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宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

私製 茶箱

2020-09-21 09:54:38 | 茶道


9月は一年ぶりの茶箱稽古です。雪月花それぞれのお点前、本当にコンパクトに茶道具を詰めてよく考えられた点前と思います。
11世玄々斎が考案されたとのことですが、素晴らしいアイディアをお持ちの方だったと、今この稽古を楽しめることに感謝です。

お薄一服のお点前ですが仕覆扱いがあるため 平手前のお薄よりやや時間がかかります。拝見まですると相当です。
しかし雪月花それぞれ茶箱の扱い、道具の並べ方など変化に富んでいるのでお客様としては楽しいものと思います。

だいぶ前、書の稽古で今は亡き先生が、「木製の空き箱があったらそこに字や絵をかいてみましょう」と言われました。
メロンを頂いたときの箱がありましたので私は茶箱を作ることにしました。
先生は水墨画もされるのでいろいろお手本を書いて下さり、私は葛の葉にしました。
半紙で下書きをしてから描きました。茶箱にすると申しましたら、先生も張り切って手伝ってくださり、側面にも図が繋がるようにして下さり先生のおかげで素敵に仕上がりました。7割ほど先生に手伝っていただいたので、せめて蓋裏ぐらいに自分で何か認めなければと思い虚子の俳句を書きました。

卯の花や和敬点に時々使っています。
コメント (2)
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