富山きのこクラブ

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シャグマアミガサタケを見てきました

2007年04月03日 | きのこ

皆様へ
今日(4月3日)能登へ シャグマアミガサタケ(Gyromitra esculenta)アミガサタケ属を見に行ってきました。モミ林の下草があまり無い比較的明るい林内にたくさん発生していました。

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猛毒菌として知られるきのこですが、ギロミトリン等は揮発性で正しく処理をすると毒成分が無くなり、優秀な食菌としてヨーロッパでは良く食用にされ、缶詰などにして販売されているようです。しかし、毒抜き中の水蒸気で中毒する様ですから、失敗するとドクツルタケと同様、死に至る恐ろしい菌です。
似た種類にオオシャグマタケ(Discina gigas.)があります。これはシトネタケ属でカラマツ林に発生する様ですので、富山県でも見つけることが出来るかもしれません。
DSCN4112-aはモミサルノコシカケ(Phellinus hartigii)
_/_/_/_/_/ 栗林さんからの通信 おしまい_/_/_/_/_/_/

_/_/_/_/_/コメントfrom イグチさん_/_/_/_/_/
盤菌屋、のイグチです。
関東では、房総半島や高尾山・陣場山でよく見かけますが、いずれもモミの林内でした。
ただ、八ヶ岳高原では、胸高直径80センチほどの老齢のアカマツ林で採集したことがありますので、針葉樹の種類よりも、樹齢のほうが肝心なのかもしれません。
_/_/_/_/_/ おしまい _/_/_/_/_/

「老齢のアカマツ林か…」
「県内だと御鷹山とか大観峰とか寺家公園とかかなぁ~」
「この間、立山寺へ行ったのも、樅の並木が有るからなんだよね」
「週末はどうするの?」
「アミガサタケを収穫してから、七尾までシャグマを見に行って、花見でもするかァ…!」
「盤菌屋さんって板金と間違えるネ、年金もそうだけど…」
「イグチさんこれからもアドバイスくださいネ m(_ _)m」


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1 コメント

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 盤菌屋、のイグチです。 (イグチ)
2007-04-03 01:12:47
 盤菌屋、のイグチです。


 関東では、房総半島や高尾山・陣場山でよく見かけますが、いずれもモミの林内でした。

 ただ、八ヶ岳高原では、胸高直径80センチほどの老齢のアカマツ林で採集したことがありますので、針葉樹の種類よりも、樹齢のほうが肝心なのかもしれません。
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