宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

隣区の名所へ

2020-09-14 16:28:48 | 日記


ようやく秋らしい気候になったので、バスで行ける範囲を散策しました。
目黒区の「目黒不動尊」と「五百羅漢寺」です。

目黒不動は隣が目黒区の保存緑地になっています。階段を沢山上って本堂に着きます。
ご本尊のお不動様がキッと睨んでいらっしゃいますが、不動明王は大日如来の化身です。申年の守り神なので丁寧に拝みました。
庭にはサツマイモが植えられています。蘭学者の青木昆陽がサツマイモ栽培を広めたそうで、「甘藷先生」と言われ、このお寺にお墓があるそうです。

帰り道の途中に「五百羅漢寺」があったので寄りました。中に入るとすごいです!いろいろなお顔をした高さ50cm位の木製の羅漢さんがズラッと着座されています。
全部で305体の羅漢様がこのお寺に安置されているとのことです。
柔和なお顔、凛々しいお顔、やさしいお顔、厳しいお顔、悲しそうなお顔、怖いお顔、笑っているお顔…などみな違った表情をされています。
2011年に「五百羅漢図展」があり増上寺秘蔵の100幅の軸を見たことがあります。
今回は立体羅漢さんなので迫力があり、目と目を合わせられるほどの近いところでしかも拝観者は私一人!じっくりと拝顔いたしました。
帰りもバスに乗って帰りました。

家でTVばかり見ているより有意義な午後の過ごし方でした。やはり出かけなくては…出かけるとなんらか良いことに出会います。

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聞き損ない

2020-09-12 17:12:26 | 茶道

8月稽古を休みにしたので一か月ぶりの稽古です。今月は茶箱の稽古をしています。
今日の稽古で笑ってしまうことがありました。
その日稽古した項目を各人に「稽古場日誌」に書いてもらっています。
初歩の方がそれを書くとき「”わけへだて”ってどういう漢字ですか?」と聞かれました。
「えっ?わけへだて?」と私。
「今日稽古したお点前です」とその方。
「あーそれなら和敬点よ」・・・・和敬点を「わけへだて」と聞いてしまったようです。
私がマスクしてしゃべったのでくぐもった発音になってしまい「わけへだて」と聞こえてしまったのでした。

マスクをしての会話は口元が見えないので耳も遠くなったかのように、私も相手に聞き返すことが多いです。
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会話

2020-09-01 19:32:05 | 日記
猛暑続きで昼間はずっと家にこもっていました。そして夜、ウオーキングを兼ねて買い物に行っていました。
考えてみると、人との直接の会話が全くない日が結構ありました。お嫁さんや孫や子供たちとはLINEで、また友人ともLINEやmailでかろうじてコミュニケーションはとっていますが。茶道の稽古も8月は休みにしたので相対しての人との会話がありませんでした。

携帯がない友人とは先日電話で45分も話してしまいました。
主人の遺影とは話していますがこれは一方通行。

久しぶりに涼しい日だったので娘が来てくれました。羊羹と抹茶でもてなし、いろいろ気兼ねない会話を2時間半ほどしました。
やはり相手が目の前にいて直の声での会話は良いです。マスクで口元は隠れているといえども目の動き、動作、声のトーン、表情・・・・がしっかり見え感じられる会話。 
これぞ会話です。

こういう会話がいつでも誰とでもできる世の中に早くなってほしいです。9月からお茶の稽古も始まるので皆様と直接会話ができるのも楽しみです。
コメント (2)
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