gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

俳句甲子園4

2009-08-13 20:24:41 | 俳句
6回に渡って書いてきた松山・俳句甲子園も今回が締め

「敗者復活戦」について書き忘れていた
予選リーグ、決勝トーナメント1・2回戦で敗退した全チームが参加できる
今年は京都の「洛南」がこの復活戦を制し準決勝に再登場した

敗者復活戦の兼題は「ソーダ水」
チームで1句を出すのだが、これには「写真」を1枚添えなければならない
1日目の夜、兼題発表後、選手たちは句を作り、イメージに合った写真を撮る
街に出て、喫茶店で、ゲームセンターで、あるいは宿舎で
自分たちの句を5倍にも10倍にも引き立てるイメージ映像を作成するのだ
翌日舞台で、句と写真が披露される

生み出された俳句は、一人歩きし読み手の想像の中に活きる
この1枚の写真は句のイメージを固定してしまうかもしれない
しかし、私はこの試みにほんわかとした暖かみを感じた


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鯛飯し

2009-08-13 13:22:07 | たべもの
さて、何を食べようか
瀬戸内海が見えるから魚は美味そうだ
みかんで有名な温暖地だからフルーツも露地物の野菜も美味しいであろう

ところで「名物」は・・・「鯛飯」「蛸飯」「じゃこ天」・・・では、鯛飯にしよう
家でも作るが、本場の鯛飯を味わっておきたい
先ず、ロープウェー口の観光案内のおねえさんに「個人的に薦めるお店は?」
商店街のタオルショップのマダムにも尋ねてみた
どちらも2件ずつ紹介してくれた そしてそのうち1件は同じお店だった
大街道電停前 いよてつ会館地下の「東雲」という瀬戸内料理店

「鯛飯をお願いします」「今から炊きあげますので25分ほどいただきますが」
「そうですか、では先に生ビールを」
出てきた鯛飯は、期待を裏切らないお味だった 炊き込んである鯛もふっくらしていて
縮んだり固まったりしていない たぶん鯛のあらを中心に出汁をとり、
その出汁でご飯を炊いて、頃合いを見計らって鯛の切り身を混ぜているのだと思う
「松山揚げ」の存在が松山の鯛飯に欠かせないアイテムのようだ

2日目のお昼は辺さんと大街道商店街の「出雲食堂」に入った
岩手の下館第一高校の選手たちがミーティングをしていた
毎年この食堂を利用しているそうだ
ここでも生ビールと鯛飯+煮魚 こちらの鯛飯は昨日よりも醤油の色が濃く、お焦げもある 
食堂らしい豪快な定食 煮魚は大きなあいなめの切り身だった
生ビールのジョッキが何となく生臭く感じられたが、これも「食堂」らしい

2日目の夜は松山支部の方々と「籠目」という日本料理店 飲み放題付5時間
5時間とは句会も含めての時間であるが、その間ずっとお酒の注文をし続けていたから・・・
料理はお魚がメインで刺身・煮付け、焼き物、揚げ物、炊き合わせなどのコース
いずれも美味しかったけれど、作句しながらの食事だったのでそれぞれのメニューについてコメントができない

おみやげは、松山のタルト「一六」か「六時屋」か?
麗子さんに伺うと「六時屋」との回答
カステラ部分の出来がまったく違うらしい 食べてみると確かに納得
あとは空港で「じゃこ天」これは味見をして買った
真空パックでない揚げたての鯵の天ぷらと白身・エソの天ぷら、そして念願の削りかまぼこ

松山って何でもおいしい

写真は伊予柑羊羹、これだけはちょっと失敗
コメント (2)
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