幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
幸せは自分が決める。

「イヤホン難聴」ご用心…若い世代でもリスク

2018-05-27 | 医療、健康

骨伝導は、直接脳に当たってしまうので、電磁波が及ぼす脳への影響はどうなのか、と思ってしまいます。イヤホンでも影響があるくらいだから。

チューブイヤホンにしていますが。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180525-00050011-yomidr-sctch

■自覚ない進行

 東京都中央区の耳鼻咽喉科「日本橋大河原クリニック」に4月、20代の女性会社員が「おとといのコンサートで左耳が聞こえにくくなり、耳鳴りもする」と訪れた。コンサート会場では、女性の左側に大きなスピーカーがあり、大音量で耳が痛くなったという。女性はビタミン剤などを処方され、1週間程度で完治した。

 このように、急に聞こえが悪くなる一過性の難聴は症状が分かりやすいが、クリニックの理事長、大河原大次さんは「イヤホンなどで大音量の音楽を聴き続けている場合、少しずつ聞こえが悪くなるので気付きにくい」と指摘する。

 WHOは2015年、世界の中所得国以上で暮らす12~35歳のうち、およそ11億人が難聴になる危険があると発表した。理由は、同年齢の半数近くがスマホなどを使い、イヤホンで大音量の音楽を聴いているためだ。

 日本補聴器工業会では、12年と15年に、あらゆる世代の約1万5000人を対象に、難聴に関するアンケートを実施した。その結果、14歳以下で難聴と自己申告したのは、12年は0.6%だったが、15年は1.5%に増えた。

 長時間、大きな音を聞き続けている危険性について、国際医療福祉大学病院(栃木県那須塩原市)の耳鼻咽喉科教授の中川雅文さんは、「片道1時間強の新幹線通勤で、耳を窓にくっつけて寝ることが習慣になった結果、難聴になった人もいる」と話す。

■連続1時間聴かない

 イヤホンを使って大音量の音楽などを聴くリスクは、中高年でも変わらない。

 電車内などは騒音で音を大きくしがちだが、中川さんは「最大音量の60%以下にすること、1時間以上連続して聴かないこと」をアドバイスする。ライブハウスでスピーカーが目の前にある場合は耳栓をすることも必要だ。

 大河原さんは「耳鳴りがして聞こえにくい、または小さい音が響いてうるさく感じる、耳がつまってふさがった感じがするなどの場合は、耳鼻科を受診して」と話す。

 中川さんは「耳は消耗品で、聞いていい音量と時間には限界がある。長持ちさせるには、大音量で音楽に接しないよう意識することが大切だ」と呼び掛けている。

■耳の負担抑える商品も

 耳への負担をなるべく抑えるイヤホンやヘッドホンも登場している。

 ビックカメラ有楽町店(東京都千代田区)では、外の雑音を消す「ノイズキャンセラー機能」のある商品も多く並ぶ。売り場担当の桝井一樹さんは、「小さな音量でも音楽を楽しめます」と話す。

 また、耳をふさがず、骨伝導などで音楽を楽しめるイヤホンも耳にいいとされる。ただ、音漏れしやすいなどのデメリットもあり、使うときは周囲に配慮したい。

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「三つ子の魂百まで」は間違い? 人の性格は60年間で劇的に変わるという研究結果

2018-05-27 | 徒然なるままに

https://wired.jp/2017/03/31/is-the-child-father-of-the-man/?utm_source=yahoo.co.jp_news&utm_campaign=yahoo_ssl&utm_medium=referral

人間の一生において、個人の性格がどう移り変わるのかを調査した、英エジンバラ大学とリバプール・ジョン・ムアーズ大学の共同研究では、14歳の思春期と77歳の老年期の性格を比較すると、個人は全くの別人になり得るという研究結果が発表されたのだ。これは従来の研究結果を覆すものだ。

時を遡ること1947年、かつて英国では、少年少女を対象とした大規模な性格診断調査が実施されたことがあった。その当時のコホート研究として集められたサブサンプルは、11歳の少年少女1,208人。そして1950年、14歳になった彼らに対する再調査において、彼らの教師から見た性格が6つのカテゴリ(自信、忍耐力、気分の安定性、慎重さ、独創性、成功欲)に分けて記録された。

