gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

熊野の花火

2009-08-18 22:34:06 | Trip&Bike
事務所の友の会のイベントにて「熊野の花火」へ

15万人の観衆をあつめる凄い花火大会
雨でも風でも中止・順延になる 予定日開会率4割らしい
でも昨日は、この上ない花火日和
午後4時から海辺に陣取り、寝そべって花火を見る
何という贅沢

沖には、飛鳥Ⅱ パシフィック・ヴィーナス にっぽん丸が停泊
一緒に花火を楽しんだ
おもしろかったのは、先に到着していた飛鳥とPV、遅れてにっぽん丸が到着すると
わざわざその大きな船体を動かし、少しずつ東へ移動した
楽しみは分かち合う
飛鳥にはパイロット船が寄り添っていた

松山と熊野 素敵な夏休みだった

写真は、海上自爆花火。
ネーミングを何とかしてもらえないかしら
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朝の常連

2009-08-16 17:30:16 | たべもの
昔ながらの喫茶店ならいざ知らず、スタバやミスドにも朝の常連さんはいるのだそうで
店員さんによると、客の顔を見た瞬間、注文を聞く前からキッチンスタッフが「いつもの」メニューを作り始める
これらの店は前払い・セルフサービス、レジ担当者が注文を聞いて代金を受け取る
作っている店員は、いちおう・・違うメニューのオーダーが入ったらどうしよう・・
と思いながら・・・いや、たまには違うオーダーをしてくれ!
このコーヒーは無駄になってもいい と思うのだそう

スタバの店員さんは、自社メニューからいろいろなミックスやトッピングを試して
そのお味がGoodならば、「こんなんできました」とお店に報告

そんな店員さんから「抹茶クリームフラッペチーノにコーヒーゼリーをトッピングすると
『ほうじ茶』味になる」と聞いて、さっそく試してみた
トッピングのコーヒーゼリーはプラス60円

う~ん
混ざっても抹茶クリームは抹茶クリームで、コーヒーゼリーはコーヒーゼリーだった
ほうじ茶ほどの香ばしさは漂ってこない
コーヒーゼリーフラッペチーノに抹茶クリームをトッピングしたら良かったかも
(できるかそんなもん)
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平和のための戦争展2009

2009-08-15 21:48:30 | イラク関連~待っていても平和は来ない
明日まで、名古屋市公会堂4階で行われている「平和のための戦争展」
戦争のさまざまな犠牲について、ブース展示や証言、映像などを用いて広く知って貰う
そして二度と戦争を起こさないよう、平和を考える機会にする催し

初日には大阪から「イラクの子どもを救う会」の西谷さんが来名
講演会があった
会場に中高生の姿が目立ったので、西谷さんはイラクやアフガンの被害を訴えるだけでなく
イラク戦争は誰がどう得をするように仕組まれた戦争なのかをわかりやすく語った

セイブ・イラクチルドレン・名古屋はもう7回目の出展となる
イラク戦争はこの中で一番最近の戦争
ほとんどは第2次世界大戦に関わる展示で、当然の事ながら毎年証言者が高齢化していく
展示資料の傷みも激しい
毛筆や手作りの展示物がかえって人目を引く

展示ブースの中にテーブルとお茶とお菓子
興味を持った若者がいると「まあちょっとここに坐って、お茶でもどう? 
サータアンダギー、これ手作りなのよ・・」と声をかける
お菓子に釣られて腰掛けた若者は、じっくり話を聴くことになる

ウチも来年は、イラクティとイラクのお菓子を準備して行こう

今日は8月15日。
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1.5ゲーム差

2009-08-14 22:57:45 | それ以外
今日はナゴヤドームへ 東京ヤクルト×中日
ドラゴンズは1回裏から打者一巡の猛攻で
ピッチャーの吉見までライト線へタイムリーヒット(彼はバッティングが好き)

ゲーム終了まで見ていると、21時からのアグリーベティーに間に合わないので
7回で帰ってきた

夏休みだから観客の出足も速いし、球場売店の幕の内弁当をよく見かけた
弁当そのものの種類も増えている
(いつもは、試合開始の18時だと、地下鉄からドームへ向かう通路は混雑している
また、幕の内弁当より、つまみ系・ファーストフードメニューを見かけることの方が多い)

グッズ売り場も人集り、結構な売れ行きだ

さて、今日勝って、巨人が負けて これでゲーム差は1.5
あと一歩!

