映画館で見ましたが、TVドラマの特別編のようで映画パンフはなかった。
冒頭にプロデューサーが舞台セットを紹介するミニ番組が、本編の後には出演者とのインタビューを収めたメイキングビデオがあった。
本編の方は少々分かりにくい。ネタバレになるので控えるけど、元々本編は現代に活躍するシャーロックだったのだが、こちらはビクトリア王朝時代の本家シャーロックなのだ。そこが交錯して更に妄想が生まれるからややこしい。
事件そのものは、トリックも簡単ですぐに犯人が分かってしまった。シャーロックが分かったと言った時点で、もう他に犯人はいないだろうって状況だった。なので、これはミステリーを楽しむ番組ではない。
シリーズ3の後を引き継いで、シャーロックの内面に切り込んだ回だと言えば良いのかもしれない。そのため、できれば前編は見ておいた方が楽しめるのではないだろうか。シリーズ2までしか見てなかったので、ちょっともったいないことをした。
それにしても、シャーロックがコカイン中毒だったなんて。シリーズ3でそんなことになってたんですね。