それから60年以上経った2013年、エジンバラ大学の研究者らは、1,208人のうち635人とのコンタクトに成功。そのうちの174人(男性82人、女性92人)が再び同性格診断の実施を承諾した。平均年齢は77.6歳。彼らは6つのカテゴリに分けられた自身の性格を自己診断し、また、彼らの配偶者や子供、または近しい友人などから見た、被験者の性格診断を行ってもらった。

この2回に渡る縦断的性格診断において、ただひとつの違いとは、老年期にある被験者にメンタルヘルスの診断が加えられたことだ。認知症やうつ病、思考力を試すこれらの診断結果は、主に年老いた被験者における自己診断の信頼性を推し量るものとして使用された。

性格は変わる。細胞が入れ替わるように

結果は、当の研究者でさえ思いもよらないものとなった。これまで幾度となく行われてきた性格調査では、その調査期間において個人の性格にある一定の関連性が見られたものだったが、今回の、63年もの隔たりがある縦断的研究では、全くの別人を比較したような結果になったという。

14歳時に記録された6つの性格的特徴は、77歳時の性格的特徴とはほとんど相関性が見られなかった。ただし、ほとんど関連性のなかった6つの性格的特徴のなかでも、「気分の安定性」と「慎重さ」においては、低い相関が認められたという。

研究者らは、人生のほんの一部を切り取って比較したこれまでの性格調査結果(幼児期から中年期、中年期から老年期など)では、性格の移り変わりの全体像を見逃してしまうのではないかと推測している。

人の性格は、年々、ほんの少しずつ変化していく。性格とは、従来の研究からも、ある短い期間内では極めて安定しているようだが、長期間が経つと、ふたつの性格診断の比較には大きな変化が認められるのだろう。つまり人間の性格は、人の一生において、まったくの別人になりかわれるほど大きく変化するということだ。肉体における細胞の全てが数年周期で総入れ替えされるのと同じように、人間の性格もまた、60年という月日を反映させる変化を起こすのである。略

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カボチャなどウリ科の野菜、苦味に注意 食中毒で脱毛 初の症例報告

2018-05-27 | 食品の安全、料理

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180526-00000019-jij_afp-int 略

フランスの皮膚科医フィリップ・アスリー(Philippe Assouly)氏は特異な2つの症例を報告し、ありふれた植物が持つ毒性と、脱毛症の間に存在するこれまで知られていなかった関係を明らかにした。

 1人目の患者はフランスの女性で、苦みのあるカボチャスープを食べた直後に吐き気を覚えて嘔吐と下痢が1日程度続き、1週間後に頭髪と陰毛が抜け始めた。アスリー氏の論文によれば女性の家族も同じ食事を取ったが女性より少ない量のスープしか飲んでおらず、食中毒の症状は出たものの脱毛症には至らなかったという。

 2人目の患者も女性で、ウリ科の野菜が入っている食事をしたところ激しい嘔吐を伴う食中毒の症状が出た。一緒に食事をしていた人たちはこの野菜が苦かったため、この野菜を食べなかった。この女性は約3週間後に頭髪がかなり抜け落ち、脇や陰部も重度の脱毛症状を起こした。

 ウリ科の植物の食中毒で脱毛が確認されたのはこれらの事例が初めて。

 ウリ科の植物は有毒で苦みのあるククルビタシンという成分を含んでいる場合がある。この苦みはウリ科の栽培植物では品種改良によって取り除かれているが、昆虫によって栽培品種が他花受粉し、野生や観賞用の植物と交雑することがある。

 アスリー氏はAFPに対し「ウリ科の苦みは一種の警告だと受け止めるべきだ」として、「子どもに残さず食べるよう強いるべきではない」と述べた。アスリー氏によれば、3年前にドイツでズッキーニが入ったシチューを食べたことによるククルビタシン中毒で1人が死亡している

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高い場所にいる人ほど、リスクが高い決断をする

2018-05-27 | 徒然なるままに

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180526-00010000-wired-sctch 略

高さが決断にも影響

まず研究チームは、資産規模が5,000億ドルを超える3,000以上の投資ファンドのデータを分析した。ファンドのヴォラティリティ(変動性)のレヴェルを、1階から96階までにわたっていた事務所の階と関連づけたのだ。そこから判明したのは、階の高さとファンドのヴォラティリティの間に、わずかながら重要な相関関係があることだった。

