♪がんばろう、私♪

山や旅行のお話し

ワタスゲたっぷりの尾瀬 二日目

2017年07月11日 21時56分23秒 | トレッキング・山登り

7月9日(日)

4時起床、屋根にポツポツと雨があたる音がして、見れば屋根が濡れている…

天気予報は外れか、雨か、とがっかりし

洗面所で「雨ですね、残念ですね」と話しかけ、何人かを残念がらせてしまいましたが

ただの朝霧によるものでした

 

晴れていると分かれば、ちょこっと朝の散策

真っ白

そして、朝露を浴びたワタスゲ

 

サンダルで歩いていたら靴下が濡れたので一旦戻ります

散策後戻ってくるのが面倒なので、ザックも担いで靴を履いて、5時過ぎには山小屋を出発

山の鼻方面へ

 

ウラジロヨウラク、チングルマの綿毛

 

 

はっきりとは見えませんでしたが、白い虹らしきもの

その気になってみれば、薄っすら白いラインが見えるはず…

見える人には見えるはず…です…(-_-;)

 

燧ケ岳から朝日

 

空を見たり、山を見たり、足元を見たり、忙しいです

 

 

白い虹の下の方はそれでも少し分かり易いのですが…

分かりにくいか…

自己満足です

 

見晴から竜宮まで20~30分で歩いて来れるところ

写真撮ったり、立ち止ってぼーっとしたりで、1時間近く費やしました

今日は竜宮から左へ折れてアヤメ平に向かう予定ですが

もうちょっと尾瀬ヶ原を楽しみたいので、真っ直ぐ進みます

何だか夢の世界のようです、そりゃ立ち止って眺めちゃいますよ

 

朝霧がはれてきて、至仏山が見えてきました

 

リュウキンカの咲き残り、ミツガシワ

 

後ろを振り返って、燧ケ岳

 

鮮やかなレンゲツツジ

 

至仏山へ向かう人々

まだ静かな朝ですが、これからどんどん人が押し寄せることでしょう

 

風も穏やかな一日の始まり

と言うか、無風で直射日光で、既に暑くて死にそうです

 

木道沿いにカキツバタが群生

池塘の風景、和みます

 

牛首まで行ったところでUターン、来た道を竜宮まで戻ります

何だか早くも暑さにやられて若干ぼーっとしている気が…

テラスで休憩、山小屋の朝弁当のおにぎりを一つ食べ、元気を出します 

 

時計を見れば7時40分

そろそろ長沢新道を通って、アヤメ平へ向かいます

最初は緩やかな道を進みますが、途中から急登となり、暑さのせいで一歩を出すのが大変

角田弥彦程度の標高差なのに、熱中症にならないか、足が攣らないか、などなど心配が頭を巡りつつ

写真を撮る元気もなく歩きます

急登の後、木道が続くと土場のベンチ、この後はゆるゆるの道が続きます

花も目に入って来ました、イワナシ

 

しばらく歩いたら、富士見田代

 

分岐に到着後右に折れれば、アヤメ平までもうひと頑張り~🎵

チングルマが木道を華やかにしてくれてます

 

で、竜宮から1時間50分、アヤメ平到着!

ベンチには多くの人がいて、熊の話で盛り上がってました

私より先に歩いていた人が、土場のベンチで熊に会ったとのこと

当の本人が既にその場に居ず、熊を見たのか、鉢合わせたのか、その辺は不明

昨日みたいに「この先クマがいるよ」と聞くより

「さっきの道にクマがいたよ」と言われた方がいい、知らぬが仏です

もちろん、熊がいることは承知で歩いていますが

 

アヤメ平からの眺望です

燧ケ岳

そこから左へ目を向けると、雪の残った山

当然その場では何山かは分からず

帰宅後に地図を見ると、平ヶ岳のようです

 

更に左へカメラを向けます

左は巻機山? 右の山々は…地図を見てもそれらしき山は無い…(そんな訳ないが)

そしてまたその左に至仏山

 池塘越しの至仏山と燧ケ岳を楽しみに来たので、眺望ばっちりで嬉しい

 

少しウロウロしたら、早めの帰宅を目指して鳩待峠へ向かいます

横田代

左のとんがり、多分至仏山からつながる笠ヶ岳

ここも登りたい山の一つです

 

タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ

 

鳩待通りの木道はボロボロな所も多いですが、味がある感じ

 

さて、楽しい尾瀬歩きもあっという間に終わり

11時半頃には鳩待峠に下って来ました

乗り合いタクシー乗り場に行ったら、ちょうど人数となりすぐに出発

戸倉では大清水行きのバスへの連絡も待ち時間少々で、順調に駐車場まで戻って来ました

途中日帰り入浴に寄り、まだまだ明るい午後4時半には帰宅で、今回の山旅も無事終了

 

大好きなワタスゲをこれでもかと言う位見れて、もうお腹いっぱい

次は何の花を目的に出かけようか、悩むのも楽しい今日この頃です(^^)