中京大中京高校も無事1回戦を突破しており、しばらく野球から目が離せない
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俳句甲子園4

2009-08-13 20:24:41 | 俳句
6回に渡って書いてきた松山・俳句甲子園も今回が締め

「敗者復活戦」について書き忘れていた
予選リーグ、決勝トーナメント1・2回戦で敗退した全チームが参加できる
今年は京都の「洛南」がこの復活戦を制し準決勝に再登場した

敗者復活戦の兼題は「ソーダ水」
チームで1句を出すのだが、これには「写真」を1枚添えなければならない
1日目の夜、兼題発表後、選手たちは句を作り、イメージに合った写真を撮る
街に出て、喫茶店で、ゲームセンターで、あるいは宿舎で
自分たちの句を5倍にも10倍にも引き立てるイメージ映像を作成するのだ
翌日舞台で、句と写真が披露される

生み出された俳句は、一人歩きし読み手の想像の中に活きる
この1枚の写真は句のイメージを固定してしまうかもしれない
しかし、私はこの試みにほんわかとした暖かみを感じた


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鯛飯し

2009-08-13 13:22:07 | たべもの
さて、何を食べようか
瀬戸内海が見えるから魚は美味そうだ
みかんで有名な温暖地だからフルーツも露地物の野菜も美味しいであろう

ところで「名物」は・・・「鯛飯」「蛸飯」「じゃこ天」・・・では、鯛飯にしよう
家でも作るが、本場の鯛飯を味わっておきたい
先ず、ロープウェー口の観光案内のおねえさんに「個人的に薦めるお店は?」
商店街のタオルショップのマダムにも尋ねてみた
どちらも2件ずつ紹介してくれた そしてそのうち1件は同じお店だった
大街道電停前 いよてつ会館地下の「東雲」という瀬戸内料理店

「鯛飯をお願いします」「今から炊きあげますので25分ほどいただきますが」
「そうですか、では先に生ビールを」
出てきた鯛飯は、期待を裏切らないお味だった 炊き込んである鯛もふっくらしていて
縮んだり固まったりしていない たぶん鯛のあらを中心に出汁をとり、
その出汁でご飯を炊いて、頃合いを見計らって鯛の切り身を混ぜているのだと思う
「松山揚げ」の存在が松山の鯛飯に欠かせないアイテムのようだ

2日目のお昼は辺さんと大街道商店街の「出雲食堂」に入った
岩手の下館第一高校の選手たちがミーティングをしていた
毎年この食堂を利用しているそうだ
ここでも生ビールと鯛飯+煮魚 こちらの鯛飯は昨日よりも醤油の色が濃く、お焦げもある 
食堂らしい豪快な定食 煮魚は大きなあいなめの切り身だった
生ビールのジョッキが何となく生臭く感じられたが、これも「食堂」らしい

2日目の夜は松山支部の方々と「籠目」という日本料理店 飲み放題付5時間
5時間とは句会も含めての時間であるが、その間ずっとお酒の注文をし続けていたから・・・
料理はお魚がメインで刺身・煮付け、焼き物、揚げ物、炊き合わせなどのコース
いずれも美味しかったけれど、作句しながらの食事だったのでそれぞれのメニューについてコメントができない

おみやげは、松山のタルト「一六」か「六時屋」か?
麗子さんに伺うと「六時屋」との回答
カステラ部分の出来がまったく違うらしい 食べてみると確かに納得
あとは空港で「じゃこ天」これは味見をして買った
真空パックでない揚げたての鯵の天ぷらと白身・エソの天ぷら、そして念願の削りかまぼこ

