散歩者goo 

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アンケートに答えて問題はある?

2011年10月30日 20時05分55秒 | 注目ニュース・短感(ニュースおよび短評・感想)
先ほどフェィスブック(以下fb)でどの国に行ったことがあるかというアンケートがあったので、調子に乗って答えた。しかしよく考えるとこれが何に使用されるか、相手がどんな意図で聞いているのか分らない。それに気付いた時は随分いった先の国をクリックしていた。その後サイトの発信先を見ると、FX関連の証券会社であった。それにFBのサイト内なので、商用の怪しいサイトは除外しているだろうと思っているので気にしないことにした。

私は常々ネットには悪意のサイトが一割以上存在するのではないかと根拠無く直感的に思い込んでいる。現実問題ギャンブルを含む迷惑メールのサイトの数は非常に多い。それに投資や関連の怪しげな勧誘もよく見かける。このような悪意のあるサイトや迷惑メールを送りつけるサイトは、裏で暴力団が絡んでいる場合が多いと聞くし、犯罪に巻き込まれたり、金を騙し取られたりする可能性が強いといえるのだろう。

そのようなサイトは、うまい儲け話が多い。今までの経験からすると、うまい儲け話は、ほとんど無い。そんなに儲かる話であれば、何も他人に話を持ちかけなくても、その会社が自分で実行したほうが、はるかに儲かる。普通の企業であれば、本当の儲け話は外部に秘密にし、独占するだろう。そういう意味でよくわからないサイトに、様々な個人情報を与えるのは、気をつけたほうがよさそうだ。

そのような、悪意のあるサイトでなくても、一般企業もツイッター(以下tw)やfbでの活動は問題ないので、様々な手段で顧客対象者の情報収集は合法的におこなわれる。多くの場合特典付で問いに答えれば何らかのサービスが得られることが多い。したがって大企業から中小企業や更に個人企業や自営業・ネットショップまで幅広く顧客の発掘と囲い込みに、力を入れ新しいビジネスモデル構築に必死である。

面白いことにクリエイター・芸術家や専門家やコンサルタントや職人を含む個人事業者は、消費者の立場でありながら、同時に企業家の立場であることがほとんどである。その意味で、あるときは企業に情報収集や営業のターゲットにされ、あるときは自分でツイッター(tw)やフィスブック(fb)やブログやHPを通じ顧客獲得のため、ネット上に大なり小なり様々な手を打つ。それぞれのサイトで読者数を増やそうとするのは、自分の意見なり作品や商品を見てもらうのと同時に、顧客や来場者を増やそうとする意思の表れでもある。

ここで、矛盾と葛藤が生じる。読者を獲得する場合、そのサイトが面白いほど読者はファンになりやすい。しかし個人的には出来るだけ自分の事は、プライベートは隠したいが、消費者、顧客の信用を得るにはプライベートも出来るだけ公開するほうが、親しみがもてる。その意味では芸術家は、小説家であれ、画家であれ、まず自分の経歴を表に出す場合が多い。ネットショップの講習会も受けたことがあるが、ネットショップでも同じ原理で顔写真も含めある程度プライバシーも公開したほうが良いと教えられた。

しかも現実的には、私の場合に限定しても、ネット上で住所、氏名、年齢や趣味等をいろんなところで申し込んだ時に書き込んだ。そうした情報のプライバシー保護が完全になされているとは思っていない。多分悪用したり横流ししたりしたサイトがあるのだと思う。事実見知らぬサイトからの迷惑メールが来るのもその現われだと思っている。

今ネット上の情報漏洩が問題になっているが、自分にとって本当に重要な情報は、ネットから切り離した形にして保管するしかないのだろう。そのような秘密情報は、例えばメモリスティックに格納して、秘密にしている情報が必要になるたびにメモリスティックをPCに接続してみるとか、というようなことを考えたほうが良いのだろう。

私はブログ上(この夏以前は「村ぶろ」の「散歩者」というサイトに投稿)に個人的なこともいろいろ書いてきたので、ブログを読めば私のプライバシーに触れる事項はほとんど自分で公開していることになる。当然始めから上記のことを意識しつつブログを書いていた。その意味で、今後に騙されて失う資産も全く無いので気にしていない。今回、この一文を書く発端になったアンケートの全内容はシステムの問題でフリーズし入力できなかったので、次のブログに書こうと思う。
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