富山きのこクラブの皆様
富山県中央植物園/友の会/きのこ部会のきのこ写真講座が開かれました。
講師は長野の種山さん。ご専門はイグチの仲間で牛肝菌研究所http://w1.avis.ne.jp/~boletus/index.htmlの所長をなさっておられますが、これは世を忍ぶ仮の姿で…本業は映像クリエィター!
本日は午前中座学、午後から園内に発生しているきのこを対象に実地研修の予定。熱心な19人の会員が参加しました。
聴講者に運転免許証持参の指示が出ています。
いきなり質問。
互いに写真を見せあう…確かに免許写真は人相が悪い。
結論
内臓ストロボを使った撮影は最低の方法!
◆続いて光の基礎知識
光には硬さがある
◆写真撮影における基本的な6つの要素
1、ピントが合っていなければお話にならない
2、絞りとは目の瞳孔のようなもの
被写体深度とは
3、露光時間とシャッタースピード
4、画角とは
広角では、近くのものは大きく、遠くのものは小さく移る。(遠近感が強調される)この1枚は目から鱗…でした。望遠レンズか!
6、ホワイトバランス カメラは機械なので、光のRGBのバランスを補正しなければならない。
◆きのこ撮影では何が重要か?
◆その他
「林の中は光が緑がかっているので、PCで補正することが必要」とは納得させられました。
◆最後に各自のカメラの機能・設定を確かめて、午前の部はあっと言う間に終了しました。
富山県は晴天続きのためきのこが見られず、種山さんが長野で採取され、持参されたきのこをモデルに撮影の開始です。 きのこに竹串を刺して、地面に立たせます…
種山さんから丁寧なプロの指導を受けます。こんなことは無料で経験できない(^^
◆最後に研修室に戻って、種山さんのまとめのお話を聞き、感想文を書いて終了しました。「被写体を決めたら、先ずは周りの様子をじっくりと観察することが大事。単なる記録の写真ではなく、光環境・背景・アングルなど自分に納得の行く1枚を求めることもお薦めします。」との事でした。
種山さん、致せり尽くせりで…本当に有難うございました。とても充実した講義でした。
富山きのこクラブの皆様、メーリングリストのHPに今回の全シートをアップしましたので、折りに付けて参照してください。
では。
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