この展覧会10月初めのNHK日美で取り上げられた時、大坂なので見に行くのをなかば諦めていたところ、昨日の新聞に大きく取り上げられていたので思い切って新幹線に乗り今日見てきました。
入るとまず赤い糸が無数に高い所からぶら下がっています。その中に赤いロングドレスが下がっています。赤い無数の糸でドレスに血を通わせている?作品。
次の部屋には「巡る記憶」という題で、白い糸が蜘蛛の巣さながらに編み込まれてトンネルになっている大きな作品。糸がどれだけ使われたか、また編み込みに何時間否 何日間かかったかとかかったのか気の遠くなるような作業の作品です!下には水が張られていています。
次の部屋には高い所から赤い糸が無数に下がっている約5メートル立方体の作品。その中に何枚もの人々のメッセージ書いた紙が円を描くようにホチキスで止められています。「つながる輪」という題です。
作者が今までに作った数々のインスタレーションの説明のビデオも見ました。
今回はコロナで人とつながりが出来なくなった反動で、【つながり】をテーマとしたものです。
糸でつながりを表すというインスタレーション
それで副題として【つながる私・I to EYE 】が付いていること分かりました。
現代美術、特にインスタレーションは分かり難いものが多いですが、塩田千春氏の今回のものは少し理解が出来ました。作品が美しく緻密で気の遠くなる作業には敬意を払いました。
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