては原作に忠実ですから、トリックも同じです。
綺麗に騙されながら最後に誰も想像できなかった真実が明かされます。そこに容疑者の愛情が正しく献身的に注がれていたということが判るのです。

予告編を見ればどのように事件が起きたのか判ります。簡単に言うと、弁当屋の母娘が、元夫の暴力に耐えかねて殺害してしまいます。
アパートの隣室に住む石神は状況を察知し、数学者の頭脳を持ってそれを見抜きます。現場を見せられた彼は、その瞬間に死体を隠し、アリバイを作り、結末までのシナリオを頭の中で完成させます。
彼が用意したのは「嘘をつかなくて良い」という究極のアリバイです。それによって、最有力だった容疑者の母娘が徐々に警察の捜査線上から消えていくのです。無抵抗で淡々と進行していくのです。
しかし、事件の全貌は母も娘も知りません。そこに湯川学が登場し、石神だけが知っている事実を暴いて行きます。
人の心にはあまり興味を示さない二人だったのに、湯川は石神の愛情を見抜き、彼への友情で、これまで協力してきた警察への情報提供に躊躇し始めます。しかし、難問であればあるほど、彼の興味は解答へと近づきます。

おちゃらけはほとんどありません。真面目に作られた推理サスペンスものとして、じっくり楽しめるかと思います。

ピンクリボン

2008年10月03日 | コラム
今年もこの季節がやってきました。

私がこの運動を知ったのは一人の女性が書いた投書が朝日新聞に載ったことでした。
彼女は定期検診を受けていたにもかかわらず、乳ガンの発見が遅れ余命幾ばくもない状況でした。彼女の訴えは、多くの医師が触診では乳ガンは判らないと認識しているのに、乳ガン検診では触診だけが行われている現状を変え、マンモグラフィー(乳房専用のレントゲン装置)による検診を普及させたいというものでした。
自分の余命を他の人々の今後のために使おうという決意に感動したのを覚えています。
その投書からしばらくして、マンモグラフィーが多くの病院に導入されたことが記事になっていました。
そのころから、日本でもピンクリボン運動が盛り上がってきたように思います。

乳ガンの予防方法はなく、疾病率も高く、死亡の割合も高くなっています。しかし、早期発見で治せる病気でですので、この運動が1つでも多くの命と、その家族を助けることになれば良いなと思います。

ピンクリボン付けてみました。

紙の芸術家

2008年10月03日 | メモ

http://www.petercallesen.com/
ピーター・カルセン
A4の紙から切り出した部分を紙から切り取ることなく、立体に仕上げる。立体は紙を折るというよりも、丸めてより立体的な模型のようになっている。

http://ingrid-siliakus.exto.nl/
Ingrid Siliakus
紙を切り出して、立体的に飛び出すように折っている。そのため、元の平面に戻すこともできる。細かく切り出し、細かく折り曲げられ、立体的かつ装飾的な作品となっている。
私の好きな版画家エッシャーの作品をモチーフにした作品もある。茶谷氏の折り紙建築と同じ手法のようだ。

http://artgene.blog.ocn.ne.jp/fukui/
福井利佐
切り紙アート。切り紙で繊細な上に色彩豊かな作品が魅力。
KIRIGA―福井利佐切り絵作品集

http://www.robertsabuda.com/
ロバート・サブダ
仕掛け絵本作家。本よりも大きく立体的に飛び出す仕掛けが満載。
http://jp.youtube.com/watch?v=MLtrZTjMmdg
不思議の国のアリス (とびだししかけえほん)

http://www.tokyo-shiki.co.jp/cards/index.php
HIROKO
実用性のある作品を作っている。アクセサリーやアクセサリーホルダーもある。

おまけ
http://www.mcescher.com/
M.C.エッシャー
オランダの版画家。だまし絵で有名。映画「ラビリンス」などで天地のない迷宮のイメージで良く使われる。
エッシャーの宇宙

http://www.japandesign.ne.jp/IAA/chatani/
茶谷正洋
建築家。折り紙建築の考案者。紙に切り込みを入れて、飛び出す仕掛けだけを使って様々な建築物を表現する。
折り紙建築 世界遺産をつくろう!


ピエリ守山に行ってきた

2008年10月01日 | 日記
駐車場がややこしいですね。入口付近は混雑していて、屋上への上がり方も判りづらい。出るときも判りにくかった。

中は広くて、全部歩いたら疲れました。似たような店も多くて、案外バリエーションは少ないかも?
衣料品が多く、とくに女性向きの店舗がほとんどでした。嫁さんの話だと、女性用の衣料品はこれくらい色々店があったほうが良いみたいです。
帽子の専門店なんかは面白いですね。

雑貨屋を何軒か見て歩きました。ごちゃごちゃしている店よりも、シンプルに展示している方が落ち着いて良かったです。
購入を検討していた、温湿度計があったので購入しました。しかし、動きが怪しいです。

お昼は「サーモンとカボチャ」という店で海鮮丼を食べました。味はまあ普通でしょうか。
本日のランチがカボチャのとろろがかかったサーモン丼でした。とろろはお腹を壊すのでと言って違うのにしたのに、味噌汁にしっかり山芋が入ってました。まあ、おかわりしましたけどね。