さらに研究チームは、被験者が非常に高い建物のガラス張りのエレヴェイターで上り下りする間に、ある決断をするよう求める実験を行った。その結果、72階まで上った参加者たちは、よりリスクの高い決断を下す確率がより高かった。一方、下りていった人々は、より控えめな“勝利”をもたらすような決断をした。

別の実験では、ある大学の建物の1階または4階にいた参加者たちに、さまざまなレヴェルのリスクと利益のある「10の決断」を求めた。その結果わかったのは、4階にいた人は1階の人と比べて、リスクのある選択をすることが多いという事実だった。

さらに、この興味深い行動の理由をよりよく理解するために、不完全な文章の穴埋めをする実験を行った。その結果、4階にいた人は1階の被験者と比べて、権力と結びついた文章をつくり出す可能性が高かった。

脳による「修正」の能力

これによって、「高さ」と「リスクをとること」の関係性を説明できるかもしれない。研究者たちによると、オフィスの建物の高さが、ヘッジファンドの経営者たちがビットコインのようなリスクの高い投資対象に資金を投じる傾向がある理由のひとつかもしれないという。

ちなみに、高さが意識と行動に影響する可能性があることが参加者たちに知らされると、こうした傾向は現れなかった。「高さの潜在的な影響を人が認識すると、この奇妙な現象は起きないようです」とエステキーは説明する。

「脳は外的な要因に非常に左右されやすいものですが、逆にその影響を修正することにも長けています。つまり、状況を冷静に自覚することで、重要な意思決定を行う際に理性的になれると言っていいでしょう」

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性格は「腸内細菌」によって決まる:研究結果

2018-05-27 | 医療、健康

https://wired.jp/2015/05/01/bacteria-and-mental/?utm_source=yahoo.co.jp_news&utm_campaign=yahoo_ssl&utm_medium=referral

腸内細菌は、脳に大きな影響を与えている可能性がある。動物を使ったいくつかの研究で、腸内細菌の状況と脳内で起きる現象との間に、明らかな相関があることが示唆されている。

神経科学と解剖学を専門とするユニヴァーシティ・カレッジ・コーク(アイルランド国立大学のひとつ)のジョン・F・クライアン教授によれば、そのような相関を示す研究は、近年ますます説得力を増しているという。

クライアン教授は、UK版『WIRED』が4月に開催した「WIRED Health 2015」で、次のように説明した。「ある種の腸内細菌は、精神状態によい影響を及ぼす可能性があります。ストレスに対して体が適切な反応をとるために、そうした細菌が必要なのです」

最近行われたいくつかの研究では、そのような細菌を動物に投与すると、不安やストレスへの対応力が向上することがわかったという。「(細菌を投与された動物は)落ち着きが増し、よりリラックスするようになりました。脳を調べたところ、広範囲にわたって変化が見られました」

こうした特殊な細菌には名前もある。「サイコ・バイオティクス」というものだ。「ほかのほとんどの細菌は、脳の機能に対するよい影響はもたないでしょう」

腸内細菌が性格を決める

クライアン教授によれば、マウスを使った研究では、腸内細菌が行動にまで影響を与える場合があることがわかっている。例えば、腸内細菌をまったくもたないように繁殖させたマウスは、通常の腸内細菌をもつマウスと比べて非社会的な行動が多くなり、ほかのマウスと過ごす時間が少なくなるという。

同様の影響は、動物の糞を別の個体に移植して腸内細菌を移す「糞便移植」を行ったケースでも見られている。不安傾向の強いマウスに大胆な性格のマウスの糞便微生物を移植したところ、移植されたマウスはより社交的な行動をとるようになったことが確認されたそうだ。

 

さらにクライアン教授は、研究はまだ初期段階だと念押ししたうえで、ヒトの脳画像を用いた研究によれば、動物実験で確認された腸内細菌の効果の一部が、ヒトでも発揮されるかもしれないと述べた。

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欧米人より毛髪が少ない日本人 薄毛の最新治療に「赤色LED」!?

