神足勝記を追って

「御料地の地籍を確定した神足勝記」を起点として「戦前の天皇・皇室・宮内省の財政について」のあれこれをとりあげる

No.197 日ノ出山北尾根 2 

2024-06-10 23:12:42 | 
(1)日ノ出に北尾根から上るようになったのは、次のように、まだつい最近でした。このあとは「入山禁止」の看板に気づき、入山をやめています。
    2020年 林道から直登。
1回目 2020年11月9日
2回目 2020年11月26日
3回目 2021年1月2日
4回目 22年6月13日

(2)昨日紹介したのは、緑がある時期ですから、2年前の今頃のこととなります。
 しかし、よい写真がないので、1回目に上がった時に写した、尾根から谷筋を見た写真でよいのがありましたからそれをご覧ください。
 まず、尾根の直下です。


 右に多摩川の辺りが見えます。そして、正面に見えるのは、高水三山のうちの惣岳山756mのようです。
 御嶽駅から来たバスは、ここの下を通って上のケーブル駅に向かいます。
 この辺は、もうそろそろ向かいの尾根と並ぶ高さに近づいています。
 そして、もう一枚。これは、こんどは同じところから奥の方を写したものです。


 谷筋を上がったところがケーブルの滝本駅です。
 滝本駅のすぐ右上が大塚山の尾根です。そして、左の一番高いところが御岳山・御岳神社の一帯です。
 ちなみに、私が歩いた林道は、山陰の端の辺りになります。この写真でも、むき出しになった岩や岩の柱がいくつもみえます。御嶽駅ー滝本駅の間をゆっくり歩いても1時間はかかりませんから、ちょっとより道して、この林道を歩くのもおすすめです。

(3)ちょっと足元を見ましょう。
    

 前に何もないので、絶壁に立っているかのようですが、そうではありません。皆伐されて、すでに植林されています。十年くらいすると木が生い茂り、この景色も見られなくなるでしょう。

(4)このあたりを過ぎると、樹林帯に入ります。
   

 樹林帯に入ると、いまの時期の6月頃ですと、きのうの幻灯のような雰囲気が味わえます。
 一方、晩秋とか冬になると、次の写真のようにな枯れた景色が見られます。
 枯れていても、陽を浴びると光り出しますから、おもしろいです。
    

(5)「枯れる」といえば、松本清張が高齢になって「枯淡の境地に入った・・・」というような評価をされたときに、「ほめているつもりかもしれないけど、枯れているなんて言われても、嬉しくもない」というようなことをいって立腹していたのを思い出しました。見た目とか、年齢で人を評価するのは間違いですね。
 ちょっと話がずれますが、No.182 でとりあげたフジコ・ヘミングさんが、番組の中で、ボソッと、「若い時の方がうまい人がいるね」といって、ニヤリと蔑みの笑いをみせる場面がありました。
 だれのことか興味がありますが、これを聴いて、恩師の宇佐美誠次郎先生にご相伴して飲んでいる時に、ある人のことが話題になってあれこれと話しているうちに、「彼は、言葉の本来の意味でプレイボーイだね」と言われたのを思い出しました。
 20~40代くらいで成長が止まってしまう人はたくさんいますね。
 葉は、落ちてからも存在感をみせます。歩くとわかります。

 なんだか脱線しました。
 もう一日かかりそうです。ではね。

コメント
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