富山きのこクラブの皆様へ
1988年に発行されそのままだった山と渓谷社版「日本のきのこ」がようや増補改訂新版として発行されました。
図版の大きさやきれいさは旧版を踏襲していますが、新しい内容が各部分に盛り込まれています。
まず第一に学名や所属が大きく変わりました。
ツキヨタケ科やホウライタケ科、アセタケ科など新しい科が出来ています。
ただ、旧版の配列をそのまま生かしたため、ページの飛びができているのが残念です。
新しい種類も載りました。ページの中で種の差換えがあり(チチタケ属では怪しいキカラハツモドキが抜かれヒロハチャチチタケが載りました。写真は 有峰のものです。)、一部写真も換わっています。さらに子のう菌類の後に「新規収録種」として旧版発行後に発表された16種が掲載されており、こ の中にはコトヒラシロテングタケやススケヤマドリタケ、ナガエノスギタケダマシなどがあります。
価格は高くなり、1冊8,400円(税込み)です(我ながら驚きます)。
ただ、著者割りでは5,880円で購入できるようですので、著者割り購入をご希望の方は、今年末までに橋屋までメールをください。新年早々に注文 しますので、お渡しは1月のスライド学習会時に代金と引き換えでお渡しします。
どうしても今年中に欲しい方は年末に大きな本屋へ行くか、アマゾン をご利用ください(この際は著者割りになりませんので、ご注意ください。)
富山県中央植物園 橋屋 誠
富山きのこクラブの皆様
いよいよ押し詰まってきましたが、如何お過ごしでしょうか?
朝から激しい雨が降っていましたが…12月度のきのこ部会の定点観察会が決行され、延べ13人の参加がありました。
園内もすっかり初冬の雰囲気で、雪囲いの準備に追われていました。
流石に少ないか?と思われましたが、24種程のきのこが採取されました。
ハツタケ[Lactarius lividatus Berk. & Curtis]
まだまだ美味しそうな個体もありました。
シモフリヌメリガサ
[Hygrophorus hypothejus (Fr.) Fr. f. hypothejus]
先月の吉峰観察会にも出てきてました、フユヤマタケの母種だそうです。大きなものは直径が5cmほどもあります。良い出汁(?)が出るので、お正月の雑煮などに使われるそうです。
皆様、今年もいろいろ有りましたが…良いお年をお迎えください。
来年の3県きのこ会交流会の日程が変わるそうです。改めて連絡いたしますので、よろしくお願いします。
来年1月21日(土)はきのこ部会/スライド学習会+新年会です。こちらもヨロシクお願いします。
では。
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