他の媒体やツイッターで何度も繰り返し書いていることなんですが
このブログではそれほど書いていない(と思う)短頭種の犬のことです。

「短頭種?あのいつもお顔にシワよせてる子たちのこと?」
そうです。パグとかブルドッグとかボクサーとか、つまりニコと相性悪い子たちだ。
ニコはパグやブルドッグと顔を合わせると唸って怒るんですよ。
普通にすれ違ったりする分には何ともないんだけど、目線が合うと唸る。
これは推測ですが、あの顔のシワが犬が怒った時の鼻にシワを寄せる顔に見えるのかな?と思っています。
鼻にシワを寄せて怒られたから唸り返すってのも犬のコミュニケーションとして間違ってるんだけど😔
話がそれました。
これは2ヶ月ほど前にツイッターでたまたま見つけた記事を私が引用したものです。
1年以上前のツイと記事だけどすごい!オランダでは短頭種の犬も正常な長さのマズルを持たなくてはならないという規則が設定され現行の繁殖は事実上禁止に。オランダのパグクラブはブリーディングの中止を発表だって。
— AkiGunning@webwriter (@Aki_Gunning) September 5, 2020
記事がオランダ語で読めないけど、自動翻訳で英語にして頑張ってみる。 https://t.co/oGVBpwzx3l
この記事を日本語にまとめたものがアップされたのでリンクします。
短頭種の犬の呼吸障害や関節障害は本当に深刻な問題にも関わらず
パグやフレブルの人気は世界的に高まるばかりで、多くの専門家が警鐘を鳴らしています。
彼らのゼエゼエいう呼吸音も大きなイビキも横坐りも犬種の特徴ではなくて症状です。
世界各国で短頭種の犬の健康を危惧する研究が数多く行われ発表されているので
目についた時にはいつもできるだけ多くの人の目に留まるところに書くようにしています。
上にリンクを貼った記事は研究ではないですが、オランダではここまで踏み込んだ対応をしていると紹介です。
これも私のツイートですが、18世紀のパグはこんなに脚もマズルも長かったんですよ。
あらウィキメディアのリンクは画像が出ないのね。
— AkiGunning@webwriter (@Aki_Gunning) September 6, 2020
では別の1780年の絵画のパグを。犬として健全な姿です。https://t.co/2XryqIIioz
マズルの短い犬たちは愛嬌があって可愛らしいです。
犬だけでなく、猫のスコティッシュフォールドの垂れ耳、マンチカンの短い脚、ペルシャの平らな顔も
慢性的な痛みや内臓への負担、呼吸障害につながります。
彼らの特徴的な姿は機能ではなく見た目の可愛らしさのために作られたものです。
人間の「かわいい〜!」という感情のために動物に負担や苦痛を背負わせるのはやめよう、
このオランダの規制はそういう精神で制定されたものです。
短頭種の犬の飼い主さんを責めているのではありません。
でもまずは知ることが、未来の苦しむ動物を減らすことにつながります。

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