宋斤の俳句「早春」昭和六年九月 第十一巻三号 俳句
早春社八月句會
蓮咲く脊戸のまちまち夜明けけり
橋上げて蓮田のひろさ乙鳥
醜草のみちに實早や雲の峰
巨椋池の蓮
蓮見舟浮巣を掠によせにけり
蓮の朝しろくも鷺のかたち哉
魞さくら蓮見の舟の舳哉
蓮見舟あがれば雀里の島
蓮ひろし飛んで弧をえがくみどり鷺
早春社尼崎例會
裸火に草の葉焦げて鯰割く
町古く祭の宵の燈かな
早春社同人水曜會
大粒の雨に怒るや蟷螂の子
長雨の今日より霽れむ夾竹桃
早春社八月句會
蓮咲く脊戸のまちまち夜明けけり
橋上げて蓮田のひろさ乙鳥
醜草のみちに實早や雲の峰
巨椋池の蓮
蓮見舟浮巣を掠によせにけり
蓮の朝しろくも鷺のかたち哉
魞さくら蓮見の舟の舳哉
蓮見舟あがれば雀里の島
蓮ひろし飛んで弧をえがくみどり鷺
早春社尼崎例會
裸火に草の葉焦げて鯰割く
町古く祭の宵の燈かな
早春社同人水曜會
大粒の雨に怒るや蟷螂の子
長雨の今日より霽れむ夾竹桃
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