https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180528-00012428-jprime-life 略
「私は緑茶でうがいをすることをオススメしています。そのまま飲んでしまってOKです。風邪を防ぐには、うがいに加えて手洗いが大切。外出先から帰ったらすぐに、腕まで洗うようにしましょう。1分くらいかけて、じっくり洗うといいでしょう」
これはホント。衛生微生物研究センターの調査によると、食後に10時間ほどつけ置きした食器は菌が7万倍に増殖、最大140万個もの細菌が残留。スポンジと洗剤で洗い流したところ、平均10万個の残留細菌が確認されたというから恐ろしい!
一方、熱湯だけで効果が得られるものも。東京都福祉保健局の実験では、O-157の除菌にいちばん即効性が高いのは、熱湯消毒だったと報告している。
「これから梅雨の時期に入るとO-157が流行しますから、熱湯消毒が効果ありというのは朗報ではないでしょうか。O-157は死亡率も高い病気。昔ながらのすぐれた方法で乗り切りたいですね」(植田先生)
「それはウソ。少しでもタバコを吸えば、病気のリスクになります」
と断言するのは、皮膚科専門医の小川先生。イギリス・ロンドン大学の研究によれば、タバコを1日1本でも吸う人は、血管の病気に対して、1日20本吸う人の半分のリスクがあるという。
「タバコには60種類以上の発がん物質、発がん促進物質が含まれているといわれています。なかでも、火をつけたタバコの先端から立ち上る副流煙は、発がん物質の濃度が高く危険。肺がんや咽頭がんをはじめ、さまざまながんに影響があると指摘されています」
「ホント。シカゴ大学の研究では、死につながりやすくなると言われています」
と植田先生。家族や地域との関係が希薄で、他人との接触がほとんどない状態を「社会的孤立」と言う。睡眠不足や血圧上昇、ストレスホルモンの上昇といった健康状態の悪化を招きやすく、幸福感を自覚しにくい。結果として、死亡リスクが高くなるそうだ。
そうした問題によって、イギリスでは年間4・9兆円の経済的損失があるとして今年1月、孤独担当大臣のポストを設けたほど。
「日本の場合、家族と一緒にいる高齢者のほうが、ひとり暮らしより孤独感が強いとのデータがあります」
孤独の背景はさまざま。経済的な困窮もあれば、家族介護で大変な人もいる。
「結婚しない人が増えて家族も多様化するなか、社会的孤立をどう捉えて対応していくかが今後、重要になってくると思います」
ただでさえつらいかゆみ。長引けば、こんな影響もあるそうで。
「ストレスによる慢性的なかゆみが続くと、脳に影響を与えるという研究報告があります」(小川先生、以下同)
ストレスで生じた慢性的なかゆみは、脳の記憶にもかかわる大脳辺縁系に影響を与える可能性がある、とアメリカのウェイクフォレスト大学が報告している。
「大脳辺縁系にある海馬という組織は記憶に関係していて、長期にわたるストレスを受けると細胞が壊れると考えられています。ですからホント。