桑炭会の炭焼きは木出し、窯立て、出荷などは全体で行うが焼く部分は桑並地区を上地区、
中地区、下地区に分けた藩が持ち回りで行っている。ここで藩としているのは各地区には
匠がおられ確立された技量により肝心な処も任されているから『班』とは異なると自負し
ている。
昨日、点火し窯の中は順調に燃えているが煙突に蓋をしているため外の煙突には煙の出方
が少なく、遠くからだと炭焼きをしているようには見えない。今日は窯の中の温度を上げ
るだけ、しかも未だ時間経過は少ないから温度を計測しても無駄と思いつつ、夕方に計っ
てみたら57℃だった。