富山きのこクラブの皆様
今日、黒川さん宅でレイマー社製の顕微鏡用CCDカメラの試用会が催されました。種山さんがご使用の顕微鏡を持参され、システムの可否を判定しようとの企みだそうです。
試用の製品は900万画素のCCDカメラをパソコンにつないで、モニターを見ながらピントの調整と画像の取り込みを行おうといものです。
対物接眼レンズを外してカメラを差し込むアダプターが付いていますが、3眼の鏡筒に取り付けるには別売のアダプターが必要なようです。
珪藻のプレパラートを観てみましたが、満足できる出力のようです。橋屋さん・栗林さん等の評価は「使える」とのことでした。
まとめ買いをしたら安くなるかも‥との事で、菌懇会のニュースレターで編集長の種山さんが報告するとの事でした。
最近、近くも遠くも見えなくなってきた私にとってはとても便利なシステムですが、CCDからの転送容量を少なくしないと、転送時間がかかり過ぎて、モニターを見ながらリアルタイムに操作するのは難しいようです。ファイルの保存方法にも改善が必要な様です。
私のような、近眼+老眼で文字が読みにくくなってきた初心者は「買い」だと思います。
願わくば、もっとプライスダウンしてくれて、通信速度をアップして‥無線で飛ばしてくれるといいなあ~。
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追記
富山きのこクラブの皆様
ご無沙汰いたしております ^^;
中央植物園/友の会/きのこ部会のきのこ染め講習会が催されました。
午前10時から植物園の研修室でスタート、参加は10名+1名、本年度最後の行事となりました。
今年の材料は「カイメンタケ」で、橋屋さんが乗鞍と有峰で採取され、各々、凍結乾燥と温風乾燥させたものです。
②充分に煮て色が出たものを濾して(橋屋さんはパンストを使います)、一度冷ましてから染め液に使います。
③染め液に適量の水を加えて、絹布(糸)を浸し、加熱しながら攪拌します。
④今回は、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を使って濾残から色素を抽出しました。抽出液は酢酸を使って中和します。
⑤ 80℃~90℃で30分程度染色した後、加熱を止め、放冷しながら攪拌します。
⑦2~3回水洗いをします。今日は「媒染」をせずに、このままの色で染め上げました。
⑨乾燥させると絹の光沢が出てきて、微妙に色合いが変化してゆきます。
こちらは、ツキヨタケの表皮を使って染めたものです。本当は美しいピンク色に染ますのだそうですが、如何せん材料が少なすぎました。
来年は何にしましょうか?
キクラゲやロクショウグサレキンの名前が挙がっておりました。
お楽しみに!
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