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昨日の疲れのせいか、朝は8時起床。実家のお袋から電話が入り、親父が一関球場での一関学院の野球観戦の途中で、我家に寄るとの事。一関学院野球部に親戚がいる訳でもないが、老後の暇つぶしで、軽自動車で高校野球の観戦に足を運んでいる。そのDNAのせいか、今日一日何をするか迷ったあげく、自宅を10時過ぎに出発し、花巻スポーツキャンプ村まで向ってしまった。
ちょうどキックオフ前で、このカメルーン?は何処?。グルージャはわかりましたが。ユニホームを見ると「Wings」の文字。盛岡ウィングス対グルージャ盛岡の対戦前だった。
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盛岡ウィングスは、盛岡予選で北陵中に3:2で勝利し県大会進出したチームで、実力はあるのは承知済みだった。グルージャ盛岡も、練習試合では中盤がしっかりしたチームだった事が、記憶に残っている。
試合内容は、予想以上に中盤の支配率が高いウィングスが先制し、その1分後にグルージャが同点に追いつく等、両者譲らぬ展開となり、後半戦に突入。
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ハーフタイムに、東水沢中対花巻中戦を見学に移動。前半で勝負がつくほど点差が開いた事を知りつつ、後半戦を見守った。
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花巻中は、思った以上に体力的に優位に見えるが、後半は進捗状態の中で、東水沢中がフリーキックを得て、シュートが綺麗に決まった。
それにしても、花巻中は上手いと言うより、力強い。練習の賜物。そんなイメージだった。この暑さに負けないのは、やはり宮沢賢治ものかな。互いに暑さのせいか、中弛み気味であり、またもや移動。
クラブ同志の試合、盛岡ウィングスの動向が気になったが、終了10分前にグルージャが追いつき、最後の最後、終了間際ロスタイム時間中に、右サイドからのセンタリングに、ボレーが決まり、盛岡ウィングスが勝利した。
支配率では、ウィングス。ウィングス最終ラインに、ボールを集めグルージャの勝機も見えたが、最終的に1番も攻撃につぎこんだ積極性が、クラブ同志の闘いを制した。思った以上に、盛岡ウィングスの強さを感じる試合でした。
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13時キックオフは、昨日泣かせられた滝沢南中対北上南中。正直、北上南中までは残りたかった。その思いは、子供達の目標だった。
試合は、開始2分で滝沢南中が先制。その後10分には、追加点をあげ、滝南優位の展開。
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中盤の競り合いも、果敢にインターセプトを狙う滝沢南に対し、遅れをとる北上南中。後半20分過ぎに、北上中が追撃に繋がる得点で、反撃ムードが20分間続いたが、ゴールを割る事ができず、滝沢南中が勝利しベスト8とを決めた。
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北上南中の中総体優勝の秘密を探ったが、堅守とコミニュケーションだった気がました。
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帰り道から見える、夏油高原付近の山々と、広大な田園。戦前は、軍部の飛行場も予定された程の平地。秋も深まる季節ですが、残暑はまだまだ続く秋空でした。
高円宮U-15岩手県大会も、モチベーションが高い地域リーグから進出したチームの健闘が目立ちます。
江釣子中・花巻中・滝沢南・盛岡ウィングス、どのチームも中総体県大会・クラブユース選手権に、活躍できず・参加せず。高円宮杯へ、モチベーションを持続させた事が何よりですが、トーナメント戦は紙一重ということを示している気がします。
何よりも諦めない事が結果に出るという事でしょう。
がんばぅて行きましょう!