http://diamond.jp/articles/-/154615
機種変更を境に発生した
「その他回線料金など」のナゾ
この番号は、はて…?5年ほど前に量販店で行った機種変更の際の状況を懸命に思い出してみたところ、ひとつ思い当たる節があった。そういえば、「使わなければタダですから(使ったら5000円掛かります)。必要なければ、近くのショップで返品してください」といってルーターを渡されたのだ。あのまま、どこかに置きっ放しにしていたかも……。
そこで、デジカメやICレコーダーなどをまとめて置いてある本棚の一角を探してみたところ、案の定、無線ルーターらしきものがみつかった。しかし、電話番号はどこにも書かれておらず、料金明細書にあった電話番号がこの機器に紐付いているのかどうかまでは分からずじまいであった。
しかし、原因がこのルーターだったとして、なぜ「使わなければタダ」のはずのものに課金されなきゃいけないのか!?
郵送されてきた料金明細書とルーターを持って、近所の携帯ショップではなく、5年ほど前に機種変更したターミナル駅にある量販店の店頭を訪ね、ハーフクレームを入れることにした。カウンターの若い女性に、「半分相談、半分クレームなんですけど…」と切り出したところ、しっかりしていそうな男性社員(後で聞いたところ、量販店の社員ではなく、携帯キャリアの主任クラスであった)で出てきて、対応に当たってくれた。
その結果、次のようなことが判明した。
5年ほど前の機種変更時に、「使わなければタダ」といわれて渡されていたルーターに対し、その時点から2年経過した月から“自動的に”月額利用料金が発生していたことが判明。都合、約3年のあいだ、箱に入ったまま使っていないWi-Fiルーターの月額レンタル料を毎月支払い続けていたのだ。
その機種変更時には、「最初の2年間は無料で、3年目から月額料金が掛かる」なんてことの説明を受けた記憶はない。「必要なければ、近くのショップで返品してください」という説明は、近いうちに返品される前提での説明の仕方だったようだ。