富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

茨城県自然博物館から

2010年03月31日 | きのこ

山きのこクラブの皆様へ

植物園の橋屋です。
茨城県自然博物館ボランティアの真藤さんからお礼のメールが来ました。今年度自然博物館では、富山きのこクラブの記事を参考にして、添付ファイル(「Ibaragi_Kinokozome.doc」をダウンロード )のようにロクショウグサレキンによるきのこ染めを行なわれました。私たちの活動が他の府県でも参考になっているのは少し気恥ずかしいけどうれしいですね。

_/_/_/_/_/ 富山県中央植物園 橋屋 誠_/_/_/_/_/


今年度の定点観察

2010年03月27日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様

きのこ部会の定点観察(植物園内)を下記のような要領で行いますので、皆様、よろしくお願い致します。

1、日時:毎月の第一土曜日。10:00~11:30
採集会やその他の行事と重なった場合には変更します。
2、集合:植物園内の1F玄関前
3、同定:実習室(使用中の日は別途場所を選定)
4、標本:整理後、橋屋さんに引渡し、又は1Fの冷蔵庫保管

その他の要領は『前年度までの定点観察と同様』といたします。
平成22年度、第1回定点観察会は4月3日(土)です。
10時に閲覧室に集合してください。

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チャムクエタケモドキの所属

2010年03月24日 | きのこ

栗林様
黒川様
富山きのこクラブの皆様へ

植物園の橋屋です。
チャムクエタケモドキの所属するチャムクエタケ属ですが、いろいろな科に分類する場合があるようです。本郷図鑑では、チャムクエタケ属はチャヒラタケ科に入れてありますが、この中でも感じが違いますよね。
そこで本郷図鑑の最初に書かれているハラタケ目の検索表を見てみると、一番最後にチャヒラタケ科とフウセンタケ科が出ていて、文章を読むといったいどこで分類するのか、いっそう混乱する感じがします。こんな時は分子分類などの情報も入れて、どんな形態を分類に使うと一番良いのかを考えて見る必要があるのでしょう。

「きのこ雑記」の浅井さんが3月23日のページに詳しく書かれていますので、これを引用したいと思います。
(ここから)チャムクエタケ属 Tubaria は最近数10年所属する「科」が次々に変わっている(雑記2003年3月25日)。Singer著「The Agaricales in Modern Taxonomy 4th. ed.」(1986)や伊藤整哉著「日本菌類誌第2巻第5号」(1959)ではCrepidotaceae(チャヒラタケ科)とされる。保育社「原色日本新菌類図鑑」(1987)や池田良幸著「石川のきのこ図鑑」(2005)でもCrepidotaceaeにおかれる。
 一方「スイス菌類図鑑Vol.4」(1995)ではStrophariaceae(モエギタケ科)とされる。「Dictionary of the Fungi」第8版(1995)ではCrepidotaceaeとされていたが、第9版(2001)ではCortinariaceae(フウセンタケ科) となり、第10版(2008)ではInocybaceae(アセタケ科)と記述があらためられている。Index Fungorumで有名なCABI databases でもInocybaceaeに置かれている。
 さらに安比フォーレの配付資料「新分類体系リスト」ではTubariaceae(チャムクエタケ科)となっている。Tubariaceaeという「科」が提起されたのが最近で「Dictionary of the Fungi」第10版には間に合わなかったのかもしれないが、CABI databasesでは「Tubariaceae」とはなっていない。 (ここまで)

きのこの分類体系は、まだ確定したものではなく、特に分子のもたらした情報を取り込んで、今後変化する可能性があると思います。
いったん覚えてもまた変わるのでは…、と考えるのではなく、今の分類が今後どうなって行くのか?目と耳を研ぎ澄ませて、新しい情報を入れ、それが本当に正しいかを検証しつつ自分のものにしてゆける良い機会として捉えて欲しいなあと思っています。

_/_/_/_/_/  富山県中央植物園 橋屋 誠 _/_/_/_/_/


チャムクエタケ属

2010年03月23日 | きのこ

皆様へ

栗林です。3月9日に犬と散歩をしていて、造成地の空き地にTubariaが出ていました。
3月16日に採集してきました。22日に確認したのですがまた発生していました。次々と発生しているようで、意外に生きの長いきのこの様です。
昨年も観察できた同じ場所です。以前氷見市の阿尾森林公園の近くの、セイタカアワダチソウの中で見たものと同じだと思います。

Tubaria(チャムクエタケ属)は、どうしてチャヒラタケ科に属しているのでしょうか?
胞子は平滑ですしチャヒラタケ属のきのこと同じ科とは…。橋屋さん教えてください。
写真を添付します。「tubaria_furfuracea.docx」をダウンロード

_/_/_/_/_/  栗林 義弘 _/_/_/_/_/


富山きのこクラブ2009

2010年03月22日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様

先のスライド学習会の発表コンテンツで、私の手元に有った分を(無断で、pdfファイルで)配布いたします。
2009

○現状のメニューは以下の通りです。
 2009きのこ部会活動記録_伊藤♂
 2009_伊藤家の食卓_伊藤♀
 気になる古城公園と私gaドキッとしたきのこ_金子
 公園のキノコ_野澤
 もう一度見たいきのこ_黒川
 スライド学習会_栗林
 2009_きのこ部会、富山県のきのこ14_橋屋
  兼六園きのこマップ1_伊藤♂

○今回の配布のために黒川さんがリメーク版を作成されました。_kurokawa

○当日、発表された方で皆さんにコンテンツを配布可能な方は、連絡をください。
 パワーポイントの資料はバージョンを下げてお願いします。出来ればPDFファイルで頂けると有難いのですが…無理を言いません。

○この貴重な資料の配布をご希望の方は、住所・氏名・連絡先(メールか電話)をご連絡ください。

では。

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