このところ他に書いたもののリンクばかり貼っていてすみません。
こういうの3本ほど書くと力尽きちゃって😅
次のドッグフード原材料シリーズ書いてる途中なので、次回にはアップしますね。
さて、愛犬の食事に生肉を与えている方もいるかもしれませんが
こういうリスクがあるということは知っておかれた方が良いと思います。
以前にこのブログでオランダのユトレヒト大学の研究で似た内容の報告を紹介したことがあります。
これはつい最近発表されたイギリスのブリストル大学による研究結果です。
私も昔はニコニヤに生の肉を食べさせたことがありますが
ニコが5歳くらいの頃から表面加熱だけでもするようにしていました。
よく「生肉には酵素が含まれているから体に良い」という説明を見かけますが
生肉の酵素は喉元を過ぎて胃に入ると胃酸によって活性を失うので
生肉でないとダメとか、生肉の方が良いということはそんなにありません。
サルモネラ菌やカンピロバクターは普通に付いていると思った方がいいし
上に貼った記事のように薬剤耐性菌が体内に入ると相当に厄介ですからね。
確かにお肉を圧力鍋で長時間煮込んだり、こんがりキツネ色に焼き上げると
アミノ酸が変性して本来の働きができなくなるということはあるのですが
表面だけ火が通るくらいに2〜3分茹でるなど、工夫してみてくださいね。
もうひとつ、これも犬の食事についての研究のことを書きました。
カナダのサスカチュワン大学とアルバータ大学の考古学者による調査結果です。
北米やヨーロッパで発掘された古代の犬と同じように、
古代のシベリアの犬たちが何を食べていたのかを骨の成分を分析した結果、
犬たちは「あれ?」と思うくらい穀物や淡水魚を食べていました。
「犬はオオカミと同じ祖先を持つから肉食中心で、穀物は不要」という
ドッグフードのラベルやパッケージでよく見る言葉が必ずしも正しくないように思えてきます。
よかったら読んでみてくださいね〜!