富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

タマチョレイタケ の菌核

2007年05月19日 | きのこ

橋屋様
富山きのこクラブの皆様

橋屋さんから言われたタマチョレイタケの根っ子を掘ってきました。まさしく菌核はアスファルトの塊の感じで長さ11cm、幅8cmほどでした。菌核からは木の根がいくつも出ており知識がなければ普通の根っ子です。
チョットと気になったのが獲った跡に”もぐらの穴”と思われるものがあり関係があるのでしょうか?
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_/_/_/_/_/ 四ッ木 _/_/_/_/_/


タマチョレイタケが出ていました

2007年05月13日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様

今日は薬勝寺池でタマチョレイタケとヒトヨタケが出ていました。久々のきのこらしい姿を見ましたが名前が解らず、図鑑を見ましたが、これを開くのもまた久々で早くきのこシーズンが来て欲しいものです。

薬勝寺池は暇さえあれば、ウオーキングしていますがやはりキノコがないと、ただひたすら歩くだけでは、寂しいものがあります。

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_/_/_/_/_/ 四ツ木 _/_/_/_/_/

四ツ木さん
富山きのこクラブの皆さんへ

四ツ木さんの写真を見せていただきますと、タマチョレイタケは土から出ているようですね。(タマチョレイタケの発生には枯れ木から発生する場合(菌核なし)と土から発生する場合(菌核あり)の2とおりあります。)
こんな場合、土に埋もれた木材から発生している場合もありますが、ブロック(アスファルト道路の一部のように土と石が混ざった塊状)のような菌核がくっついていることがあります(タマチョレイタケの「タマ」はこの菌核のことです)。
橋屋は過去に常楽寺の裏山で菌核から発生したタマチョレイタケを採ったことがあります(この時の菌核は長さ30cm、太さ15cmくらいでした)。
ぜひ下を掘ってみてくださいね。

_/_/_/_/_/ 富山県中央植物園 橋屋 誠 _/_/_/_/_/


石川のアネモネタマチャワンタケ?

2007年05月05日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様へ

植物園の橋屋です。
昨日、天気が良かったので妻に乗せてもらい、以前から行きたかった石川県白峰村(現在は白山市)に行って来ました。
白峰村の福井県との県境近くには、村が許可を受けて、白山で採集した高山植物の種子繁殖をしている施設があり、これがどんな様子になっているか以前から見学したく思っていました。

施設は簡易保険の補助などで作られており、ドーム型の温室(冬の雪を防ぐもの)と屋外の圃場、植込みをされたロックガーデンの3つからなりますが、近くの方が委託を受けて潅水されている程度で、観光として見るような施設にはなっていません。当日もだれもおらず、またロックガーデンにはセイヨウタンポポの花が見られるなど管理も充分にされてはいませんでした。ただ、環境は良く600mを超える高原で日陰には残雪も見られ、紫外線は多いものの夏でも涼しいだろうと思われました。こちらの植物園の高山植物室とは簡単に比較できません。

帰りに白峰村にある手取湖の東側を通る林道を通って来ました。国道は湖の西側を通っており、東側の道は山菜取りの車が通るくらいです。ここはまだ桜が咲いておりました。
湖の岸で休憩した際、谷近くの斜面にあるニリンソウの根元でアネモネタマチャワンタケと思われるきのこを採集しました。きのこの下部には径2~4mmの黒い菌核があり、そこから柄を伸ばして上に小さなチャワンができていました。
ただ、富山で見たアネモネタマチャワンタケ(と思っているもの)に比べて、チャワンの径が小さいこと、柄がよりもろいこと、柄が短いこと、チャワンや柄の色がより淡く濃い目の肌色に近いことなど、目視的な違いが感じられました。
このため、白峰からの帰りに採れた標本は金沢の池田先生の所へお渡ししてきました。
(このきのこはアネモネタマチャワンタケとしたら石川県初記録ですし、また春にアネモネ属の株下に発生する菌核生チャワンタケは未記録だと思います。)

富山にもきっと今の季節、少し湿った場所に生えるニリンソウなどの下に、この小さなチャワンタケが発生しているものと想像します。
ぜひ山菜採りなどで山に入られましたら、ニリンソウなどの株の近くをかき分けて探してみてください。

富山県中央植物園        橋屋 誠


金沢21世紀美術館

2007年05月04日 | 日記・エッセイ・コラム

5月4日 良い天気
念願の金沢21世紀美術館に行ってきた。
「我が文明/グレイソン・ペリー展」が催されていたが、お目当ては建物自体。
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21世紀美術館は都市型の美術館としてのコンセプトが明快に打ち出されており、その円形の建物は「オープン」である。垣根が無いから道行く市民が気楽に建物に入って覗けるようになっている。周りの芝生ではコンサートやフリーマーケットが行われている。
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二人のお気に入りは「Swimming Pool 」Leandro Erlich(2004)だ。
プールをガラスで上下に仕切り、上に水を張って、下の空間には人が入ることが出来るようになっている。中からは、水膜を通して外界を観察できる、逆に、水膜を通った光は様々な模様を中に投影する仕組みだ。
Dscn1596もうひとつのお気に入りは「Blue Planet Sky」James Turrell(2004)。
天井を四角く切ってある部屋で、周りがベンチになっている。観客はベンチに腰掛けて、天窓(…というには余りにも大きいか?…天井の開口部か?)から空を見上げるのである。
天気が良かったせいも有るが…とても気持ちが良い…風も感じるし…。子供連れや恋人達がゆったりとくつろいでいる、豊かな空間に仕上がっている。

Dscn1590「我が文明/グレイソン・ペリー展」は最低最悪。
「芸術」に名を借りた性倒錯者の慰み物だ。どうして、猥褻物陳列罪で訴えられないのか?思わず目を背けてしまう映像も展示されている。
お子様連れでゆくならば、「芸術とはこんなものではない」と教えることが出来る、良い反面教材だ。

Dscn1598野菜や果物の皮をつかった「ピールアート」はチョットマニアックだ。(説明のおばさんがそういう感じ…?)。玉ネギとか…ドライになっているのでチョット見には何の皮か判らないものもある。
帰りに近江町市場を冷やかして…満足の一日だった。