かかりつけの獣医さんからニヤの心臓肥大が進行していると言われて
心エコーを撮るかどうかで悩んだ末に、ニヤへのストレスが大き過ぎると思うので
検査はやめたというのは以前に書いた通りです。
「もう心臓の話は思い出したくないんですけどぉ」
今日は検査のお話じゃないよ。
検査を受けないと決めたら、とりあえず自分でなんとか折り合いをつけなくてはいけない。
それで、今まで使っていたよりもちょっと強めで液体タイプのブレンドハーブを買いました。
これ
2年前に1回だけ買ったことがあるのですが、
その後はもうちょっと弱めのでもいいかなとこれを使っていました。
↓
これはホーソン、イチョウ、ガーリックのブレンド。
グリーンドッグさんでも扱っているので、使ってみたい場合は
電話相談で症状や注意点について聞いてからの購入をおすすめします。
今回はもう少し本格的に薬効が欲しいと思ったので、Young at Heartを再購入。この液体タイプのブレンドハーブには以下の7種のハーブが使われています。
●メイブロッサムベリー
これはなんだ?と思ったらホーソンベリーの別名でした。
心臓のためのハーブと言えばホーソンと言うくらいの大定番です。
ホーソンベリーというのは実で、花や葉にも薬効があります。
バラ科の植物で、漢方では山査子(サンザシ)という名で知られています。
冠状血管を拡張させることで血流をスムーズにして身体中に行き渡らせます。
その結果、心臓への血流も増え血圧を正常に保ちます。利尿作用もあります。
●マザーワート
マザーは母、ワートは植物、つまり母の植物という名前を持つほど婦人科系に強いハーブです。
シソ科の植物で、日本語ではヨウシュメハジキまたは単にメハジキと言います。
抗酸化物質を豊富に含み、血行を促し興奮を鎮める働きがあります。
●ネトル
このブログではおなじみの定番ハーブ、日本語ではイラクサ。
ビタミンやミネラルを豊富に含み、血行促進、強壮、利尿作用もあります。
●フォーチ
日本語ではツルドクダミ 、漢方では何首鳥(カシュウ)と呼ばれます。
アンチエイジングと血圧降下の作用があります。
●シサンドラ
漢方では朝鮮五味子と呼ばれます。
五味子(ゴミシ)とは甘味・酸味・辛味・苦味・塩味の5つの味のことで
この植物の実は5つの味がするからなんですって(どんな味だ?)
静脈系の循環を促します。つまり血流増加そして血圧調整の効果があります。
利尿作用作用もあります。
●ショウガ
おなじみのあのショウガです。体を温め血行を良くする働きがあります。
●ゴツコラ
日本語ではツボクサと呼ばれるセリ科の植物です。
漢方とアーユルヴェーダで良く使われるそうです。
アンチエイジング、血行促進、鎮静効果があります。
これをニヤに与え始めて約1週間。目に見える変化では尿もれが減りました!
だいたい病院に行った目的も尿もれでしたからね。
細菌は検出されない、腎臓も特に悪化していない、ならば理由は心臓だろうか?
そんなことを考えていたのですが、やっぱりそうだったのかもしれない。
人間の場合も、心疾患から夜間の頻尿が起きることがあるらしいです。
「尿もれの話とかやめて欲しいわ」
尿もれが嫌ならオネショ。
上記のように利尿作用のあるハーブが多く配合されているので
もしかしたらオネショが激しくなるかもなあと思っていたら反対でした。
サプリメントという名で売られていますが、薬効のあるものなので
既に心臓の薬を服用している場合には使用できません。
毎日のフードにドライハーブをトッピングというのとは薬効成分の摂取量が格段に違うので
このタイプのブレンドハーブを使う場合には知識のある人に相談するのが良いですね。
上にも書いたグリーンドッグの電話カウンセラーさんやハーバリスト。
一番良いのは、漢方やハーブ療法を取り入れている獣医さんですね。
あ、尿もれ=心疾患ではないですよ!
一般的には尿路感染症、腎臓疾患などが多いと思いますが、診断は獣医さんに。
避妊手術後にホルモンバランスが変わって尿もれが起きたり、老化から来ることも一般的です。
この場合も、あまりにもひどい場合には対処するお薬があるので獣医さんに相談しましょう。