松山って何でもおいしい

写真は伊予柑羊羹、これだけはちょっと失敗
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「俳都」松山

2009-08-12 17:35:50 | Trip&Bike
松山は「俳都」という名にふさわしい街であった
路面電車の中、あらゆる観光スポットに「投句箱」が設置されている
驚いたのは、この箱への投句者年齢 なんと17%が10代、次が20代の若者
俳句甲子園の熱気をみても、俳句がシニアの趣味という感覚は捨てるべき
また、自分が俳句人口の若年層に分類されることなどあり得ないことだと思った

さて、坊ちゃん列車1回+普通列車乗り放題1日券500円を買い松山城へ向かう
大街道下車、秋山兄弟(坂の上の雲の主人公)生誕地を経由して松山城ロープウェイ口へ
松山城の天守閣からは松山の街、瀬戸内海が360°見渡せる
この城が松山のすべての中心地であったことを実感 
木造の城内を素足で歩くと、足裏から関ヶ原以降の年表が立ち上がってくるような気がした

坂の上の雲ミュージアム
11月下旬から放送される「坂の上の雲」 この物語に因んだ展示物満載のミュージアム
平成19年に完成、設計は安藤忠雄
外観内装とも非常に安藤忠雄ぽいが斬新とまでは言い難い

ミュージアムから散歩道の坂を登っていくと洋館「萬翠荘」、さらにその裏手の石段を進むと漱石と子規が五十数日同居したという「愚陀佛庵」がある
萬翠荘の庭には洋風のガーデンチェアが置いたあったが、触れたら間違いなく火傷
愚陀佛庵は木立の中の質素なしかし矍鑠とした2階建ての庵で、縁側に腰掛けてみると気持ちが落ち着いた

午後はまた路面電車に乗り「松山市」駅へ 駅から徒歩5分の「子規堂」へ
伊予鉄の踏切を渡り、昔ながらの駅前商店街を進とすぐだった
子規はここで俳句を作り、句会をしていたのかぁ その場に土足で居ることに違和感

松山市駅に戻って道後温泉行きの、また路面電車 一日券が役に立つ
道後温泉の一駅前、道後公園で降り、城跡の公園を縦断して「市立子規記念博物館」へ
特別展「子規と紅葉」
生まれ年が同じで、亡くなった年も1年違うだけ
同時代を生きたふたり、紅葉がこんなに熱心に俳句に取り組んでいたとは知らなかった

さぁ大阪からのご一行が到着する時刻 集合場所はなにわやロビーだ
博物館からなにわやまでは徒歩1分
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松山観光1

2009-08-11 18:14:45 | Trip&Bike
夜行バスは昨夜11時過ぎに名古屋駅を出発したのだが、12時にカーテンを閉められ
途中途中の休憩も、運転手の交代だけで乗客が車外に出ることはなかった
なので、どの橋を渡って四国に入ったのかわからないし、美しかったであろう瀬戸内の夜景を楽しむこともなかった ちょっと残念

6時48分 定刻より10分早く夜行バスは道後温泉駅に着いた
バスを降り一見、お宿なにわやさんを確認 徒歩1分とかからないようだ
先ずは早朝から空いている階上の喫茶店でコーヒーとトースト

次は、「道後温泉本館」へ 徒歩3分 800円で2階大休憩室利用、お茶・お菓子・浴衣付のチケットを買う
朝7時半だというのに湯殿は結構な賑わいである、この時間は地元の方が多いようだ

休憩室で呈されたお茶は、朱塗りの天目台に載っている ほほう・・
よく見ると水屋では風呂(夏用の置き型釜)で沸かし、杓ですくってお茶を淹れている パフォーマンスだとしても風情がある
ちっとも汗が引かないので館内散歩「坊ちゃんの間」などを見学させてもらった 

なにわやさんに荷物を預け、8時55分発の坊ちゃん列車をめざす
今回のお宿、なにわやさんは和人さんにお世話いただいた 駅至近 アットホームな感じがよい 連句をされるという女将さんがすてき 
とくに朝食の鯵、鮭、エバーグリーンというたまご は美味しかった
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俳句甲子園3

2009-08-10 23:44:38 | 俳句
元に戻って初日予選と決勝リーグ1.2回戦の話
3校ずつAからLまでの12ブロックに別けて行われた
4ブロックもある商店街に12のステージが設けてある

銀化からは、麗子さん、厨さん、和人さんがボランティア審査員として参加
予選リーグと決勝トーナメント1回戦の審査員として、紅白の判定旗を振っていた
司会者から指名されれば、評価コメントもしなければならないから責任重大!

