NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

ミヤネ屋さんの東北被災地防潮堤特集を見て。

2016-03-07 | コラム

もうすぐ

東日本大震災から

5年である。

 

ミヤネ屋さんで

東北の今を特集されていた。

 

近年稀にみる秀逸な

ジャーナルであった。

 

正直

コンクリートで

巨大な防潮堤を建設している

こんなひどい現状を

まったく知らなかった(宮根さんも驚嘆していた。宮根さんは土曜日生まれの選ばれし人)。


ぼくの素朴な疑問は

果たして津波の水圧に

あの構造物は耐えれるのかということと

 

丘陵や中山間地に村を作れないのかということ

 

そして

海岸林を作るのはどうなのか

という事である。

 

宮脇昭先生の植栽緑化理論は

明治神宮の森づくりに比べて

いまひとつである。

 

よって

自然な緑化計画を

衆知を集めて立案すべきである。

 

明治神宮の森は

まず

大きな先駆陽樹を植え

樹間に小さな陰樹(常緑広葉樹)を植えたのだ。

 

宮脇先生は

最初からタブノキを植えてしまうため

時間軸が欠落しているのである。

 

本会が

地域の現植生を踏査し

林分を明らかにしたい理由は

先駆植物や林縁植物を知り

最初に植えるべき植物を知りたいからだ。

 

海岸や河川

標高400メーター以下の里山

人が入らない奥山、鎮守の森の

今の自然植生を調査せねばならぬ。

 

その上で

とやまの海岸林を

実験的に植栽し

東北被災地にも汎用しうる

森づくりのスタンダードをつくるべきだ。

 

とやまの森づくりは

東北復興のためになるのであります。

 

 

おわり

 

高橋記(とやまの森づくりサポートセンター所属団体)

 


鳥羽一郎兄弟船

2016-03-07 | 音楽

鳥羽一郎兄弟船


いじめのある学校に行く必要はない。

2016-03-07 | コラム

これは

企業も同じである。

 

学校の生徒は

お客様であり

顧客第一主義の経営原則から言っても

お客様が楽しくないサービス業は

存在価値がない。

 

いじめが

発生し

何らの対処もしないサービス業のサービスをうける必要などない。

 

極論を言えば

現代のほとんどの

学校教育、福祉介護業界は

サービス業として

失格である。

 

お客様が

嫌やと言うデイサービスに

強引に連れていくケアマネは

嫌々詐欺である。

 

ぼくは

富山中部高校の時

ほとんどの授業をさぼった(但し卒業した)。

 

面白い授業が少なかったからだ。

 

山下先生の授業は

面白かった故に

出席したのだ。

 

後に

山下先生は

県水墨美術館と近代美術館の館長に出世あそばされた。

 

教育、福祉は

娯楽エンターテイメント産業であり

面白くなければ

そのサービスを受ける必要などないのである。

 

昔は

寺子屋や藩校ぐらいで

だれもかれも学校など行く訳がない。

 

勉強ばかりしても

ろくな人間にならない。

 

もし

ろくでもない環境ならば

辞めるか逃げるべきである。

 

三十六計逃げるに如かず

こそ

兵法の極意である。

 

おわり

 

高橋記(時によって露わにされる真実)


遠藤誉著「毛沢東 ‐日本軍と共謀した男‐」新潮新書を読んで。

2016-03-07 | コラム

この本は

五島勉氏の文体の如く

読者を惹き付ける

傑作である。

 

文章がうまい。


そして

全編にわたり

一般に知られていない

重大な事実が露わにされ

驚天動地に至る。


とにかく

毛沢東氏は

日本軍や国民党、蒋介石氏らよりも

一枚も二枚も上手な

いけずであり

韜晦と野望の人生であったのだ。

 

最近の日本人は

本当に猪武者が多いので

一読を奨める。

 

中国の方に

日本人は呉下の阿蒙にあらずと

言わせることが必要である。


高橋記(已に魚津のだらにあらず)