2018-05-27 | ファッション、美容など。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180515-00000072-sasahi-hlth 略

毛の量にも違いがある。アジア人に多い黒色や黒褐色のストレートの髪は世界的に見ると、太くて毛量は少なめだ。それに対し欧米人のように褐色や金髪など毛の色が薄くて細い髪は毛量が多い。日本人の毛髪の平均本数が約10万本なら、欧米人の平均は約14万本と、大きな差がある。

■アジア人の毛髪は真円、欧米人は楕円形

 ただし、日本人の髪の太さは平均約0.06ミリ。欧米人に比べ、およそ1.3倍の太さがある。また、アジア人の毛髪は断面が真円に近いのに対し、欧米人の毛髪の断面は楕円形という違いもある。略

 そこに近年、赤色LEDによる光治療が加わった。乾医師らの共同研究による日本発の最新治療だ。赤色LEDは安全で副作用がなく、他の治療と併用可能という。

 

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食用動物の肥育促進のために抗生物質を多用すれば

2018-05-27 | 食品の安全、料理

ツイートから

2000年ドイツヨーロッパの多数の畜産場では、病原菌が着実に耐性をつけつつある。ブランデンブルク州のすべての家畜で病原菌を調査した結果、家禽では60パーセント以上に、豚では90パーセント以上に耐性があることがわかった。

WHO(1996)食用動物の肥育促進のために抗生物質を多用すれば、サルモネラ、カンピロバクター、腸球菌、大腸菌という四種類の耐性菌が、食物連鎖を通じて人間に感染する。

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日大はなぜ失敗したか。東大、早慶、関学…大学不祥事対応に見る成功例と失敗例

2018-05-27 | 徒然なるままに

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180526-00010003-binsider-soci

総長が謝罪に出てこなかった早稲田

今回の対戦相手で被害者を出した関西学院大だが、いまから15年前、学生が大変な事件を引き起こしている。

2003年8月、4年生が広島平和公園の折り鶴を放火し、器物損壊容疑で逮捕された。関西学院大の対応は早かった。学生の逮捕当日には会見を開き、副学長がこう謝罪している。

「怒りや悲しみを新たにする時期に、言語道断というしかない。心からおわびします」

また、翌日には学長が広島市長を訪問し、謝罪している。

私は大学を20年以上取材してきたが、学生や教職員の不祥事に対して、大学トップが公の場で謝罪するようになったのは、この事件が大きなきっかけとなったのではないかと考えている。

関西学院大学長の対応について、当時早稲田大のある職員が私にこう話したのが印象的だった。

「早稲田なら、謝罪のために総長は表に出てこない」

この職員は折り鶴放火事件の少し前、早稲田大で起こった大きな事件が頭をよぎったからだろう。

2003年5月、早稲田大のサークル「スーパーフリー」の学生が女子学生数人を強姦した。サークルの首謀者(在学生)は逮捕され、今回の日本大アメフト事件と同じぐらい、連日、テレビや新聞でも報じられた。

早稲田大は会見を開き、副総長3人が謝罪した。しかし、白井克彦総長は欠席。早稲田大近くのある女子大学職員が怒ってこう話していた。

「総長が謝罪すべきだろう。以前、スーパーフリーの学生がナンパしにきて、早稲田に文句を言ったが対応してくれなかった。この責任は重い」

当時、私は会見に出席したが、副総長たちの対応から、いやいや矢面に立たされている感がにじみ出ていた。被害者の女性に対する謝罪、再発防止の提示など十分ではなく、当事者意識が薄いとしか思えなかった。

「限界」を理由に学内の調査をやめた慶応

2008年5月、関西大で学生が大麻不法所持で逮捕された。事件後すぐ大学のホームページで森本靖一郎理事長、河田悌一学長の連名で声明が出された。

「本学としては誠に痛恨の極みであり、関係各位に多大なご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。本学としては、過去の同様の事件を反省材料に、これまで再発防止に努めてまいりましたが、今回の事件を惹起したことにより、根本からこれまでの取組を見直さざるを得ない状況となりました。早急に抜本的な対応を講じ、二度とこのような不祥事が起こらないように、全学を挙げて取り組む所存であります」(2008年5月22日)

