富山きのこクラブの皆様
富山県中央植物園/友の会/きのこ部会のスライド学習会と有志による新年会が行われました。
スライド学習会は9名のパネラーの報告があり、29名の会員が参加しました。
①野澤さん「昼休みのきのこ~最終章~」「立ち枯れ○○にGETせよ!」
野澤さんの報告は2部構成
②「2011年きのこ部会記録-付録;伊藤家の観察日記」
トガリアミガサタケと真鯛のポアレ
④岩森さん
「昨年、調査がうまく行かなかったことなどの話し」
⑤宮田さん
「きのこの国勢調査」NHKニュースで池田先生が「きのこ調査に半生をかけて」というタイトルで紹介されました。
「探偵ナイトスクープより「イカタケ」」
⑥金子さん「出会った時から私はイソップの世界
「富山県産ミミブサタケ属について」」
「ミミブサタケ属菌の情報をよろしくお願い致します。」とのことでした。
⑦栗林さん「気がかりなきのこ達2011」
⑧種山さん「富山県にも分布する新種のイグチと思ったら実は違った」
「ニシキイグチとは誰が命名したか?
高橋春樹氏が日本菌学会ニュースレターに日本産イグチの検索表を発表」
「正式な新産種として報告するため、長野産標本を検討した」
「結果、ニシキイグチではなく新種であると判断された」
有峰で採取され「ニシキイグチ」とされたもの
ニシキイグチと思っていたらミヤマイロガワリ
池田図鑑
アジナシアシベニイグチとニシキイグチは同じ種
これは両方とも「ミヤマイロガワリ」…結局、ニシキイグチは幻のきのこ。
⑨橋屋さん
「本郷博士のきのこ図譜+今年度見たきのこ」
◆平成24年度きのこ部会活動計画
平成24年1月21日の世話人会で審議した内容
A.きのこ観察会
来年度(平成24度)きのこ観察会日程等、案
月 日 開催場所 担当者
第47回 7月29日(日) 安居寺公園 四ツ木
第48回 9月 2日(日) 寺家公園 栗林
第49回 10月 7日(日) 有峰 伊藤
第50回 11月11日(日) 森林研究所樹木園 池田
(鍋会を同時に行なうため)
※観察会実施のための野外保険料、採集紙袋代を友の会から支出予定
B.きのこ鍋会
担当者:池田則章・武田宏
開催日:11月11日(日)
開催場所:(第50回きのこ観察会に同じ)
方 法:観察会と同時に行う
募集人数:約40名(材料の準備があるので、事前申込制にする)
募集方法:昨年度と同じ、植物園への片はがき、電話、メールによる事前申込制とする
応募資格:友の会会員(原則)
C.顕微鏡講座
担当者:栗林義弘・金子栄子
実施回数:2回
開催日:
6月3日(日)(予定)
内容:初心者向け 講師:(金子栄子)
6月10日(日)(予定)
内容:中級者向け 講師:(栗林義弘)
定 員:各回とも6名(はがき、メールによる事前申込制)
D.スライド学習会
担当者:池田則章
開催日:平成25年1月19日(土)
夕方、有志によって富山市内で新年会を兼ねた懇親会を開催(場所は24年年末頃決定予定)
E.北陸きのこ会3県交流会
本年は富山県が担当県
目 的:北陸地域3県のきのこ仲間が一堂に集うことによって、3県間で交流を行いきのこの情報交換や新しい刺激を受ける場を持つ。
担当者:栗林 義弘(交流会全体の担当者)
日 時:平成24年9月15日(土)-16日(日)
場 所:富山県砺波市 頼成の森ほか
宿 泊:コスモス荘(砺波市夢の平)
講演会:名部みち代(菌類懇話会会員)「西日本でみられるきのこ?」
F.きのこ染講習会(実施は未確定)
担当者:伊藤恵子・橋屋 誠
内 容:きのこを染料にした布の染色を行う。
染料のきのこ等はまだ未定
開催日時:
(予定)平成25年2月23日(日) 午前10時~午後3時
定 員:8名(事前申込順)
場 所:植物園実習室
参加費:実費徴収
G.講演会「きのこの香り」(4年前より継続活動)
担当者:橋屋 誠
講 師:柴田 靖(日本菌学会会員、菌類懇話会会員)
内 容:きのこの香りについて
開催日:6月23日(土)
場 所:中央植物園 研修室
定 員:友の会会員約40名(当日受付け)
※これに関係づけて、部会の有志で夕食会、24日(日)は県内(場所は未定)で観察会を計画しています(どちらも部会行事にはせず、有志の集まりとします)。
H.富山県きのこフロラ調査(継続)
担当者:橋屋 誠、栗林義弘
※平成23年度末までに仮のリストを作成し、これを参考にして平成24年度はリストの穴を埋めたり修正したりする活動を行なう。
平成25年度内に「富山県高等菌類標本リスト」を完成させる予定(至上命令)
I.富山県きのこ方言調査(継続?)
担当者:武田 宏・橋屋 誠
J.きのこの定点観察(昨年有志で実施したもの)⇒新年度も実施するか不明
担当者:黒川悦子・栗林義弘
場 所:富山市呉羽山周辺(コースは後日に決定する)
内 容:部会員の有志によって一定の場所で発生するきのこを採集し、調査する。
原則採れたきのこは標本にする。結果はいつれかで発表する予定。
K.きのこ部会世話人会
日 時:平成25年1月日(土)
場 所:中央植物園実習室
世話人:栗林(部会代表)、池田、武田、伊藤、橋屋
◆きのこ関係の行事紹介
日本菌学会大会
日 時:平成24年5月26日(土)~27日(日)
26日(土)シンポジウム、一般講演、懇親会
27日(日)一般講演
場 所:岐阜大学農学部(岐阜市)
内 容:菌類関係の年に1回の大会、一般講演はポスター形式とプロジェクター形式で行われる。
日本菌学会フォーレ
日 時:平成23年9月29日(土)~10月1日(月)
場 所:新潟県越後湯沢
内 容:新潟県越後湯沢付近で行なわれる(予定)。
会場は富山県からも近いため部会からも参加者が出るものと思われる。この時期は秋のきのこシーズンのため、多くのきのこに出会えるものと思われる。
実行委員長はフウセンタケ属の分類に秀でた宮内信之助先生。
今年もよろしく、お願い致します。
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