名古屋弁というと 結構 名古屋の中では
自分は 使っていない 共通語で話している と 思っていることが多いのですが
ニュースなどで インタビューでの 受け答えを聞くと 地元ならではのイントネーションが
微妙に出て この地方のことばだな~ と思うのですが
なぜか 地元の人は 「名古屋弁は嫌い」 と いう方が多いように 思います
どちらかというと 強めのイントネーションで (だがや) (だがね)
昔も使っていた言葉だとは思うのですが
強調した表現が 取りざたされてしまう印象があるからなのではないかな~ と
思うのですよ
私が その昔聴いた名古屋言葉・・ 昭和30年代の ことば・・
当店の名古屋方言競番付を 作製してくださった 芥子川律治氏が残された保存テープ
(先生は 名古屋言葉の研究をライフワークされていました)を聞いたことがあるのですが
私の祖母も <なも>ことばを 使っていたので どこか 懐かしいことばでもあったのですが
男性のことばは <武家ことば> 語尾に<のん> を表現し 今 聴く言葉より 温かみがあり
女性のことばも どことなく やわらいだ表現で おっとりとしていて 品格がある言葉で
語尾に<なも> と表現し 豊かな感じのすることばだったのです・・
ひそかに 私は この 品格があった 名古屋弁 <なごやことば>を 復活させたいと
思っているのですが・・
たぶん 今も 御園座の図書館保存資料の中には
あの 30年代の名古屋言葉の音源が 残っていると思うのですが・・
以前 CBCさんが 電話で その音源を聴けるようにしていてくださっていたことも
あったのですが 私が20代の頃??だったので もう 30年近く前の話なのですかねえ・・
名古屋文化向上 <なもことば> 復活
今の 若い世代の人で ちょこっと つかってみ~せんかなも
あの やわらかい あたたかみの あることば・・
まっぺん 放送局の方々 温故知新の名古屋言葉 発掘してしてもらえんかなも・・・
そんなことを 思う おかみ(なもえり)でございました・・・
ちなみに このブログの 左枠のブックマークの
<名古屋方言 愛知県教育委員会文化財課ビデオ>を
クイックしていただきますと 平成4年の保存ビデオが ごらんいただけます
芥子川律治氏収録の昭和30年の頃の音源 ~ 平成4年の名古屋弁保存音源
これにも 変化が・・
これから ますます 言葉は変化していくことでしょう・・
名古屋方言 の 歴史をひもとくのも ええんでないかなも・・・