私が見たBブロックは、新潟の巻高校、愛知の幸田高校、岐阜の飛騨神岡高校のリーグ戦

巻高校は主宰の出身校、底力がある
幸田高校はかつてウチの支部長の奥様が指導をし、以来大会の常連校で準優勝経験もある
飛騨神岡高校がダークホース、学校は昔鉱山で栄えた飛騨の山奥にあり、1学年100人に満たない
今回の参加者は「スキー部」の部員、スキーの合宿には韓国へも行くらしい
地元幸田を応援すべき・・と思いながらも飛騨神岡に熱い視線を送ってしまう

予選リーグは3句出し ディベート3分 3人の審査員が判定する
○巻-神岡×  ○幸田-巻×  ○神岡-幸田× の三つ巴になり
結局得点差で幸田高校が決勝トーナメントに進んだ

その後は予想通り、決勝トーナメントに進んできた開成高校と幸田高校が当たった
幸田も善戦したものの、句の出来もディベートも開成には叶わなかった
兼題の「バナナ」も日常にありすぎて難しかったとおもう

次は、開成対済美平成 開成は絶好調 完璧な句で済美平成に攻め入る隙を与えない
ディベートタイムが始まってもしばらく無言の済美平成
喋らなければ終わってしまう
開成の前に力及ばず


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俳句甲子園2

2009-08-09 23:50:34 | 俳句
3連覇ならず
第12回松山俳句甲子園 3連覇を狙う開成高校(東京)は、準決勝で松山中央高校(愛媛)に僅差で負けて姿を消した
隙がなく完成された開成の句の中には、審査員から「70年前のホトトギスにたくさんあったような句」と評された伝統俳句も見受けられた
一朝一夕に成せる句ではない
松山中央には、破天荒な若さがあった 
試合後3年の福田君が「僕の力が足りなかった。後輩達と優勝したかった」と涙を流した
私、思わずもらい泣き
開成は兼題が発表されると合宿を行い、兼題句を100も200も作ると聞いた
ディベートの内容も高レベルだし、「焦る」ということがない

きのうからずっと開成の試合を見てきた(主宰がこのブロックの審査委員長だったし)
そうしたら大会スタッフが私のことを開成の選手の父兄だと勘違いして
開成が勝つたびに「おめでとうございます」と優しい言葉
「暑いですからお飲み物をお持ちしましょう」とPONジュースもいただいてしまった

決勝は松山中央と敗者復活戦で勝ち上がった洛南高校(京都)
先鋒から大将まで5句で争う 3句を先取した方が勝ち
13人の審査員が「句」の出来と4分間のディベートで「鑑賞力」を評価する

優勝したのは松山中央高校 洛南もよく闘った

台風が接近し、大荒れの四国地方
加えて、暑さによる身体疲労と応援観戦の興奮でヘトヘト
世間はお盆休みが始まって、高速道路は渋滞らしい
帰名は予定していた深夜バスをキャンセルし、最終のフライトに変更

松山空港の搭乗口には、金子兜太先生、星野高士先生、坊城俊樹先生がおられ
なんと星野先生と坊城先生お二人に、その間の椅子を空けていただき、ちゃっかり坐ってお喋りをしてしまった
兜太先生は、おひとりでショッピング
羽田行きが出ると今度は大阪行きに搭乗するいつき組のメンバーの方が声をかけてくださり、またお喋り
名古屋行きの出発は45分も遅れたけれど、大枚叩いて飛行機に替えたので、これらのお喋りタイムは天からのサービスだったのかも
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