大学は相当な危機意識を持っていた。事件後すぐに大阪府警と協力して「麻薬犯罪撲滅」のために教育、キャンペーンを文字どおり「全学を挙げて」を行っている。私は事件が何度か大学を訪問したが、再発防止策の徹底ぶりに感心させられた。成功例だろう。

2016年10月、慶應義塾大広告学研究会が同校の女子学生を集団で強姦した。大学はこの件で会見は開いていない。当時、慶應義塾長だった清家篤氏はなにも声明を出さなかった。ウェブサイトでこう伝えるのみである。

「捜査権限を有しない大学の調査には一定の限界があります。一部報道にあるような違法行為に関しては、捜査権限のある警察等において解明されるべきであると考えます。大学としては自ら事件性を確認できない事案を公表することはできず、したがって、一部報道されているような情報の「隠蔽」の意図も事実もありません」(2016年11月21日)

このとき、大学は真相を究明しようとしたが困難を極めた、という話は慶應義塾関係者からよく聞かされた。

だからといって「限界」を理由に学内の調査をやめてしまっては、大学が自浄努力を放棄したことになり、今後の対応策を講じられず、前に進められない。危機管理意識がきわめて希薄と言わざるを得ない。明らかに失敗例だ。

被害者に対して謝罪する大学としない大学

2016年は東京大で学生が強制わいせつ、千葉大では学生と職員が強姦事件を起こしている。

東京大は会見を開いていないが、ウェブサイトで五神真総長がこう記している。

「当該学生らの行為は、被害にあわれた女性に大きな苦痛を与え、その尊厳を深く傷つけるものであり、決して許されるものではありません。東京大学のサークルのイベントと称する場で、高い倫理観と社会的常識をそなえているべき本学の学生が、かかる反社会的で恥ずべき行為を集団で行なったことを、総長としてまことに残念に思います」(2016年11月10日)

千葉大は筆頭理事、医学部長が会見で謝罪した。そして、徳久剛史学長がウェブサイトで声明を出した。こちらは謝罪している。

「当該職員の行った行為は、ひととして、また医師としてあってはならないものであり、厳しく処分をするべく直ちに懲戒委員会を立ち上げました。被害にあわれた方を深く傷つけたこと、心よりお詫び申し上げます」(2016年12月6日)

2016年の慶應義塾大、東京大、千葉大の女性に対する卑劣な行為について、慶應大と東京大はトップ名で被害者の女性に謝罪の意を示していない。千葉大はきちんと謝罪している。「遺憾」と言ってはいけないのだ。「お詫びします」である。

謝罪の有無から、大学が被害者と真摯に向き合っているかどうかが分かる。誠実さを示せるどうかだ。この判断ができるのは学長、経営陣、広報責任者だが、被害者目線に立てなかった時点で、危機管理意識を持つ以前に、教育機関として失格だ。

2017年、東京学芸大で過去(2014年)のアカハラが発覚した。出口利定学長がウェブで謝罪している。教員の言動について、

「指導学生及び研究室OBに対し、不適切ないし悪質な言動を繰り返し、当該学生らの尊厳ないしこれに関わる人格権を侵害し、また、複数の学生がこれらの一連の行為を起因とする精神疾患を発症し、卒業後の就労にも多大な支障が生じた、アカデミック・ハラスメントまたはこれに類する人権侵害に該当する行為を行っていたことが判明しました。(略)教育に携わる本学の大学教員がこのような行為をしたことは誠に遺憾であり、関係者の皆様には心よりお詫び申し上げます」(2017年9月12日)。

具体的に被害状況を示した上で謝罪する、という姿勢は評価できる。

ところで、これまで紹介した大学ウェブサイトの声明のなかで、慶應義塾大、東京学芸大のものは読むことはできない。削除されたのだろうか。2年も経っていないのに、事件にフタをしようとする意図を感じる。

それに比べて関西大は10年前の不祥事をいまでも残している。立派である。ここに危機管理に対する大学の真剣度が見てとれる。

保護者を敵に回してしまった日本大

大学の不祥事に対してトップはどう対応したか。過去20年を振り返ってみよう いずれも当時の報道、または大学ウェブサイトから引用) 。

・帝京大 学生が強姦。総長「心からお詫び」(1998年2月)
・別府大 学生が殺人。学長「心からお詫びします」(2002年2月)
・京都大 学生が強姦。総長「深く遺憾の意を表す」(2006年1月)
・長崎大 学生が大麻所持。理事(教学担当)「深くお詫び申し上げます」(2010年5月)
・日本文化大 学生が殺人。学長「お詫び申しあげます」(2014年10月)
・静岡県立大 学生が新生児を遺棄。学長「心よりお詫び申し上げます」(2017年9月)

