私はソラ。昨年末から調子が悪かった。
お父さんは12月31日の午前2時に年賀状を書き上げて、郵便局に走った。
この時何か調子が悪く、ちゃんと食べられる時と全然食べられない時が交互に訪れる状態だった。
年が明けて、病院へ行ったけれども原因が判らず。様子見をしているうちに、とうとう、(腸閉塞で)脱水状態となり危篤に陥った。
東京出張中のお父さんに「ソラ危篤。2~3日の命」と…涙涙の一報が入った。
体力が落ちているために直ぐに手術はできず…とりあえず点滴を打って体力の回復を待った。
翌日開腹手術…最初は柚子が丸ごと詰まっていると思われたが…なんと!表面がかなり消化されたスーパーボールが出てきたのだった!何時食べたか判らないけれど…どうやら十二指腸にすっぽり嵌ってしまったようだ。
医者からは「全身麻酔から醒めないかもしれない」と脅されたが、翌日には覚醒。一時は食事もままならなかったが、抜糸も終わり、何時もの食いしん坊に戻ってしまった。
そんなこんなで、皆さん、大変お騒がせ致しました。
鈴木先生がノーベル賞を受賞された。
学部生の頃「有機合成化学」の講義を受けた記憶がある(高い教科書だった)のだが…先生は地味であまり目立たなかった。ベンゼン環を斜めに書く、独特の書き方がかっこよくて直ぐに真似をした。
カップリング合成…受賞の研究は私が卒業したあとの成果だ。
あの頃は、合成化学と応用化学がライバルのように張り合っていたが、石油系化学の黄金時代は過ぎ去り、今は石炭研も廃止されてどうなっているのやら…。神戸の友人に電話してみようかしらん。
8月12日から帰省の予定だったが、会議になってしまったために1日予定がずれてしまった。
伊藤家としては奇跡的に、13日朝7時に出発。心配していた渋滞にも遭わずに順調に青森まで辿り着いた。
青森~函館は新造船ブルードルフィン、22時発。ペットのためのドックバルコニーと宿泊ケージが設備されている。
函館に14日未明の2時半に到着。
函館山に登って、函館の夜景とペルセウス座流星群・ご来光を楽しんだ。
函館の朝市:きくや食堂で朝食。妻は無理を言って、朝捕れイカのぶっかけ丼を作ってもらった。フノリの味噌汁も美味しいヨ。
そのまま、洞爺湖のポロモイ温泉で一風呂浴びて、うろうろしてから、15時に実家へ到着した。
15日は雨。墓参りのあと、妻と妹に洞爺湖ウィンザーホテル:吉兆で昼食をおごる羽目になってしまった。
16日朝7時に室蘭発。函館でお土産を買って…青森着午後4時。駅前の市場を物色してタラコ・筋子・焼きウニなどを仕入れた。
今年は羊蹄山きのこ観察を計画していたのだが…叶わず。来年のお楽しみ。
かくして…あっと言う間に夏期休暇は過ぎて行ってしまった。