今日のテーマはフードなんですが、原材料ではありません。
でも大切なことなので、お付き合いください。
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「フードはいつでも大切よ」
ニヤが舌舐めずりするようなお話でもないんだよ。
今日ツイッターで流れてきて知ったのですが
ヒルズやロイカナなどの療法食が転売目的で買い占められ
品薄になっているとのことです。
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「え!何それ腹立つ。療法食しか食べられない子もいるのに!」
こちらはフリマやオークションサイトに転売の規制を求める署名です。
マスクの時のように転売する場所を無くしてしまおうというもの。
簡単に署名できますので、お願いいたします。
でもね、フードやトリーツの品薄って世界規模で起こっているんですよ。
転売とは別に、コロナ禍によるロックダウンや
衛生管理システムの変更などの理由で輸送費や諸経費が上昇し
人間の食料品の価格も全般的に上昇していますね。
アメリカでは農場に出稼ぎに来る外国人が入国できないため
収穫のための人手不足、人件費の上昇も起こっています。
ペットフード の原材料ではコーンと大豆の価格が8年ぶりの高値に達しています。
またフードに使用される油脂類が動物性と植物性の両方が不足気味。
これらの油脂が再生可能なバイオ燃料として需要が高まっているから。
このような理由でペットフード業界は前代未聞のコスト上昇に直面しています。
コーンや大豆、燃料に使われるような油脂の入ったフードは
買っていないから関係ないと思いますよね。
でもメーカーはコスト上昇に対応するために売上の少ないプレミアムフードよりも
スーパーやホームセンターに卸すような売れ筋商品を優先して製造しているようです。
プレミアムフードって市場は大きいけれど、細分化しているから
個々のブランド毎の売上は小さいですからね。
中小メーカーは原材料の調達のハードルが高くなるし
とにかくどこも皆たいへんな状態ではあるようです。
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「どうするの?ごはんが無くなるの?大丈夫?」
大丈夫だから落ち着いて。
いつものフードが手に入らない場合に備えて
代わりになる製品をいくつか目星をつけておきましょう。
療法食まで行かなくとも、アレルギーや好き嫌いのある場合
あらかじめリサーチしておくことが重要です。
療法食はヒルズかロイカナという方が多いと思いますが
ナチュラルハーベスト、アニモンダ、フォルツァ10、ハッピードッグ
などの選択肢もあります。
どうしても手に入らなくて深刻な場合には、最後の手段は手作りです。
療法食を食べている場合の手作り食はプロに栄養相談を。
「犬 手作りごはん 栄養相談」などで検索してみましょう。
猫の手作りごはんはさらに難易度が高いので栄養相談は必須です。
療法食でなくても、初めての手作りは栄養相談をお勧めします。
くれぐれもペット版クックパッドみたいなレシピ集は見ないでね。
パニックになる必要はないんですが、備えあれば憂いなしです。
いろんなところにコロナ禍の影響で本当にウンザリですが
愛する犬や猫のために頑張りましょうね😭