SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

やっと書けた

2021-08-29 23:52:13 | ごあいさつ/お知らせ
ちょっと前に「Dogs in the U.S アメリカの犬たち」のブログに
超大作を書いていると大げさなことを言っていた件ですが
やっと書き上げました。

で、ここで色々文句をたれることにします!


「仕事が遅いからね」


分量だけ見ると「どこが超大作?」という感じですが
自分的には意味のわからない論文をヒーヒー言いながら読んで
それを何とか消化して組み立てたことで超大作(笑

内容は2018年にFDAが発表して大騒ぎになった
グレインフリーフードと拡張型心筋症の関係についての続報です。

論文難しくて泣きそうだったわ。
そして意味がわかったら腹立てたりして疲れたわ。

「そう言えば何か怒りながら書いてたわ」

引っかかる点については上にリンクを貼った記事に書いたけれど
なんか全体のトーンが最初から「このフードを食べたら心臓病になる」と決めつけてる感じでさ。
それは私の偏見も大いにあるだろうとは思うけど。

何しろこの論文の著者の一人(筆頭著者ではないけど多分大ボス)
リサ・フリーマン博士という人がどうしても好きになれないんだ。
なにせこの研究をしたタフツ大学の研究所を建てたのはピュリナだし。

フードに関する研究って、ほとんどが超大規模メーカーが絡んでるんですよ。

ちょっと前の話で笑ってしまったのは
2020年にオーストリアの研究所が発表したリサーチ結果。
フードに認知症予防の成分をプラスしても効果ないよという
身も蓋もないような報告だったんですが
この研究のバックにいたのは超大手メーカーのマースペットケアでした。
療法食のロイカナのメーカーですね。

で、ちょうど同じ時期にピュリナの療法食部門が
認知機能低下予防のフードを開発中というニュースがあったんですね。

あんまり露骨で笑っちゃいますよね。
大手同士で潰し合うなら好きにしてくれって思いますが
これはほんの一例で、こういうのいっぱいあるから
メーカーが絡むフード関連の論文はイマイチ信用できないんだな。

こういう研究に付き合わされる研究機関の人は気の毒だ。

話を戻すと、タフツ大学の論文では豆や芋を使ったフードを
「拡張型心筋症に関連するフード」と呼んでおり(ひどくない?)
分析の際の比較対照グループのフードを
「トラディショナルなフード」と呼んでるのが
また何ともモヤッとしたんですねえ。

トラディショナルって何さ?
日本で言えばビタワンみたいなフードってこと?
科学者がそういう曖昧でイメージ先行な表現使わないで欲しいわ。


「おかーさんプンスカしてるわ〜」

なんか他にも言いたことがあった気がするんだけど
疲れたから寝るわ。

とは言え、この論文の内容で心配になる方もいるかと思います。
もし私がここで槍玉に上がっているタイプのフードを使っていたら
米を使ったフードとローテーションを組むようにして
かかりつけの獣医師にタウリンとカルニチンを与えることを
相談すると思います。
そして気に病むのをやめて毎日を楽しむ、これですね。

コメント
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