いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

死ぬこと

2004年05月10日 | 考える
生まれてくるときは何一つ持ってこないのに
いざ死のうとするときは何かを持っていきたい、
何かを残したいと思う。

お墓は要らないと思う。
葬式も要らないと思う。
儀式は嫌いだ。

生まれてきて、生きて、死ぬ。
ただそれだけのことだ。
そんな命はいくらでもあるように思う。
どうしてそんなに葬式やお墓にこだわるのかが
分からない。

死にたくはない。
でも、いつかは必ず死ぬ。
それは冷徹な事実だ。

死んだお墓に誰かが
手を合わせてくれなくてもいいと思っている。
生きて死んだ後が問題はなくて
どう生きるかということが
問われているような気がするのだけれど。

みんな、何もないところから生まれてきたのならば
何もないところに戻るだけだと思う。
コメント (2)
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