デトロイト・メタル・シティを見てきました。
漫画をうまくコンパクトにまとめてあるだけでなく、漫画には描かれていない主人公がなぜメタルをやるに至ったかという過程も短く挿入されています。1つの完結された作品としてメリハリ良くできあがっていると思いました。
笑いの要素は幾つかあったけど、ギャグ的なものはほとんどなく、コミカルにドラマを作り上げたという印象です。
原作が放送禁止用語満載なだけに、映画も満載ではありますが、普段の台詞にはそういう部分がなくあくまでステージ上だけのことなので、歌詞として演出的な役割で収まっています。
素の主人公と、メタルな主人公の対比は面白く、何故か素の方がギャグに見えます。松山ケンイチの動きがナイスなキモさで、原作ではどうしてあれほど素のほうの人気がないのかと思っていたのが、はっきりとキモイと判りました。
そして、メタルに目覚めたあとの凄まじい切り替わりも見事な演技です。
松雪泰子も最高ですね。一見破綻したような強烈なキャラクターを綺麗に演じて、違和感なく怖くて美しい存在感を見せていました。あまりにも怖くて競演した二匹のドーベルマンがしばらく演技できなかったようです。
加藤ローサも自然で天然な役柄にピッタリでした。わざとらしくなく、素直にかわいい人物を演じていました。
1つだけ、子役があまりにも棒読みの台詞のシーンがあったけど、あれはわざとなのか気になるところです。あれが一番うけたかも。
原作ファンにとっては、肝心のフェスとかライバルの話はほとんどすっ飛ばしているので、全体的にボリューム不足に感じるかもしれません。
しかし、全体を2時間もないフィルムに収めるには、うまくまとまって1つの作品としての完成度は高いと思います。
あとは、原作やアニメ版を知らない人には、かなり取っつきにくいのではないかなと思いますが、素の主人公を描く部分が多いので、メタルのギャンギャンとしたステージ以外はコミカルな恋愛ドラマとして楽しめるのではないでしょうか。
ただ、共感できるかどうかは保証しませんw
予告編などで気になった映画、「おくりびと」「パコと魔法の絵本」
http://www.okuribito.jp/
http://www.paco-magic.com/
今後の予定、「20世紀少年」「容疑者Xの献身」
http://www.20thboys.com/
http://yougisha-x.com/
漫画をうまくコンパクトにまとめてあるだけでなく、漫画には描かれていない主人公がなぜメタルをやるに至ったかという過程も短く挿入されています。1つの完結された作品としてメリハリ良くできあがっていると思いました。
笑いの要素は幾つかあったけど、ギャグ的なものはほとんどなく、コミカルにドラマを作り上げたという印象です。
原作が放送禁止用語満載なだけに、映画も満載ではありますが、普段の台詞にはそういう部分がなくあくまでステージ上だけのことなので、歌詞として演出的な役割で収まっています。
素の主人公と、メタルな主人公の対比は面白く、何故か素の方がギャグに見えます。松山ケンイチの動きがナイスなキモさで、原作ではどうしてあれほど素のほうの人気がないのかと思っていたのが、はっきりとキモイと判りました。
そして、メタルに目覚めたあとの凄まじい切り替わりも見事な演技です。
松雪泰子も最高ですね。一見破綻したような強烈なキャラクターを綺麗に演じて、違和感なく怖くて美しい存在感を見せていました。あまりにも怖くて競演した二匹のドーベルマンがしばらく演技できなかったようです。
加藤ローサも自然で天然な役柄にピッタリでした。わざとらしくなく、素直にかわいい人物を演じていました。
1つだけ、子役があまりにも棒読みの台詞のシーンがあったけど、あれはわざとなのか気になるところです。あれが一番うけたかも。
原作ファンにとっては、肝心のフェスとかライバルの話はほとんどすっ飛ばしているので、全体的にボリューム不足に感じるかもしれません。
しかし、全体を2時間もないフィルムに収めるには、うまくまとまって1つの作品としての完成度は高いと思います。
あとは、原作やアニメ版を知らない人には、かなり取っつきにくいのではないかなと思いますが、素の主人公を描く部分が多いので、メタルのギャンギャンとしたステージ以外はコミカルな恋愛ドラマとして楽しめるのではないでしょうか。
ただ、共感できるかどうかは保証しませんw
予告編などで気になった映画、「おくりびと」「パコと魔法の絵本」
http://www.okuribito.jp/
http://www.paco-magic.com/
今後の予定、「20世紀少年」「容疑者Xの献身」
http://www.20thboys.com/
http://yougisha-x.com/
まあ簡単に言うとシナジーということで
1+1=2 だけではなく
1+1=3 という世界を
数理的に表現しようとしたもののように受け止められる。