gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

俳句甲子園2

2009-08-09 23:50:34 | 俳句
3連覇ならず
第12回松山俳句甲子園 3連覇を狙う開成高校(東京)は、準決勝で松山中央高校(愛媛)に僅差で負けて姿を消した
隙がなく完成された開成の句の中には、審査員から「70年前のホトトギスにたくさんあったような句」と評された伝統俳句も見受けられた
一朝一夕に成せる句ではない
松山中央には、破天荒な若さがあった 
試合後3年の福田君が「僕の力が足りなかった。後輩達と優勝したかった」と涙を流した
私、思わずもらい泣き
開成は兼題が発表されると合宿を行い、兼題句を100も200も作ると聞いた
ディベートの内容も高レベルだし、「焦る」ということがない

きのうからずっと開成の試合を見てきた(主宰がこのブロックの審査委員長だったし)
そうしたら大会スタッフが私のことを開成の選手の父兄だと勘違いして
開成が勝つたびに「おめでとうございます」と優しい言葉
「暑いですからお飲み物をお持ちしましょう」とPONジュースもいただいてしまった

決勝は松山中央と敗者復活戦で勝ち上がった洛南高校(京都)
先鋒から大将まで5句で争う 3句を先取した方が勝ち
13人の審査員が「句」の出来と4分間のディベートで「鑑賞力」を評価する

優勝したのは松山中央高校 洛南もよく闘った

台風が接近し、大荒れの四国地方
加えて、暑さによる身体疲労と応援観戦の興奮でヘトヘト
世間はお盆休みが始まって、高速道路は渋滞らしい
帰名は予定していた深夜バスをキャンセルし、最終のフライトに変更

松山空港の搭乗口には、金子兜太先生、星野高士先生、坊城俊樹先生がおられ
なんと星野先生と坊城先生お二人に、その間の椅子を空けていただき、ちゃっかり坐ってお喋りをしてしまった
兜太先生は、おひとりでショッピング
羽田行きが出ると今度は大阪行きに搭乗するいつき組のメンバーの方が声をかけてくださり、またお喋り
名古屋行きの出発は45分も遅れたけれど、大枚叩いて飛行機に替えたので、これらのお喋りタイムは天からのサービスだったのかも
コメント (4)
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