昨日、東京出張の際にタカラバイオの「大黒シメジ」を買ってきた。
「松茸は買えるけど、ホンシメジは売ってないんだよね」と自慢していたが…そうはいかなくなった。味を確かめておかなければなるまい。形は本当においしそうな形をしているが、不気味に揃い過ぎている気もする。
今日は井波で観察会が有った。
日本冬虫夏草の会の床尾さんが様々な液浸標本を見せてくれたが…デジカメが雨に濡れてしまい、作動不良になってしまい、全く撮影できなかった。
「標本は35度のアルコール漬けにします…普通はホルマリンですが転用ができないですから」
「つまり、余りで一杯という訳ですね?」
「そうです!交換したアルコールも頂いちゃいます…冬虫夏草酒ですネ」
「ゴキブリから生える奴もですか…?」
「焼きハツタケの酒浸しも美味しいですよ!富山県の人はアミタケは採るけどハツタケは採らないみたいで、沢山残ってますネ」
「鯛や岩魚の骨酒のきのこバージョンですか…試してみなくては」
妻の強い要望で、観察会の帰りに古洞の森に寄った。昨年足しげく通ったのに出会えなかったアカヤマドリの様子見である。
いつもの東屋前に流れた大きな奴と、食手をそそる様な幼菌が出ていた。
歓喜する妻…やっぱりこれがきのこの楽しみだよネ。
夜、親戚の床屋と一杯やった。予定では大沢野に寄って鮎を仕入れてくる筈だったが、アカヤマドリに変わってしまった。アカヤマドリといえば、やっぱりパスタだネ。大黒シメジを付け焼きにして頂いたが…味がよく判らない。
この勝負、アカヤマドリの勝ち!大黒シメジは顕鏡用にサンプルを残しておりつもりだったのに…残し忘れてしまった。
でも1050円も出して…2度と買う気は起きないなァ。