富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

3県交流会への交通

2007年06月26日 | きのこ

北陸3県きのこ交流会にご参加の皆様へ

植物園の橋屋です。
本日、時刻表を見ておりましたら、交流会の集合場所であるおおい町の近くの駅(若狭本郷)は何と小浜よりさらに3駅も西にあるではありませんか!
私は小浜より手前(東)にあるものとばかり思っておりました。

福井の方が書いておられる通り、敦賀インターを降りて現地まで1時間半は見てください。
もし集合に遅れそうな場合は、落ち着いてメンバーの誰かに連絡していただければ安心です。
安全運転でお願いします。

帰りの小浜では、この暑い時期水まんじゅうが美味しいです。また鯖の浜焼きもけっこういけます。

こんなことを書いてましたら、植物園のゲッカビジンが7月頭に咲きそうになって来ました。
何とか交流会に重ならなければ良いのですが…

_/_/_/_/すごく不安な植物園の橋屋より_/_/_/_/


きのこ顕微鏡観察入門講座part2

2007年06月24日 | きのこ

先週に引き続き、中央植物園/友の会/きのこ部会の顕微鏡観察入門講座が開かれました。
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メンバーは先週より2人増えて、総勢7名。栗林さんと橋屋さんが講師をなさって…テーマは「子嚢菌」です。
冒頭、一昨年指名手配されていたシロヒナノチャワンタケについて新しい知見の紹介がありました。
現在、このきのこに与えられている学名[Lachnum virgineum ]は誤りで、[Dasyscyphella longitipit](ブナの殻斗に発生し、「毛」が真っ直ぐで尖っている)がほんとらしい由。また、本来の[Lachnum virgineum ]は別途、日本でも確認されているとのことでした。
[Dasyscyphella longitipit]にはどのような標準和名が付くのでしょうか?楽しみですね。
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私の興味は、昨日、寺家公園で採取してきたチャワンタケhttp://sola.blog.ocn.ne.jp/kinokotoyama/です。オオチャワンタケ[Peziza vesiculosa Bull.](でも発生環境が違うようですし…)かと思っていたのですが胞子の表面に襞のような突起が有ったので…×。結局、どの図鑑にも出ていないので再調査と相成りました。
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今回は「子嚢の形成」について、様々な質問が飛び交いました。
前回の分生子を含む生活環といい、今回の♂♀の器官の発達といいい、とても面白かったです。(説明に納得の行かない点は多々ありましたが。)(^^;

函館きのこ会の皆さん
山田さんは糸魚川へ転勤になりましたが、相変わらずお元気です!


寺家公園

2007年06月23日 | きのこ

昨日来の雨で、神通川はドロドロ…これでは鮎釣りにならない…のを確認して、寺家公園へ行った。
目当てはクルミタケ…「あやしいきのこ」の谷口さんがアップされている様なフィールドがあるのだ。
ここのアカガシの林は富山県の天然記念物に指定されている。
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マツオウジがあちこちにでているが…1週間ほど遅かった。ここでも朴の木の下にはホソツクシタケの分生子が発生している。
裏山へ周ってお目当てのスポットへ行くと、ベニタケの仲間が出始めている。判らん!チャワンタケも水辺に出ている。(これは明日の顕微鏡講座で観察しよう)

Dscn1766夕食に 「真鯛のポアレと松大父のソテー」が出てきた。おいしい!と思ったら
「おとうさん…何だか苦いわ!」
「ホントだ、大きい奴は苦いね」
「大丈夫かしら?」
「…まあ死ぬことはないだろう。マツオウジは要注意になってるんだよ」 「………」
というわけで、伊藤家としては珍しく「お残し」してしまった。


クルミタケの記事

2007年06月21日 | きのこ

_/_/_/_/ 富山きのこクラブの皆様へ _/_/_/_/

植物園の橋屋です。
今日、ようやく北陸地方が梅雨に入りました。
雨が降ると本格的に夏のきのこが出てくるものと想像します。

さて、きのこ関係のHPを見おりましたら、三重の谷口さんが作っておられるページにクルミタケを見つけました。
クルミタケは一昨年に高岡古城公園で採集しておりますが、谷口さんのページには発生環境(周辺)の写真も載っており、新たな分布地を探す時の良い目安になるかと思います。
古城公園では本丸縁の滝の近くで見つけましたが、この季節きっと他の場所でも発生していると思います。
(特に神社の参道や落ち着いた公園の斜面が狙い目です)

谷口さんのページは検索で「あやしいきのこ」http://gajin.sakura.ne.jp/index.shtmlで見つかりますし、クルミタケの記事は「画像置場(6/16)」の中にあります。
ぜひご覧ください。

_/_/_/_/ 富山県中央植物園  橋屋 誠 _/_/_/_/


吉峰Part2

2007年06月17日 | きのこ

昨日、吉峰に行ってきた。温泉に行くついでに、樹木園をさまよって、植物園の顕微鏡観察会のネタ探しも兼ねた。
ホソツクシタケの分生子があちこちに発生していた。クロノボリリュウタケ、クロチャワンタケ、カビの生えた…?、不明種、ホコリタケの幼菌、不明種(^^;
クロチャワンタケ[Pseudoplectania nigrella]は橋屋さんが?マークを出していた。どうも「外側がビロード状の毛で覆われている」と記述されている点が腑に落ちないのかも?
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昨日は鮎の解禁日だったが、神通川の釣果は今一のようだ。顕微鏡観察会の帰りに頼成の森で開催されている花菖蒲祭りを見学してきた。
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