日本大アメフト部員の悪質タックルは、被害者がいる(麻薬所持もまわりを傷つける)、大きな社会問題になった、大学への信頼を損ねた、などから、大学は速やかかつ誠実に対応しなければならないという点、つまり危機管理では通底するものがある。

大規模大学の場合、不祥事が起こっても翌年の志願者数が減少することはなかった。しかし、さすがに今回の日本大は厳しい。

専門性の高い理系学部(工、理工、生産工、生命資源科学、医、薬、歯など)は「手に職」系として定評がありブランド力は下がらないだろうが、人文社会系学部(法、経済、商など)は特別な技術や知識が身につけられるわけでもなく志望校として選ばれなくなるかもしれない。

昨今、大学選びで保護者の意向が反映されることが少なくない。保護者を敵に回してしまったからだ。

もはや自浄努力に期待できそうもないので、この件を学外の第三者による調査委員会を作り、真相究明に努めること。日本大が今できる最大の「おわび」は真相を究明して、その調査結果を報告、さらにはアメフト部の体制見直しや再発防止策などの説明を行うことだろう。

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電子タバコが爆発してフロリダの男性が死亡。同じタイプの事件としては初か

2018-05-27 | 徒然なるままに

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180526-00010009-giz-sci 略

5月5日、Tallmadge D'Eliaさんは寝室で全身の80%を占める火傷をおった状態で消防士に発見されました。当初、死因はこの火傷によるものと思われましたが、その後の報告で電子タバコの破片が頭部に突き刺さったことによる外傷だと判明。使用していたmod(電子タバコの本体部分)はフィリピンで製造されたSmok-e mountain社のもので、このmodが爆発し破片が突き刺さったということになります。

一般的な電子タバコであれば爆発してもこのような威力にはなりませんが、電子タバコはmodやバッテリーを自分好みにカスタマイズすることができ、高いワット数を確保すれば大量の煙を味わえるのが魅力でもあります。CNNによると、男性が使っていた電子タバコはバッテリー容量が大型のものだったとのこと。略

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キラウエア火山の大噴火、今度は亀裂からメタンガス!青白い炎で地獄絵図に!

2018-05-27 | 地震

https://johosokuhou.com/2018/05/25/5506/

相次ぐ地震によって地割れが増え、レイラニ地区の道路では亀裂からメタンガスが噴出している様子が観測されました。噴出したメタンガスは青白い炎となって燃え上がり、周囲に拡大しているところです。
このメタンガスは溶岩と反応して爆発する可能性も否定出来ないことから、アメリカ地質調査所は注意を促しています。

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「関東学生アメリカンフットボール連盟」の規律委員会 日大・内田正人前監督を除名処分へ

2018-05-27 | 徒然なるままに

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180526-00000046-nnn-soci

日本大学アメフト部の選手が悪質なタックルをした問題で、経緯を説明した日本大学の再回答を受けて、関西学院大学が会見を開き、日大側への不信感をあらわにした。

今回の反則プレーについて調査を行っていた関東学生連盟の規律委員会が、日大の内田正人前監督を除名処分にする方針を固めたことがわかった。

関係者によると、「関東学生アメリカンフットボール連盟」の規律委員会は、今回の反則プレー問題を受け、日大の内田正人前監督と井上奨前コーチが「アメフトへの信用を著しく損失させた罪は大きい」として、それぞれ処分する方針を26日までに固めたという。

内田前監督は処分の中で最も重く、事実上の“永久追放”に当たる「除名」処分、井上前コーチは2番目に重い「資格剥奪」の処分が検討されているとみられる。

これらの処分が下された場合、今後、学生の指導などが事実上、できなくなる。また、日大アメフト部については「無期限の活動停止」処分となる見通し。

関東学生連盟は週明けにも臨時理事会を開き、内田前監督らの処分について最終的に決定する見通し。

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