宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

炭切り

2017-02-05 09:31:08 | 茶道
茶道に不可欠の炭の入手がだんだん困難になってきています。今までは近所の燃料店に頼めば持ってきてくれましたが、1年前から《もう炭は入ってこないです》と言われました。
そこでインターネットで注文し始めました。


組炭は茶道具店で売ってはいますが、茶会の時は使いますが、稽古用にはちょっと・・・。

注文した炭は、30cmほどに切られた炭が10kgほど入っています。炭の質はあまりよくはありませんが、それを自分で切っています。本来なら茶道の炭はあらかじめ水で洗って使うと云いますが、それは省略。

マスクをして手袋をはめてしても、指は爪の中まで真っ黒に、鼻をかむと黒くなります。そういえば灰をふるう時もマスクをしますが、これらの作業は肺に悪いような感じです。

太いものや細いものが混ざっているので、胴炭・管炭・ぎっちょと切り分けていきます。
サイズは規則通りには行きませんが、アバウトで切ります。
皮がはがれてしまうものもあります。この皮は燃やすとパチパチとはじけて畳にまではじけるので危険!


一回で3か月分ほど切っておきます。のこぎりで切るのは力が要りますが、これも茶人?の仕事かなと思います。
切り終わると「あーこれでしばらく稽古できるわ」とほっとします。

コメント (2)
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