<読書メモ 2011年1月 ①>
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
『震える岩 霊験お初捕物控』宮部みゆき
忠臣蔵の100年後の江戸の話し。
死霊が人に憑いて子供を殺すってのはベタな気がするが、
赤穂浪士の話しは面白かった。
(「霊験お初」シリーズ第一弾。
主人公のお初は見えないものが見える不思議な力を持っています。
というわけで、「怪異」ありきの世界観です。
宮部さんは「怪異」系と「人間(本当に怖いのは人間でした)」系
どっちもありますよね。
どうでも良いけど『本所深川ふしぎ草紙』を読んだときは
タイトルで「怪異」アリだな、と勝手に思い込みましたが、無かった。
まあ、おもしろかったから良いんですが。
心の準備が的外れだったという、小さな寂しさがさ…。
ちなみに赤穂浪士の討ち入りは1703年、元禄の時代です。
人形浄瑠璃で近松門材衛門『曽根崎心中』が初演された頃。
本作の舞台は1803年、享和、十返舎一九『東海道中膝栗毛』が
流行っていた頃。江戸時代って長いですねえ)
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
『震える岩 霊験お初捕物控』宮部みゆき
忠臣蔵の100年後の江戸の話し。
死霊が人に憑いて子供を殺すってのはベタな気がするが、
赤穂浪士の話しは面白かった。
(「霊験お初」シリーズ第一弾。
主人公のお初は見えないものが見える不思議な力を持っています。
というわけで、「怪異」ありきの世界観です。
宮部さんは「怪異」系と「人間(本当に怖いのは人間でした)」系
どっちもありますよね。
どうでも良いけど『本所深川ふしぎ草紙』を読んだときは
タイトルで「怪異」アリだな、と勝手に思い込みましたが、無かった。
まあ、おもしろかったから良いんですが。
心の準備が的外れだったという、小さな寂しさがさ…。
ちなみに赤穂浪士の討ち入りは1703年、元禄の時代です。
人形浄瑠璃で近松門材衛門『曽根崎心中』が初演された頃。
本作の舞台は1803年、享和、十返舎一九『東海道中膝栗毛』が
流行っていた頃。江戸時代って長いですねえ)