この子はお隣のボストンテリアのデクスター君です。
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「今日はおばちゃんに抱っこされちゃったよ」
今日の夕方、窓の外で「デクスター!」と呼ぶ大きな声が聞こえました。
お隣のデクスターの飼い主さんは年配の男性で、普段そんな大声で呼ぶことなんてないし
声がちょっと切羽詰まった感じだったので「どうした!デクスター脱走したのか!?」と外に出てみました。
ちょっと離れた場所でお隣さんが小走りになっていて「あ、やっぱり脱走か」と思っていたら、つまずいて転んでしまわれたのが見えました。
たいへん!と慌てて駆け寄ったら「デクスターが、デクスターがあっちの方に」と言われたので「任せて!」と走って行ったらデクスターが自由を謳歌していました。
デクスターもシニアで足腰も強くないので、簡単に追いついて簡単に抱っこできました。
デクスターを抱いて飼い主さんの所に戻ったら「立てない」とおっしゃるので
「デクスターを置いて、うちのオットを連れて来るから、待ってて」と伝えて
デクスターは取り敢えず我が家のパティオに置いて、オットと共にお隣さんに肩を貸してお家に戻りました。
で、またデクスターを抱っこしてお隣に行き、飼い主さんにお返ししました。
お隣さんの傷の手当てなどをして、オットが息子さんに電話をしてホッと一息。
いや〜私が犬バカおばちゃんで「デクスター逃げた!?」と外に出てみて本当によかった。
転んで立てないまま他の人が来ないともっとたいへんだったし、デクスターは遠くに行ってしまったかもしれないし。
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「デクスターを抱っこしてニヤニヤしてたんでしょう?」
はい、その通り。だって犬を抱っこしたの半年ぶりだよ。
お隣さんがたいへんな時に申し訳ないけど、そこはちょっと嬉しいじゃない。
逃亡中のところを捕まえた時はちょっと抵抗していましたが、うちからお隣に連れて行く時にはおとなしく体を預けてくれました。
久しぶりに犬くさい匂いを吸い込んで、服が毛だらけになって、ついでにヨダレなんかも付いて嬉しかったです。
お隣さんの傷の手当てをしている間、ずっとそばにいてジーッと見ていてくれました。
「よかったら明日デクスターの散歩行きますから!ほんとウェルカムですから!」と伝えて来たのはもちろんです。