小屋手前のカーブを曲がると、いつもはふわふわと上がっている煙が谷間に淀みかかるように
なっていた。いつもと風向きが逆であることに加えさほど強い風でなかったためである。
小屋の中は先が見えないほど煙に占領されていた。
昨夕、急激な温度上昇を避けようと通風口を調整していたのに朝一は170℃、9時には190℃と
通風口での調整は効き目がないため、煙突出口を調整。いつもは竹や棒を置いて調整するが、
今回は板切れを置き、より強力な調整をすることにした。その甲斐があり驚異的な結果を得て
いる。17時現在、190℃をキープ。この調子で明朝200℃にしてやれば炭木に点火してから
3晩を経過するのでマニュアル通りのタイムスケジュールになる。
天気予報では温かいと言っていたが炭小屋に行くと水溜りは氷が張り、ヌカルミの場所も冷え
冷えとしていた。
昼前には煙の滞留はなくなった