所属員の私が言うのはおかしいが桑炭会の人はよく動く人が多い。炭材になる木を伐採し
て直ぐに運搬できるように大仕事を準備したり、作業日でもない日に拠点の内装工事をコ
ツコツとしたりと色々な場面で『自主』を目にする。それでいて何事もなかったかのよう
な振る舞いだから、注視しなければ気付かない。
これは発足当時からの積み重ねた何かが基盤になり、ごく自然な行いとして現れているの
だと思う。余り役に立つことは少ないが、私もできる時にはやってみようという気にさせ
る不思議な力を秘めている。
昨日までは当番でバタバタとしていた炭小屋は、煙もなく静かで何事もなかったかのよう
な顔をしていた。明日は床張りのための工事が予定されている。