(1)今日、テレビニュースで国民民主党の玉木さんを久しぶりに見ました。
驚いたのは、例の103万円の178万円への引き上げについて、自公の提案している130万円では予算案に賛成できないといっているように聞こえたことです。
178万円を「踏絵」にして、これを認めれば「25年度予算」に賛成するというようです。
(2)しかし、考えてみれば、これはとんでもない財政音痴です。そもそも103万円の壁問題は所得のある人の話です。失業者などの所得がない困窮者はカヤの外です。
こういうやり方、つまり、100兆円を超える財政のごく一部について揉めてみせて、結局は賛成に廻りたいのだとすると、数の力でごり押し政治を続けてきた自公与党を少数与党に追い込んだ国民の願望を裏切るものです。それでは、国民は浮かばれません。
(3)いま、物価がどんどん上昇しているのに、現役層の賃金も実質的にはほとんど横ばい、失業者の困窮は眼を蔽うばかり、学生や年金生活者もどんどん追い詰められています。その結果、たとえばエンゲル係数は70年代水準の28.3%に上昇しています。
実際、低所得者であればあるほど生活必需品にカネを使わざるを得ません。そして、それにはほとんどすべて消費税がかかりますから、結局、低所得者ほど消費税の負担率は高くなります。
こういう時に必要なことは、一部の階層の所得だけをとりあげて「人気取り」をすることではなく、ムダな経費を省き、とくに戦争を煽る軍拡をやめ、純利益を伸ばし内部留保を増加させ続けている大手企業に課税し、高額配当利益を得ている層に適正課税をして、得られた財政資金をもとに社会全体とての所得再配分することです。
(4)「飲み会の会費」のような税の徴収の仕方〔形式的平等〕は、税の徴収では不公平の極みです。一律10%の税徴収はかぎりなく不公平です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/2d/ec942461a03eab3f42db347c163f3668.jpg)
梅:街中で
【コレクション 165 中国映画の全貌】
これは、本のパンフではなく、片側〔表側〕が映画のポスタ―のようになっていて(これを下に載せました)、反対側〔裏側〕は各映画の短い解説・紹介と上映プログラムになっています。
大きさは、表裏ともB5判3枚分です。パンフレット上になっていますから、折り込むと6ページとなります。
上映場所は、いちばん下左に「都営地下鉄三田線千石駅前 三百人劇場」とあります。
上映時期は、いちばん上に「89年中国再審の話題作」、「’90カンヌ映画祭出品予定」とありますから、1989年ないし90年とみられます。
いまこのポスター見ても劇場の記憶がありませんし、そもそも、当時、これだけのものを鑑賞する余裕があったとは思えませんが、このうちの10作くらいは見たように思います。その中で印象にあるのは、芙蓉鎮、駱駝の祥子です。この2作は本も読みましたから、スジも大体わかっていますが、ほかはもう「だいたいこんなだったかなあ」というほどの記憶しかありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/cc/a4bcdebbed7afb6ecdf27fba071416fa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/9a/05e50453da9022a27b1be0caca592946.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/db/042a2c66bdd1f8d2b86b393fa0f42805.jpg)
以上です。
今日はここで。
10日16時、多摩川右岸からの昭島・立川方面。右が八王子方向。
月が出ています。脇で小鳥がにぎやかです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/f8/958e4f45dca30e7754c8366a4f2d0db8.jpg)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます