神足勝記を追って

「御料地の地籍を確定した神足勝記」を起点として「戦前の天皇・皇室・宮内省の財政について」のあれこれをとりあげる

No.196 日の出山北尾根 1 

2024-06-09 22:25:32 | 
 きょうは「日ノ出山北尾根」をとりあげましょう。
(1)日ノ出山の位置は下の地図の下部中央です。
 まず、地図の右上に御嶽駅があります。御嶽駅は青梅線青梅駅から奥多摩行に乗って7つ目です。
 地図には日ノ出山へ上がるコースがいくつか見えますが、いちばん簡単なのは、御嶽駅からバスで滝本駅まで行き、御岳山ケーブルカーに乗って御岳山駅まで上がり、そこから徒歩約1時間歩いて、地図の下部に位置する山頂に到るコースです。

(2)きょう紹介したいのは、ボールペンでなぞった「日ノ出山北尾根」とあるコースです。
 私はここを5回上ったように記憶していますが、現在は所有者が入山禁止にしていて通過できません。通過できないところを紹介するというのも変な話ですが、先日の城山と同様に、登りのコースとしては魅力的な良いコースなので、所有者に入山禁止を解いてもらえることを期待して、紹介します。
 ちなみに、すぐ脇のボールペンで描いた線は、林道を入ってみたところ道がなくなったので、直登したところです。道がなくなったといっても、作業道は残っていますし、上に上がればやがてコース道にでることがわかっていますから、心配ありません。でも、途中で倒れでもしたら、発見してもらえませんね。

(3)私は、ここを登るときは、御嶽駅から全部きます。しかし、御嶽駅から滝本駅行のバスを利用して、本道から分岐する所にある大きな赤い鳥居の脇のバス停(「中野?」)で下車して、そこから少し先の登り口まで歩く人が多かったようです。

(4)私がこのコースを進める理由は2つです。
 ひとつはコースがよいことです。途中2~3ヶ所ゆるやかな箇所がありますが、あとはきっちり上ります。そして、約2時間で頂上です。家を出てから半日のコースとしては最適でした。
 もう一つは、谷筋の見晴らしがよいことと、朴の立派のが何本かあり、楽しめたことです。
 急登であえぎながら高度を稼ぎ、ふと見晴るかす谷筋と向かいの尾根大きさ、なんとも言えませんでした。
 ザンネンながら、入山禁止になると思ってもいなかったのと、すぐに来られると思っていたので、あまり写真が残っていませんがいくつか紹介しましょう。

(5)上り始めて10分くらいのところです。
 
 

 来た道を振り返ったところです。道はまだゆるやかです。右側は沢で、まだ水音がします。
 上の方に尾根が見えます。この辺りだと、まだ尾根の方が高いですが、直に見下ろすようになります。左下に民家の屋根がかすかに見えます。
 左は伐採地ですが、道脇に朴が残されています。これが最初の朴です。朴はすでに花の時期を過ぎて、実ができていました。もうしばらくすると赤くなります。
     
    朴の実

(6)良い写真もないし、あまり急登をみせてしまうと敬遠されそうなので、代わりを載せます。
 まず、途中の朴です。射し込んだ陽を受けて、幻灯のような光景を楽しませてくれます。
     

 
(7)朴だけではありません。きれいに手入れ作業された林に光が入ると、本当に気持ち良いものですが、ここは某酒造が水源林としているようで、木が茫々ということはありません。
    
 
(8)それから、山仕事のあともあります。
 いいですね。次の世代が息づいてました。


 オット、まだ半分も行きません。つづきはあすにしましょう。

コメント
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